プレスリリース
ドライバ1台で30通りのトルク設定が可能
ユニバーサルロボット(日本支社代表 山根 剛、東京都港区、以下「UR」)は、日東工器株式会社( 代表取締役社長: 小形 明誠、本社:東京都大田区、以下「日東工器」)が開発・製造する電動ドライバ「デルボ」DLV45Cを、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。
「デルボ」DLV45Cは、1台で30通りのトルク設定ができる電動ドライバです。従来は手動で行われていたトルク設定を、URロボットに搭載することで半自動化できます。URロボット用のソフトウェアURCapを用いてプログラミングできるため、ロボットに不慣れなユーザーであっても、速度やねじ締めモードなど必要な項目を容易に設定することができます。
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UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。ユニバーサルロボットによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2021年3月時点で世界400以上のデベロッパが製品を開発中で、すでに320以上の製品がUR+製品として認証されています。
ユニバーサルロボット 日本支社代表 山根 剛は次のように述べています。
「協働ロボットのパイオニアとして、ユニバーサルロボットは常に、より多くのユーザーが、より容易に自動化を実現する手助けしたいと考えており、UR+プログラムはこれを具現化したものです。機械工具を販売する日東工器は以前から産業用ロボット専用の『手持ち』機械工具による自動化提案をしていますが、今回、日東工器の電動ドライバがUR+製品に加わることで、これまで手作業だったねじ締め工程の自動化が可能になり、ユーザーの作業環境の改善や品質向上に繋がることが大いに期待されます」
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