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株式会社HAKKI AFRICA

アフリカのライドシェア向けファイナンス「HAKKI AFRICA」シリーズBの1stクローズで総額15.8億円を資金調達

(PR TIMES) 2023年10月10日(火)14時15分配信 PR TIMES

HAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)が日系企業で史上初となるアフリカ市場への貸付原資を日本の商業銀行から調達を実施

アフリカ・ケニアでタクシードライバー向け中古車マイクロファイナンスを展開する株式会社HAKKI AFRICA(代表取締役:小林 嶺司、本社:港区)は事業の成長に伴う運転資金や採用・他国展開の資金として、SBIホールディングス(代表取締役会長兼社長:北尾 吉孝、本社:港区)をリード投資家としてシリーズBの1stクローズにおける15.8億円の資金調達(銀行融資含む)を実施しました。
■今回の資金調達について:
以下のVC・CVC等を引受先とするSBIグループをリードインベスターとする第三者割当増資と融資、新株予約権付き社債、J-KISS型新株予約権、匿名組合出資等を合わせて、合計15.8億円の資金調達を実施しました。このうち、10.0億円は商業銀行・ノンバンクからの融資で、日系スタートアップでは有史以来初となる、日本の商業銀行からアフリカでの第三者への貸付を目的とする融資を受けることになりました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56749/19/56749-19-ad3e6b87171df81e7ff0861367f7db14-2400x1376.jpg ]

第三者割当増資シリーズBの1stクローズ参加投資家は下記の通り

・SBIインベストメント(SBIグループ)
・株式会社QRインベストメント(北國フィナンシャルホールディングス)
・DEEPCORE(ディープコア)
・HAKOBUNE(ハコブネ)

融資での参加銀行・ノンバンク・その他金融機関並びに匿名組合組成事業者は下記の通り(順不同)

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56749/19/56749-19-f7acdfa14d6f6b9ee15d37ab206d0024-2400x876.jpg ]

■商業銀行融資:
・メガバンク
・北國銀行(北國フィナンシャルホールディングス)

■ノンバンク・デット:
・SBIグループ
・ファルス株式会社
・大和ブルーフィナンシャル株式会社(大和証券グループ)

■匿名組合出資:
ミュージックセキュリティーズ株式会社(匿名組合組成:特定非営利活動法人Living in Peace)

■HAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)の事業概要:
日本でも議論が始まったモバイルアプリを利用したタクシー事業は、通勤電車のないケニアの首都ナイロビでは、中間層の移動を支える主要な移動手段です。ライドシェアアプリは多くの雇用を生み出し、ケニアの経済に完全に溶け込んだ一方で、銀行など現地金融機関は旧態依然として与信基準を高く設定したままです。
ケニアに限らず、アフリカ諸国では未だに多くの個人タクシードライバーが銀行融資の与信基準に値する書類を準備できず、レンタカーを利用して働くことが一般的になっています。
当社は個人タクシードライバーの実態に合わせた独自のアルゴリズムを用いたクレジットスコアリングシステムを構築し、機械的に与信審査を行いリスクを限りなく抑えてファイナンスを行っています。個人タクシードライバーは、レンタカーの時と同じキャッシュフローで返済することで、3年半後に車両を所有できる資産形成プログラムを提供しています。

また、Safaricom社のAPIを活用しモバイルマネー経由の自動返済記帳システムを開発。人的ミスや内部不正を防止する事に成功し、大規模採用の必要もないため、地域最安金利でのファイナンス提供が可能になりました。

またケニアの競合他社が多額の資金調達ができない中、当社は複数の日本の金融事業者・メガバンク・地方銀行との提携を深め、低金利かつ多額の調達資金調達が可能になり、より低金利、より大規模な貸付が可能となりました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56749/19/56749-19-682f234da7500ee850b8fef25c66bf0c-1500x990.jpg ]


■HAKKI AFRICAが目指すのは「誠実な努力が報われる社会」
不正や汚職が蔓延り、どれだけ努力したかよりも誰とコネクションを持っているか、どれだけの現金や資産を今持っているかが物を言う社会構造の中で、テックを最大限に活用したクレジットスコアリングを通じて、HAKKI AFRICAは「誠実に信用を築くことこそが、豊かな人生への近道だ。」という世論の源流をつくります。今まで努力するだけ無駄だった社会で、新興国における「信用」の全く新たな歴史を作り出し、人々の機会アクセスの最大化を実現します。

■マイクロファイナンスについて
マイクロファイナンスとは、バングラデシュのグラミン銀行に代表される貧困層や低所得者を対象にした小規模金融サービスの総称です。
当社ではファイナンス額の過多に限らず、今までに使われていなかったデータ等を与信判断に利用して伝統的な銀行が貸せない層に融資する機関の事を総称してマイクロファイナンスと定義し呼称しています。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56749/19/56749-19-404db8d18ce2eadbe478c9927608f1f7-500x500.jpg ]

■投資家からのコメント:SBI Investment
山田昌平 投資部 次長 、芦澤幸四郎 投資部 アシスタントマネジャー
アフリカにはまだ多くの課題が存在します。それが故に世界で最も大きな可能性を秘めた市場です。
Hakki Africaは金融アクセスの公平性を実現し、ケニアにとどまらずアフリカの金融アクセスとイノベーションを推進し、アフリカの経済発展と社会的発展を加速させる重要な役割を担っています。アフリカの更なる発展に資するべく、Hakki Africaの事業を出来る限り支援させて頂きます。


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/56749/19/56749-19-fcbee4b6bed8d406a93035081f34a400-500x500.jpg ]

■投資家からのコメント:QRインベストメント社長 浜野文雄 様

今後、アフリカの経済成長が見込まれる中にあっても、sub-Saharanアフリカ諸国には、未だその健全な発展のために解決すべき社会課題は山積しています。我々は、株式会社HAKKI AFRICAがケニアにおける課題解決のために邁進している姿勢に共感し、その一端を担いたく投資を決めました。アフリカ各国の貧困率や格差の改善、安全安心な暮らしの実現、環境保全といったSDGsの目線をもった同社とともに、ケニアの健全な発展に貢献できることを嬉しく思っております。


■当社について
株式会社HAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)
住所:東京都港区芝浦1-13-10 第3東運ビル8F
設立:2019年3月
創業者:小林嶺司/時田浩司
事業内容:信用スコアリング技術の構築・マイクロファイナンス等小規模金融機関への与信システム提供
在ケニア子会社を通じた、中古車担保のファイナンス事業
URL:https://hakki-africa.com/



プレスリリース提供:PR TIMES

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