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Gaia Visionが洪水予報ソリューション「Water Vision」β版をリリース、トライアルユーザの募集を開始

(PR TIMES) 2024年10月02日(水)21時40分配信 PR TIMES


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/86949/18/86949-18-e072854579f999bfe1335ed10fb872fc-3044x1936.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
洪水予報ソリューション「Water Vision」の画面イメージ ※JAXA/東京大学による「Today’s Earth」を活用/β版では事前の備えや活用可能性の検証を目的に利用可能

気候変動リスク分析プラットフォームや洪水予測技術を開発する株式会社Gaia Vision(代表取締役:北祐樹)は、リアルタイム洪水予報ソリューション「Wate Vision」のβ版をリリースしました。水害に備えるための事前の訓練や活用可能性の検証を行うトライアルユーザを募集いたします。

■Water Visionの概要: 約1.5日先までの洪水範囲・浸水深のリアルタイム予報を行うソリューション
背景:きめ細かな予測情報へのニーズ
気候変動に伴う災害激甚化により、洪水被害の抑制/気候変動適応への必要性が高まっています。自治体においては、平時における事前の備え(避難訓練/啓蒙活動や避難計画検討)や切迫時の対応(避難指示判断、避難誘導)の高度化が求められています。また、保険会社における保険料支払額の抑制や被災時の対応の迅速化、その他様々な業種(建設/インフラ/製造/小売など)における従業員の安全確保と事業継続などのため、災害の事前予測が重要です。

現状すでに気象庁から大雨洪水警報の発令や洪水キキクルなどのサービス提供が行われています。しかし、自治体における適切な避難誘導などのために、河川ごとの危険度だけでなく、洪水範囲/浸水深の予測情報を提供してほしい・リードタイムを長くしてほしい、といったよりきめ細かな情報へのニーズがありました。

実際に、従前は水防法/気象業務法にて民間事業者による洪水予報は禁止されていましたが、2023年の法改正により民間事業者への許認可の制度が設けられ、民間事業者にこうしたニーズへの対応の期待がなされています。

参考:https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo02_hh_000032.html (国交省報道発表)

ソリューション:「Today’s Earth」をもとにした高解像度シミュレーションのWebアプリ実装
Gaia Visionはこうしたニーズに応えるため、東京大学で開発されたグローバル河川氾濫モデル「CaMa-Flood」を活用し、洪水範囲/浸水深の高解像度予測やアラート機能などを含むWebアプリケーションを開発しました。本ソリューションは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京大学が開発している「Today’s Earth」のシミュレーションと連携して開発されています。Gaia Visionにて、社会実装に向けた高解像度化やWebアプリへの機能実装などを行っています。

強みと機能:洪水範囲/浸水深の高解像度予測、全国対応など
- 河川水位だけでなく、洪水範囲/浸水深まで予測可能- 1.5日先まで高解像度の予報が可能(約90 mメッシュ)- 任意のエリア・閾値でアラート設定可能(メール通知機能)- 個別のモデル構築なく、日本全国どこでも利用可能- 過去の洪水の予測結果を確認可能
(一部機能につき特許出願済)
■Water Vision β版の活用方法とトライアルユーザの募集
現時点(2024/9/30時点)においては、Gaia Visionは洪水予報業務許可の申請中であることなどから、実際に水害が切迫した際の本番運用ではなく、過去や仮想的な予測シミュレーション結果を活用した、平時の備えや活用可能性の検証を目的に利用することができます。

● 平時の備え
  - 過去の再現予測や、将来発生しうる洪水シミュレーション結果を活用した、対応訓練/啓蒙活動、避難計画検討などへの活用
● 切迫時の活用に向けた精度検証/活用可能性の検証
● 切迫時の避難誘導への活用については、今後予報業務許可取得後可能に

今回のWater Vision β版の公開に伴い、トライアルユーザを募集いたします。現在、自治体様/民間企業様と事前防災シミュレーションや精度検証などの取り組みを実施/予定しています。より幅広いユーザ様との取り組みを通して、正式版リリースに向けてアップデートを行います。

■Water Vision無償デモ版へのアクセス
Water Visionでできることのイメージを掴むため、無償でデモ版へのアクセスが可能です。無償版では、現在より前の時刻のデータのみ閲覧することができます。有償版では最新の予測データの閲覧やアラートの設定などの機能が利用できます。

無償版は以下URLの「アカウントを作成」からメールアドレス等を登録することで、簡単に利用できます。

https://water-vision.gaia-vision.co.jp/

ご不明点やご相談事項などがございましたら、問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。

問合せフォーム:https://www.gaia-vision.co.jp/contact/


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本プロダクトは、JAXA/東京大学の「Today’s Earth」を活用し開発されました。また、本プロダクトの各コンポートについて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)未踏アドバンスト事業の支援、並びにPwC財団の助成のもと、開発しました。この場を借りて御礼申し上げます。


<会社概要>
代表取締役:北祐樹
所在地  :東京都渋谷区
設立   :2021年9月
HP    :https://www.gaia-vision.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

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