プレスリリース
世界最小のドップラー速度ログであるDVL A50。精密さと信頼性に優れたDVL A50は、海底から5cmから50メートルの距離で、評価と±1%の精度でな速度測定を提供します。
仙台市、2024年2月6日 - Rov-Fun(株式会社チック 本社:宮城県仙台市、代表取締役:石田一浩)は、Water Linked DVL A50を搭載したBlueROV2の販売を開始します。
DVL A50は、小型ながら高性能なDVLで、ROVやAUVの位置保持や自律ナビゲーションといった高度な機能を提供します。この装置は、BlueROV2や他の車両との統合を容易にするために、WetLink Penetrator、イーサネットおよびシリアルポート用のJST GHコネクタ、電源用のスペードコネクタが予め装備されています。
また、DVL A50はWater Linked DVL拡張機能を通じてBlueOSに対応しており、ROVの位置保持とナビゲーションを向上させ、操作体験を強化します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28242/17/28242-17-c2138b6feb178cf7dc8e8a12eb326d60-2560x2560.jpg ]
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=qH1Ihrq4Y9A ]
ドップラー速度とは、ドップラー効果を利用して海底に対する物体の相対速度を測定する技術です。
ドップラー速度ロガー(DVL)は、4つの音響トランスデューサーを使って、15度の角度で海底に向けて音波のパルスを送受信します。車両が前進すると返ってくる周波数が高くなり、後退すると低くなる原理を利用して、非常に精確な速度測定が可能です。
これにより、水中での正確な位置決めと微細な位置変化の検出が実現されます。DVLは自体で相対位置を提供するものの、正確な地球上の位置情報を得るためにはGPSやUSBLなどの他の測位システムと組み合わせる必要があります。
自動BlueROV2
ROVに搭載されたDVLは、多くの高度な操作を可能にするために不可欠です。
その中でも基本となるのは位置保持機能で、操縦者が操作を停止してもDVLが一定の位置を保持することを可能にします。
空撮ドローンの経験がある方なら、手をコントローラーから離しても、GPSを利用してドローンが位置を維持することに慣れているでしょう。
これにより、操作が容易になり、任務遂行の際の精神的な負担が軽減されます。この位置保持機能を利用するためにGPSやUSBL測位システムは必要ありません。
DVLを使用することで、ウェイポイントナビゲーション、測量グリッドナビゲーション、ガイドモードなど、さらに高度な機能も利用可能になります。これらの機能を利用するには、全地球測位システム(GPSやUSBLなど)が必要になる場合があるか、または地図上に開始点を手動で設定する必要があります。
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=tXDyyGNy95Q ]
販売とサポート
Rov-Funでは、「BlueROV2」の販売のみならず、専門的なサポートやアフターサービスも提供します。購入前の相談から、導入後の技術サポートまで、お客様を全面的にサポートいたします。
また、各種機器の搭載などカスタマイズをした機体開発にも対応します。
教育制度の充実
使い方はもちろん、操縦方法や日々のメンテナンス方法も講習で対応しています。
水中ドローンRov-Fun(株式会社チック)について
弊社は水中ドローンBlueROV2の販売からカスタマイズ、水中ドローンの開発をしています。
無人ボートに関しては、他社製品の制御部の制作、オリジナル機の開発などをし、点検用水上ドローンも発売予定でございます。
【会社概要】
社名:株式会社チック
本社所在地:〒981-3203 宮城県仙台市泉区高森4-2-342
代表取締役:石田一浩
事業内容:水中ロボット開発及び販売、無人航空機講習(ドローンスクールの運営)
設立:2017年3月23日
HP: https://www.rov-fun.com/
Mail:info@xd-fun.com
プレスリリース提供:PR TIMES