プレスリリース
株式会社トキワ(本社:東京都北区、代表取締役社長:金井 博之)は、このたび持続可能な取り組みとして、落合工場、駒場工場において化粧品OEM初となるRSPOのサプライチェーン認証を2021年12月に取得しました。
また、木製製品のFSC(R)のCoC認証(※3)を2021年10月に取得しました。
株式会社トキワ(本社:東京都北区、代表取締役社長:金井 博之)は、このたび持続可能な原材料調達の取り組みとして、2つの生産工場(落合工場、駒場工場)において、日本の化粧品OEMとして初となるRSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil=持続可能なパーム油のための円卓会議)※1サプライチェーン認証(※2)を取得しました。
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パーム油は、東南アジア等を中心に生産されるアブラヤシから採取され、世界中で食品や化粧品、バイオマス燃料などの多様な用途に使用されています。一方で、アブラヤシ農園の拡大により熱帯林が破壊されるなどの環境問題や生産国の農園労働者への深刻な人権労働問題も指摘されています。このような中、当社は、2019年からRSPOに加盟し、原材料産地の社会課題や環境に配慮する持続可能な原材料調達の取り組みを行ってきました。
今後はさらに三つの生産工場(中津川工場、瑞浪工場、土岐工場)についてもサプライチェーン認証取得を目指し、持続的可能なパーム油の普及に貢献していきます。
また当社は、持続可能な材料調達を進めるため、木製製品についてFSC(R)のCoC認証(※3)を2021年10月に取得いたしました。(ライセンス番号:FSC(R)-C170726)
FSC(R)(Forest Stewardship Council(R)、森林管理協議会)は、限りある森林資源を将来にわたって使い続けられるよう適切に管理された森林から調達された林産物に対する国際認証制度です。FSC(R)認証を受けた製品は、適切に管理された森林に由来する製品であることを表す環境配慮型の商品であり、専用のロゴマークを使用することが可能です。
当社は森林資源が豊かな岐阜県中津川にて、1948年に鉛筆生産を祖業とし、木軸のアイブロウやリップライナーなどの化粧品製造を行ってまいりました。これらの従来からの木軸鉛筆に加え、昨年開発した木製繰り出し容器にもFSC(R)ロゴマークを使用できます。木製繰り出し容器は、繰り出し容器の一部を木材に置き換えることにより、最大約60%のプラスチック削減が可能となる新しい開発品で、アイブロウペンシル、アイライナーペンシル、リキッドアイライナー向けの容器をラインナップしています。
今後も、更なる持続可能な材料調達を進めるとともに、革新的な製品開発に注力していきます。
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※1 http://www.rspo.org/
※2サプライチェーン認証(SCCS認証)SCCS:Supply Chain Certificate Systemの略。認証パーム油がサプライチェーンの全段階(製造・加工・流通過程)を通じ間違いなく受け渡されるシステムが確立されていることの認証。
※3CoC認証 CoC:Chain of Custodyの略。認証を受けた森林から産出された木材・紙製品を、適切に管理・加工していることを認証する制度。
株式会社トキワについて
トキワは1948年の創業以来、「世界中に美と感動と喜びをお届けする」ことを使命とし、日本のみならず海外の大手ビューティブランドのカラーコスメ受託製造を中核として事業展開を行ってきた化粧品OEMメーカーです。
https://www.tokiwa-corp.com/
プレスリリース提供:PR TIMES