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Opensignal、グローバル・モバイル・ネットワーク・エクスペリエンス・アワードを発表

(PR TIMES) 2022年02月24日(木)15時45分配信 PR TIMES

モバイル・エクスペリエンスの向上にグローバル・ライジング・スターの称号を付与
[画像1: https://prtimes.jp/i/54143/17/resize/d54143-17-62b67eef9c192d64c910-2.png ]

Opensignal(本社:ロンドン)は、世界中の通信事業者を比較し、分析結果をまとめた第3回グローバル・アワード・レポートを発表しました。分析結果によると、ユーザーが過去最高のモバイル・エクスペリエンスを体験していたことがわかりました。さらに、モバイル・エクスペリエンスが大幅に向上した通信事業者には、グローバル・ライジング・スターと銘打って、モバイル・ユーザーが通信事業者のネットワーク上でリアルタイムのマルチプレイヤー・モバイル・ゲームの体験を評価しました。Opensignalがこれを発表したのは、今回が初めてです。

[画像2: https://prtimes.jp/i/54143/17/resize/d54143-17-68a6478763306c25ee94-0.jpg ]


過日発表した5Gグローバル・アワードとは異なり、本分析結果ではすべてのモバイル・ネットワーク・テクノロジーにおけるユーザーのモバイル・エクスペリエンス全般について解説しています。これは、これらのエクスペリエンス全般の結果が大きく異なるということです。通信事業者が5Gサービスを開始した都市では、全体的なエクスペリエンス指標 (ビデオ・エクスペリエンス、ゲーム・エクスペリエンス、音声アプリ・エクスペリエンス) と速度の測定値 (ダウンロード・スピード・エクスペリエンスとアップロード・スピード・エクスペリエンス) は5Gを利用するモバイル・ユーザーの割合と5Gへの接続にかかった時間の割合に起因することがわかりました。

5Gがエクスペリエンス・アワードおよびスピード・アワードの総合スコアにどの程度存在感を示しているかは、韓国の通信事業者の躍進を見れば明らかです。これは、政府による強力な5G支援が功を奏しています。2021年11月には、5Gモバイルの契約数が2019万件 (韓国全体の約28%) まで増加しました。デンマーク、日本、オランダ、スイスなど、5Gを導入している他通信事業者も同様です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/54143/17/resize/d54143-17-180a1d4cf5dce3c25fd3-1.jpg ]


○ 主な分析結果

世界最高のビデオ・エクスペリエンスはオランダ
僅差ではありますが100ポイント満点中79.4〜79.6ポイントを獲得し、T-Mobile NetherlandsとKPNがビデオ・エクスペリエンスのグローバル共同勝者となりました。国内競合他社であるVodafone Netherlandsは、他3社と同率3位を受賞しています。ノルウェーの通信事業者も、3位すべてでビデオ・エクスペリエンスのグローバル・リーダーとして健闘しました。グローバル・リーダーとして上位をヨーロッパが独占する一方、アジア太平洋地域の通信事業者は2社のみ (韓国のSK TelecomとシンガポールのStarHub) でした。

ゲーム・エクスペリエンスのトップは韓国のLG U+とSK Telecom
マルチプレイヤー・モバイル・ゲームのプレイで最高のエクスベリエンスを体験したOpensignalユーザーは、LG U+とSK Telecomのネットワーク・ユーザーでした。2社の通信事業者は100ポイント満点中88.4ポイントと同点でゲーム・エクスペリエンスの全体的な勝者となりました。この2社の得点は、世界平均の59.3ポイントを約29ポイント上回っています。同率4位であるオランダのT-MobileとKPNの2社を抜き、KTは86.6ポイントで3位でした。素晴らしい (85以上) のカテゴリに入ったのは韓国の通信事業者3社のみでした。

音声アプリ・エクスペリエンスのグローバル勝者は3社
LG U+、SK Telecom、チェコ共和国のVodafoneは、83.6〜84のスコアで音声アプリ・エクスペリエンスの世界最高スコアを獲得しました。これはWhatsApp、Skype、Facebook Messengerなどオーバー・ザ・トップの音声アプリを使用する際に、ユーザーがこれらの通信事業者のネットワークで最高のエクスペリエンスを得たということになります。

世界最速のダウンロード・スピードはSK Telecom
平均ダウンロード・スピード143MbpsでSK Telecomがクローバル・ダウンロード・スピード・エクスペリエンス・カテゴリを獲得しました。SK Telecomのダウンロード・スピードは世界平均29.4Mbpsの4.9倍です。韓国の他通信事業者であるLG U+とKTは100Mbps前後のスコア (統計的互角) で同率2位でしたが、他で80Mbpsを超えるスコアを出した者はいませんでした。

アップロード・スピード・エクスペリエンスのグローバル勝者はデンマーク
デンマークの通信事業者3のネットワークでは、アップロード・スピードが平均20.9Mbpsで最も高いことがわかりました。これは、世界平均8.8Mbpsの2.4倍です。他の通信事業者は20Mbpsのマークを突破しませんでしたが、グローバル・リーダー3社 (Swisscom、LG U+およびSK Telecom) が19Mbps超の得点を獲得しました。3社の成功は、H2 2020とH2 2021間でアップロード・スピード・エクスペリエンスが62.9%向上したことに起因します。これはアップロード・スピード・エクスペリエンスのグローバル・ライジング・スターにもなっています。

