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Craif、国立大学法人九州大学と共同研究を開始 大腸がんを対象に、早期発見のモニタリングシステムの構築とがん免疫療法の耐性機構解明を目指す

(PR TIMES) 2021年09月08日(水)16時15分配信 PR TIMES

Craif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀬 隆一、以下Craif)は、国立大学法人九州大学(所在地:福岡県福岡市、総長:石橋 達朗)と共同研究契約を締結しました。本契約の締結により、九州大学病院別府病院(外科教授 三森 功士)、及び九州大学病院(消化管外科 診療准教授 沖 英次)と大腸がんの早期発見、及びがん免疫療法の耐性機構解明に向けた共同研究を開始します。
■研究概要
 本研究は、大腸がんを対象として、ハイリスク症例の選別や早期発見における包括的miRNA profileを用いたモニタリングシステムの構築と、消化器がんにおける免疫チェックポイント阻害薬(ICI)抵抗性機構の解明を目指します。

■Craifについて
 Craifは、2018年5月創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。日本が誇る素材力を用いて尿からエクソソームを網羅的に捕捉し、AI(人工知能)を組みあわせて医療に応用することで、現在のがん診療が抱えるさまざまな課題解決に取り組んでいます。当社が開発した酸化亜鉛ナノワイヤデバイスを用いることで、従来法より簡便に、かつ効率的にエクソソーム・細胞外小胞を網羅的に捕捉することができます。エクソソームは細胞間情報伝達の媒体であるため、中に含まれる核酸やタンパク質などの様々な”メッセージ物質”について解析することで、細胞間コミュニケーションと深い関わりがあるがんをはじめとした多くの疾患について理解を深めることができます。本技術を応用することで、わずか一滴の尿から高精度でがんを早期発見する検査や、一人ひとりに最適な治療の選択が可能となる検査の開発に取り組んでいます。
[画像: https://prtimes.jp/i/41883/19/resize/d41883-19-3477ca5df15f25cd21fa-0.png ]

 当社は、本技術を次世代のバイオマーカー解析サービスとして提供し、医療・ヘルスケア領域を中心にあらゆる企業・アカデミアとの協業を通じて、当社のビジョンである“人々が天寿を全うする社会の実現”を推進いたします。詳細については、https://craif.com/をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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