プレスリリース

ライオン株式会社（代表取締役社長・竹森 征之）は、２０２３年３月１０日（金）〜１９日（日）に米国オースティンで開催されたＳＸＳＷ２０２３（サウス・バイ・サウスウエスト２０２３）に出展いたしました。ライオンの同展示会への出展は初となります。
本展のＣＲＥＡＴＩＶＥ　ＩＮＤＵＳＴＲＩＥＳ　ＥＸＰＯ（クリエイティブ・インダストリーズ・エキスポ）において、３月１２日（日）〜１５日（水）（現地時間）の期間中、介護ゲーム機『TANO-LT(※)』の特設ブースを設置しました。『TANO-LT』とは、口腔・睡眠・運動器の３つの機能を同時にトレーニングする「健口眠体操」を搭載したバーチャルゲームプログラムです。４日間で、約５，０００名の方に介護ゲーム機を体験いただくとともに、今後のサービス拡張を目的としたディスカッションを行いました。
(※) ＴＡＮＯＴＥＣＨ株式会社と共同で開発・販売している介護ゲーム機
『TANO-LT』公式ホームページ：https://www.lion.co.jp/inno/tano-lt/

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■SXSW 2023（サウス・バイ・サウスウエスト 2023）開催概要
期間：2023年3月10日（金）〜19日（日）（現地時間）
場所：オースティンコンベンションセンター他
内容：デジタル・インタラクティブや映画・音楽の分野での世界的規模の大型展示会
当社の出展内容：
CREATIVE INDUSTRIES EXPO（クリエイティブ・インダストリーズ・エキスポ）ブースでの介護ゲーム機『TANO-LT』の展示（体験ブース）
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研究開発本部　物井研究員コメント

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今回、初出展となった展示会でしたが、世界中から5,000名以上もの方がブースに来場してくださり、運動や健康について情報交換を行う中で“楽しく運動する場を提供したい”という想いを込めた試みが価値のあるものだと実感できた現場でした。

『TANO-LT』の技術に興味を持ってくださった方から、「今後の技術開発・発展のために協力したい」と、直接アプローチを受ける機会も度々ありました。日本ではあまりない経験だったので戸惑いもありながらも、弊社の技術や考えそのものが認められたと感じられた貴重な体験となりました。

また今回の展示会への参加を通じて、日本はもちろん世界での展開も視野に入れることの重要性も感じました。出展前は想像もしなかった企業様や団体様ともコミュニケーションを図ることができ、出展を通して新しい発見を多く得たように思います。
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当社は、『TANO-LT』をさらに改良し、介護分野での楽しい健康習慣づくりを提案し、心と身体の健康増進を目指してまいります。


【参考情報】　『TANO-LT』について
■特長

[画像5: https://prtimes.jp/i/39983/17/resize/d39983-17-f361245d2f1849ba5f67-7.jpg ]


■導入状況および導入事例
2022年9月から『TANO-LT』の導入を開始し、現在複数の施設でご利用いただいております。導入いただいた施設では、運動と口腔の機能向上に一定の効果を確認しており、その一例を下記にご紹介します。
［事例紹介］
・導入施設：HITOWAケアサービス株式会社　介護付き有料老人ホーム　イリーゼ練馬石神井台
・検証期間：2022年9月9日（金）〜11月18日（金）
・利用者：14名（70〜90代）
・検証項目：運動機能（5m歩行速度）、口腔機能（パタカラ体操のうち「パ」の発音回数(※)）
(※) 口唇を開けたり閉じたりする力を測る。唇の開閉能力は食べ物を咀嚼するために重要

・検証結果：
施設利用者14名に「健口眠体操」および『TANO-LT』を週に2〜3回、30分間利用していただき、利用前と2週間後の5m歩行速度と1秒間の「パ」の発音回数を比較しました。その結果、5m歩行速度は平均8.7秒から5.7秒まで改善し、「パ」の発音回数は平均4.3回から5.7回に増加しました（図1）。また、その変化が2ヶ月後も維持されていることを確認しました。この結果は、「健口眠体操」および『TANO-LT』による定期的なトレーニングが、運動・口腔の機能双方に効果を及ぼすことを示しています。さらに利用者からは「日常生活の中で歩きやすくなった」「食べ物が食べやすくなった」といった声が得られ、良い変化が生まれています。

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図1　「健口眠体操」および『TANO-LT』による運動機能と口腔機能の変化

■導入に関する問合せ先

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下記『TANO-LT』公式サイトのお問い合わせフォームから問い合わせ下さい。
https://go-lion.jp/TANO-LT001

プレスリリース提供：PR TIMES