プレスリリース
〜既設の防災行政無線設備を活用し、様々なメディアに迅速・確実に防災情報を配信〜
株式会社サイバーリンクス(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役社長:村上 恒夫)は、自治体向け防災情報マルチメディア配信サービス『Open Link for まちあっぷ!(R)(以下、「まちあっぷ!」)』の提供を2022年1月より開始いたしました。
『まちあっぷ!』を利用することで、これまで防災行政無線放送のみで発信されていた防災情報を、住民はどこにいてもスマートフォン等から正確な防災情報を取得することができ、迅速で確実な防災情報の伝達に貢献いたします。
1.背景・概要
大規模な地震や台風・豪雨などの自然災害リスクが高まる中、迅速で的確な防災情報の伝達は、ますます重要性が増してきています。しかしながら、自治体から住民へ発信される注意喚起や避難所開設などの防災情報は、防災行政無線放送による「音声」のみで発信されていることが多く、高齢者を中心に「聞き取りづらい」「聞き逃した」などの問い合わせ等が発生し、迅速な避難行動が行えないなどの課題があります。また、防災行政無線放送は、放送が届くエリアのみでしか聞くことができないため、仕事等で放送エリアから離れている際には、詳細な災害状況がわからない、家族の置かれている状況が把握できないなどの課題もあります。
防災情報マルチメディア配信サービス『まちあっぷ!』では、既設の防災行政無線設備から複数のメディアに音声情報を配信し、住民はスマートフォン等から防災放送をどこからでも、繰り返し確認することができます。
2.『Open Link for まちあっぷ!(R)』とは
『まちあっぷ!』は、全国瞬時警報システム(J-ALERT)、防災無線放送などの防災情報(音声/文字情報)を、メールやLINE、各種SNSなどの様々なメディアを通じて一括配信する情報配信プラットフォームです。
[画像: https://prtimes.jp/i/76099/18/resize/d76099-18-9483f082345d1f6ecf30-0.png ]
自治体から防災行政無線で放送された音声を自動録音し、放送直後に音声データとして『まちあっぷ!』サーバーに格納、その音声データにアクセスできるURLが住民に配信されます。これにより、住民はどこからでも正確な防災情報を確実に取得することができ、また鮮明な防災情報(音声データ)を好みのスピードで繰り返し再生することができます。自治体においては、住民からの放送内容に関する問い合わせの減少にもつながります。
また、各自治体の既設の防災行政無線設備を活用することができ、かつクラウドサービスのため、低価格で各種メディアへの連携を柔軟に行うことができます。
<防災情報マルチメディア配信サービス『Open Link for まちあっぷ!(R)』サービス紹介ページ>
https://pp.cyber-l.co.jp/disaster-prevention/machiup/
『Open Link for まちあっぷ!(R)』 特長
1.防災情報を複数メディアへ自動配信・一括配信
2.既存の防災行政無線設備を活用
3.導入時の自治体職員の負担ゼロ(防災行政無線放送と自動連携)
4.アナログ防災行政無線設備も利用可能(特許技術)
3.今後の展開について
今後、配信メディアを拡充していくとともに、『まちあっぷ!』を通じて、自治体と地域住民の皆さまとのより親密な情報共有、情報連携を実現する総合防災プラットフォームサービスを展開してまいります。
【会社概要】
会社名:株式会社サイバーリンクス
代表者:代表取締役社長 村上 恒夫
所在地:和歌山県和歌山市紀三井寺849番地の3
設立年月:1964年5月
証券コード:3683(東証1部)
主要事業:
【流通クラウド事業】食品小売業向け基幹業務クラウドサービス、卸売業向けEDIサービス等
【官公庁クラウド事業】自治体向け行政情報システム等の導入、運用・保守サービス等
【トラスト事業】「マイナンバーカード」を活用したトラストサービスの展開
【モバイルネットワーク事業】ドコモショップ運営(株式会社NTTドコモの二次代理店)
URL:https://www.cyber-l.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES