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地域から「ハッピーシナリオ」を生み出し世界へ!株式会社NEWLOCALへZebras and Company4社目の出資を実行

(PR TIMES) 2023年09月21日(木)13時45分配信 PR TIMES

地域の魅力から不動産に新たな価値を作り、再現性を高めることで国内多地域展開から世界を目指す

株式会社Zebras and Company(ヨミ:ゼブラ アンド カンパニー、本社:東京都港区麻布十番、代表取締役:阿座上陽平、陶山祐司、田淵良敬、以下Z&C)は、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指す株式会社NEWLOCAL(本社:東京都中央区日本橋小舟町、代表取締役:石田遼、以下NL)に対し、人口減少時代における地域課題の解決とそのために必要な経営方法やファイナンススキームの共同開発を期待し、Z&Cから出資実行した事をご報告致します。本出資でZ&Cとして4社目のゼブラ企業投資となります。

また、本件についてNL石田氏とZ&C田淵の対談記事を自社サイトに掲載しております。https://www.zebrasand.co.jp/2188
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81881/16/81881-16-6209ceef43bfe0b2da3ca3cfb00f8228-2388x1580.jpg ]

 ※写真左:Z&C共同創業者 陶山祐司、写真中左:Z&C共同創業者 田淵良敬、写真中右:NL 代表取締役 石田遼氏、写真右:Z&C共同創業者 阿座上陽平

■Z&Cが出資する背景
 ゼブラ企業とは「社会課題の解決と、自律的な経営を継続するための経済性の両立」を実現する会社です。2016年にアメリカ西海岸の女性起業家から発したこの「Zebras」というコンセプトを、2019年に「ゼブラ企業」として日本でも提唱し始めました。
 活動する中で日本の多くの起業家や経営者から、「自分達もゼブラ企業である」という反応を得てきました。私たちZ&Cでは、その様な多くのゼブラ企業の事例となる会社に出資・経営支援を行っています。
 今回出資するNLとは下記4点の社会的インパクト及びZ&Cのセオリー・オブ・チェンジ(TOC)への重なりから共に地域の新たなシナリオを作れることを期待しています。

1:人口減少時代における地域課題解決方法の模索とスピード
 2050年には全世界でも多くの国が人口減少となり、日本においては2040年に半分の自治体が消滅するとも予測されています。これまでの考え方では解決しえないこの課題に対して、解決の仮説を持つNLと協働することで彼らの事業推進をサポートし再現性のある方程式を一緒に導き出していきます。

(まちづくりの課題)
ヒト:人材の流動性が効きにくく、必要な専門性のある人材が集まらない
時間:人間関係構築や合意形成に時間がかかり、変化のモメンタムが生まれない
カネ:狭義の経済性が見えにくく、投資がつきにくい

(NLが考える解決の仮説)
共創:地元のキーマンと共に活動することでコンテクストの理解と外からのアイディア・人・ 金の呼び込みを両立し、活動のスピードを上げる
ファイナンスハック:多様なスキームを活用し 様々な種類の資金を呼び込む
横連携:複数拠点で同時に活動し連携するこ とで人・情報・金の流動性を高める

(NLが目指すスピード)
2027年までに10拠点で100億規模の事業を展開。2040年には勝ちパターンを見つけ国内拠点数を増やし、日本同様に人口減少を課題としながらも魅力のある海外地域での複数展開を行う。グローバルでのまちづくりのリーディングカンパニーを目指す。

2:不動産を活用したまちづくりにおける新たな金融の仕組みづくり
 海外で注目され始めている「Place based impact investment」という投資手法のような新たな金融の仕組みの事例作りや開発を目指します。
 
※「Place based impact investment」とは、個社ではなく物理的に区切られた地域に対し、「この地域をよくする」という共通目的のもと行なうインパクト投資のこと。「点ではなく面」としてのソーシャルインパクトを生み出そうとしているため一軒の施設を立てるだけでなく複数の施設を立てることによる「相乗効果」が期待できることもNLのような事業との相性もよいと考えています。

3:まちづくり事業経営の理論化/洗練化における共同研究
 NLが持っている事業を作るための街の規模、文化、共同経営する経営者の資質などの仮説を検証します。また立ち上げ後に事業を成長させるための共通項や複数展開によるスケールメリットなどを共に検証していくことで、まちづくり事業経営の理論を生み出していきます。
 
4:まちづくりのための人・お金・情報のプラットフォームとエコシステム形成
 上記2と3を行った上で、中長期的にはNLやZ&Cが関わる事業だけではなくそれぞれの地域で自律的に経営する経営者や金融関係者などのプレイヤーが協働できるエコシステムを作り、日本・世界のハッピーシナリオ作りに貢献します。


■株式会社NEWLOCALとは
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81881/16/81881-16-7d4bfdb1bb3f89c1bbf920dab1b1eaa9-2388x1571.jpg ]

NEWLOCALは「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少時代に持続可能な地域モデルの実現を目指しています。独自の魅力を持ち意思と行動力のある人々がいる地域で、地域の想いに寄り添い、人・アイディア・資金を集めることで、スピード・スケール・再現性のあるまちづくりを行います。 現在は、長野県野沢温泉・御代田町、秋田県男鹿市の3つの地域で事業を展開しており、今後5年間で10地域への拡大を目指しています。

会社名 :株式会社NEWLOCAL
所在地 :東京都中央区日本橋小舟町14-7 SOIL Nihonbashi 401
代表者 :石田遼
代表者プロフィール:
東京大学大学院で建築・都市設計を専攻。卒業後、マッキンゼーアンドカン パニーにて国内外の企業・政府の戦略策定・実行を支援、主に都市開発、 公共政策などを担当。 2017年に株式会社 MYCITYを設立、都市 ・不動産向 けのIoTプラットフォームを提供。 2019年 株式会社point0 取締役就任、企業 共創のコワーキング施設を企画・運営。 2021年 APイニシアティブ プログラ ムフェローとして全国のスマートシティーをリサーチ。2022年株式会社 NEWLOCAL創業。
設立  :2022年7月
ウェブサイト:https://newlocal.co.jp/


■NLの事業モデルと現在展開する3地域
パートナーと共に各地域の課題やアセットに合った事業を行う地域会社を設立。ホールディングカンパニーとして複数の地域の事業を経営します。

各地域の活動
<長野県野沢温泉村>
野沢温泉村観光協会長でプロスキーヤーとしても活躍する河野健児氏らと共に「株式会社野沢温泉企画」を設立、野沢温泉の文化や自然を持続可能なかたちで次世代へと引継ぐ仕組みづくりを推進しています。高齢化で閉業した民宿等の遊休施設を改修し村に足りない機能を補完することで観光の通年化、移住・定住や起業・雇用を促進しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81881/16/81881-16-d99d75b4071dbc4f59a8014a5b464815-2388x859.jpg ]

(左)遊休不動産を改築したミュージックバー「GURUGURU」(右)賑わう店内の様子

<秋田県男鹿市>
地域のクラフトサケブランド「稲とアガベ」(代表 岡住修兵)と合弁で「男鹿まち企画」を設立、急激な人口減少に直面する男鹿の未来を描く事業を行っています。男鹿駅前エリアを中心に、酒と食を基軸に人々が集まり、滞在できる施設を整備しています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81881/16/81881-16-54f697abee25b02c61d205b914990cf3-2388x815.jpg ]

(左)鉄工所を活用しクラフトサケ・ジンを核に人が集う場に。蒸留所、オフィス、イベントスペース、飲食店が集合する。(右)港湾労働者の宿泊施設だった建物は、訪れる人々が気軽に快適に泊まれる、海沿いのホステルへと生まれ変わる。

<長野県御代田町>
教育移住者が増え適切な住宅資産が不足している御代田において、教育移住をしたファミリー層が快適に生活できる住宅及び環境共生型コミュニティーの開発を行います。土中環境の改良、地域木材の活用、サステイナブルなインフラの活用など新しい形の環境共生型住宅を開発し、外部空間や共用設備の共有を通してコミュニティーと文化のあるシェアヴィレッジをつくります。

今後の展望
NLの第一ステップでは、5年間で10拠点のまちづくりプロジェクトを展開し、日本のまちづくりスタートアップのリーディングケース作りを目標としています。その後、各拠点から得られた知見をコモンズ化、各地の経営者による事業運営をサポートし、まちづくり産業の新たなエコシステムを創造します。最終的にはこのモデルを海外に展開していくことを目指しています。

■Z&CのTOC(社会変化の地図)とは

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/81881/16/81881-16-f9af50cb518c9f182956dd30ebb496a6-2000x1305.jpg ]

 2019年からTokyo Zebras Uniteで行ってきた「ムーブメント・コミュニティ作り」に加えて、Z&Cとして投資・経営支援、ゼブラ経営の理論化、パートナーシップ連携を通して「ゼブラ経営の社会実装」を行っています。
 それにより、個々のゼブラ企業の成長と繁栄、社会課題の見える化・解決、ゼブラ企業・サポーターの増加、ゼブラ企業を支援する資金の増加を起こしていきたいと考えています。
 長期的な視野としては、ゼブラ経営が社会に普及していくことで、社会課題解決の加速、長期的かつインクルーシブな経営の普及、挑戦機会の拡大を促し、優しく健やかで楽しい社会を作っていきます。
 
■NL石田氏からのメッセージ
 Z&Cの皆様とは出会った当初から同志とも呼べるような共感を感じておりました。この度ご出資をいただき大変心強く思っております。地域での共創、不動産を絡めた金融の仕組み、ソーシャルインパクトインベストメントなどNLの事業にはZ&Cの知見が活かせ、研究対象となっていくテーマが多く含まれております。両者の協働を通じて地域から日本・世界に発信できる価値を創出し、大きな社会のうねりを生んでいきたいと思っております。

■Z&C田淵のメッセージ
 創業当初から、日本には多くのゼブラ企業が地域にいること、地域づくりとZ&Cやゼブラ企業との相性の良さは感じてきました。今回の出資はZ&CのTOCのうち、投資・経営支援による実例をつくるだけに止まらず、これから地域におけるファイナンスやまちづくり事業の理論化、さらに、近しい活動を行う方々に参考にしてもらうことでゼブラ企業・サポーターの増加、ゼブラ企業を支援する資金の増加にまで繋げていきたいと思っています。NEWLOCALが「地域からハッピーシナリオを共に」というコンセプトの下、挑戦する地域での事業づくりや新たな金融の仕組みづくりは、まさにその一環となります。これからご一緒できることを楽しみにしています。

以上

▼株式会社Zebras and Company(ゼブラ アンド カンパニー)とは
「Different scale, Different future」をテーマに、誰もが社会課題解決と持続的で健康的な企業経営に挑戦できる「優しく健やかで楽しい社会」を目指し、投資と経営支援を行う会社です。投資・経営支援、行政や金融企業との連携、「ゼブラ企業」に関するリサーチと情報発信を通してゼブラ的経営を体系化し、「ゼブラ企業」という概念が全ての企業にインストールされる世界を目指しています。2023年6月には「経済財政運営と改革の基本方針2023(通称「骨太の方針」)」および「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」において「ゼブラ企業を推進する」という方針が明記された。
※「Zebra」という概念はZebras Uniteが提唱している概念です。Z&Cは本概念に賛同しパートナーとして「Zebra」の日本社会への実装を行っていきます。

▼株式会社Zebras and Company 会社概要
社 名:株式会社Zebras and Company
設 立:令和3年3月12日
事 業:「ゼブラ企業」という概念の認知拡大のためのムーブメント・コミュニティづくり、及び、社会実装のための投資や経営支援の実行
代表取締役:阿座上陽平、陶山祐司、田淵良敬
監査役:三尾徹

公式サイト:https://www.zebrasand.co.jp
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/zebrasandco/
公式instagram:https://www.instagram.com/zebrasandco/
公式Twitter:https://twitter.com/zebrasandco




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