プレスリリース
『Visual Bank』は資金調達と同時に株式会社アマナイメージズを100%子会社化
Headlineの一員としてアジアを中心にグローバルな投資活動を行うHeadline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)は、「文化価値」と「経済価値」を接続する事業を生み出すVisual Bank株式会社(東京都世田谷区、代表取締役:沼澤裕太)への出資を実行いたしました。
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Visual Bank株式会社について
Visual Bank株式会社は、「日本の創造物の価値を最大化・最適化される社会を創る」を経営理念に掲げ創業しました。総額21億円の資金調達と同時に、1984年の創業以来一貫して高品質な写真・イラスト・動画素材などを販売してきた株式会社アマナイメージズの全株式を取得し、100%子会社化しました。
世界に解き放たれてゆく創造性を“黒子”として支えるサービスを輩出することで、「文化価値」と「経済価値」を接続する事業を生み出して参ります。
アマナイメージズ買収の背景と今後の取り組み
アマナイメージズは、フォトグラファーやイラストレーターをはじめとする著作権者などの「創り手」から、創造物を預かり、守りながら、良質な素材を求める「使い手」と引き合わせるストックフォト事業を38年間にわたり育んできた会社です。映像領域において、「文化価値」と「経済価値」を接続する事業を生み出してきた先駆者と言えます。
同社ビジネスモデルの特徴は、「著作権者などの許諾する条件範囲(価格・用途・期間等)のもと、高品質な著作物の自由な取引」を実現した仕組みにあります。
今後は、この仕組みを活用・発展させ、取引時に発生する煩雑な権利関係の整理、及び創造物のアーカイブ化、そしてその先の資産化に寄与できるサービスを輩出していきます。
担当者コメント
Visual Bank株式会社 代表取締役 沼澤裕太氏のコメント
この度、Headline Asia様にご出資いただき大変心強く思います。
私は、フォトグラファーの祖父、画家の祖母、音響家の父のもと、一芸に秀でた「創り手」との接点を多く持ちながら育ちました。その過程で、数々の非効率により本質的な価値創造に十分な時間を割けずに苦労している「創り手」の姿を目の当たりにし、強い課題意識を持っております。
今回の資金調達と同時に買収した当社事業の基盤となるアマナイメージズは、フォトグラファーやイラストレーターをはじめとする著作権者などの「創り手」から、創造物を預かり、守りながら、良質な素材を求める「使い手」と引き合わせるストックフォト事業を38年間にわたり育んできており、「著作権者などの許諾する条件範囲(価格・用途・期間等)のもと、高品質な著作物の自由な取引」の仕組みを提供しております。
今後は、この仕組みを活用・発展させ、取引時に発生する煩雑な権利関係の整理、及び創造物のアーカイブ化、そしてその先の資産化に寄与できるサービスを輩出すべく挑戦して参ります。
当社とHeadline Asia様とのご縁は、当社取締役である永井の知人を通じて岡本様と西島様をご紹介頂いたことが始まりでした。その後、短いタイムライン且つ複雑なストラクチャーであったにも関わらず、親身に伴走頂きました。
来る挑戦に向けて、グローバルに経験豊富なHeadline Asia様とご一緒できること、心から楽しみにしております。
・Headline Asiaのコメント
Partner, 岡本彰彦 / Associate, 西島伊佐武
私たちが常日頃触れているクリエイティブコンテンツには権利処理という複雑かつ非常に重要なプロセスが内在しています。
今回Visual Bank社が100%子会社化したアマナイメージズ社は38年間にわたるフォトストック事業を通じてクリエイティブの権利処理に関する豊富かつ貴重な知見を有しています。
Visual Bank社は、大手メディアの日本法人立ち上げや事業売却の経験を持ち、権利処理のペインを実感されている沼澤さんを筆頭とした非常に優秀な経営陣によって、Web3という新時代にも即した形でこの課題を解決するために設立されました。
新しい時代に向けた経験あるチームの挑戦を支援させていただきたいと考えております。
■Visual Bank株式会社概要
◯事業概要:「文化価値」と「経済価値」を接続する事業全般。株式会社アマナイメージズの運営。
◯創立: 2022年4月1日
◯資本金:3億円1,050万円
◯代表者:沼澤裕太(代表取締役)
◯所在地:東京都世田谷区
◯代表電話:03-3740-2055
◯公式サイト:https://visual-bank.co.jp/
※株式会社アマナイメージズの買収主体となった株式会社Numazawa, Iizuka, and Nagai for Kimberleyを2022年9月末にVisual Bank株式会社に名称変更
■Headline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)について
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Headline Asia(旧称:インフィニティ・ベンチャーズ)はアジアを中心に4つのファンドで累計270億円を運用する、グローバルな独立系ベンチャーキャピタルファンドです。国内外に幅広いネットワークを有し、このネットワークを最大限に活用して、ベンチャー経営・投資において成功実績を持つメンバーが投資案件の発掘などの情報提供や出資先の経営支援を行い、出資先の企業価値の最大化を目指します。代表的な投資先として、直近IPOしたfreee・WealthNaviをはじめとして、ジモティ、17LIVE、GROUPON、Yeahka、FARFETCH、36krなどがあります。
2021年5月に、10年間にわたりグローバルにユニコーンを発掘する協力関係にあった、アメリカ・ヨーロッパで投資活動を行うe.venturesとともに、Headlineへリブランディングを行いました。インフィニティ・ベンチャーズはHeadline Asiaとして、これからも日本を中心としたアジアへの投資戦略に焦点を当ててまいります。
Headline:https://headline.com/
プレスリリース提供:PR TIMES