LG U+ではユーザーが最も長時間4Gまたは5Gに接続
韓国のLG U+は、ほぼ満点のスコア99.8%の4G 利用率を実現したグローバル部門の完全無欠の勝者です。それに続くのは日本のauとインドの4Gのみの通信事業者Jioです。4G 利用率スコアが高いほどユーザーは2Gや3Gのような旧式のモバイルテクノロジーを利用する時間が減少、または電波がまったく使われません。4Gネットワークを提供している全通信事業者におけるグローバルな4G 利用率の平均は86.5%でした。LG U+はこのスコアを13.3ポイント超えています。

○ 世界のゲーム・エクスペリエンス

韓国のLG U+とSK Telecomが共同勝者
Opensignalのゲーム・エクスペリエンスは、モバイル・ユーザーが通信事業者のネットワーク上でリアルタイムのマルチプレイヤー・モバイル・ゲームをどれだけ快適にプレイできるかを示す指標です。0〜100ポイントで測定されたマルチプレイヤー・モバイル・ゲーム・エクスペリエンスが、遅延、パケット損失、ジッターなどのモバイルネットワーク条件によってどのような影響を受けるかを分析します。

韓国のLG U+とSK Telecomは、100ポイント中88.4ポイントと同一スコアを獲得したグローバル共同勝者であり、世界平均が59.3ポイントであることを見るとさらに印象的です。勝者から僅差でオランダの通信事業者3社 (KPN、T-Mobile、Vodafone)、シンガポールの通信事業者2社 (StarHubとSingtel)、日本のSoftBank、デンマークのTDCとTelenorが続きます。

日本のすべての通信事業者がゲーム・エクスペリエンスを認められています。SoftBankは81.2ポイントのスコアを獲得し、グローバル・リーダーとして位置付けられた唯一の企業です。au、NTTドコモ、楽天はすべてグローバル・ハイパフォーマーです。

○ 日本の主な特徴

• 4G 利用率 (Opensignalユーザーが4G以上に接続していた時間の割合) のグローバル・リーダー はau、NTTドコモ、楽天で、グローバル・ハイパフォーマー はSoftBankとして評価されました。
• ゲーム・エクスペリエンスにおいても同じことが言えますが、このカテゴリのグローバル・リーダーはSoftBankのみであり、他社はグローバル・ハイパフォーマーとの評価です。
• H2 2021におけるネットワーク上のOpensignalユーザーのモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスにおいて、日本の通信事業者が獲得したアワードの中で最も多く共同受賞となったのが楽天とSoftbankでした。
• 楽天は、4G 利用率のグローバル・リーダーであり、ゲーム・エクスペリエンス、音声アプリ・エクスペリエンス、アップロード・スピード・エクスペリエンスのグローバルハイパフォーマーです。
• SoftBankは、ゲーム・エクスペリエンスのグローバル・リーダーであり、ビデオ・エクスペリエンス、音声アプリ・エクスペリエンス、4G 利用率のグローバル・ハイパフォーマーです。
• H2 2021でダウンロード・スピード・エクスペリエンスを世界最高レベルのパフォーマンスで実現した唯一の日本企業がNTTドコモでした。SoftBankと楽天は、それぞれビデオ・エクスペリエンスとアップロード・スピード・エクスペリエンスで同様の成果を上げています。
• 楽天は、ビデオ・エクスペリエンスのグローバル・ライジング・スターでもあります。これは2020年2月2日から2021年2月2日までの間にスコアが7.9%上昇したためです。これは、東アジアの全通信事業者の中では最大の改善率でした。
• 日本のauは、グローバル部門で優勝したLG U+のスコア (99.8%) にわずか0.2%ポイント届かず世界で2位の4G 利用率となりました。

注:内容は、英語版の翻訳です。日本語との内容に不整合がある場合、英語版が優先されます。

Opensignalについて
Opensignalは、独立系モバイル分析会社であり、実際のユーザーエクスペリエンスの測定に基づいて世界のモバイル・ネットワークの実情について理解する為のグローバル・スタンダードとなっています。世界中で1億台以上のデバイスから毎日収集された数十億の測定値を使用して、ワイヤレス業界で最大の規模と頻度で全世界のモバイル・ネットワーク・エクスペリエンスを分析しています。Opensignalは、ネットワークのパフォーマンスをユーザーの視点から直接測定することが、より良いワイヤレス・ネットワークを構築するための鍵であると信じています。 Opensignalのモバイル分析ソリューションは、携帯電話会社、通信規制当局、機器メーカー、アナリストによって業界全体で使用されています。

OpensignalおよびOpensignalのロゴは、Opensignal、Ltdの商標または登録商標です。言及されているサードパーティーの商標は、それぞれの所有者の財産です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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