プレスリリース
排出量可視化WEBアプリを通じて、千葉県の所有施設におけるイベント開催時のCO2排出量を見える化する環境を整備し、排出量算出の負担軽減や、カーボンニュートラルに向けた個人や企業の行動変容を促す
株式会社テックシンカー(本社:東京都品川区、CEO:洪 偉豪)は、千葉県の所有施設にて、「イベント開催時のCO2排出量見える化社会実装プロジェクト」を2023年10月から12月末まで実施いたします。本プロジェクトでは、千葉県の所有施設に特化した可視化アプリを構築し、一次データを基に整備した排出原単位を活用することで、イベント開催時の排出量をWEB上で簡単かつ高精度に算出する環境を提供します。
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■プロジェクト概要
対象施設のエネルギー利用実績により、排出原単位を整備する
本プロジェクトでは、イベント開催時の排出量算出の精度を最大化するため、対象施設の一次データを基に排出原単位を整備します。そのため、施設のエネルギー利用量(実績値)から、会場ごとに排出原単位を算出し、利用者が実際の利用状況に応じてCO2排出量を算出できる仕組みを構築します。
網羅的な排出活動範囲の設定
本プロジェクトでは、排出活動の範囲をなるべく広く設定することで、網羅的なCO2排出量の算定を行います。具体的には、イベント開催時の「会場の利用」、「参加者の移動」、「印刷物」、「配布物」、「機材レンタル」、「設営や配送、スタッフ派遣サービス」、「廃棄物処理」などの活動量を入力することで、開催時のCO2排出量を算定します。
WEBアプリで簡単にシステムの利用が可能
本WEBアプリは、WEBベースで構築しております。そのため、利用者はインターネットに接続できる環境であれば、どこでも利用可能です。OSやデバイスに依存せずに使用できるため、利用者は手軽にアクセスできます。また、直感的なインターフェースと使いやすさに重点を置き、利用者がスムーズに操作できるよう構築することで、ユーザビリティの高さは、利用者満足度や生産性向上に寄与します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98041/18/98041-18-1c05a93e3e49e8043815d5d793c3b7f8-1920x1080.png ]
■ 今後の展望
本プロジェクトの実施後、テックシンカーは、WEBアプリを改良して信頼性の高いCO2排出量を算定・可視化することに加え、カーボンオフセットの事業領域と組み合わせた新規事業の創出を目指します。
■千葉県実証実験ワンストップ窓口について
本プロジェクトは、千葉県実証実験ワンストップ窓口から実証場所の紹介を受け実施します。
千葉県実証実験ワンストップ窓口では、企業や大学等が、地域課題の解決や革新的なアイデアや先端技術などの成長が見込まれるフィールドを対象として行う実証実験や社会実装を支援するため、当該企業や市町村等と総合的な調整を行っております。
▼ホームページ:https://www.pref.chiba.lg.jp/keisei/jisshoujikkenn.html
■株式会社テックシンカーについて
株式会社テックシンカーは、排出量の可視化によって脱炭素社会の推進や気候変動に対する問題意識の拡大を目指しています。また、カーボンオフセットの活用により、温室効果ガスの排出がコストであることに着目し、削減努力と環境ビジネスの促進を通じて、脱炭素社会の実現に貢献します。更に、こうした事業化が困難な社会課題の解決に向け、解決策が市場で価値として評価されるための仕組みづくりを行い、ルールメーカーを目指します。
▼ホームページ:https://www.offemission.com
▼会議・イベント可視化:https://www.offemission-events.com/
※本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES