• トップ
  • リリース
  • ヨコオとして初めて、ツーピースブレードコネクターに防水性能を追加した『防水ツーピースブレードコネクター』を開発

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

ヨコオとして初めて、ツーピースブレードコネクターに防水性能を追加した『防水ツーピースブレードコネクター』を開発

(PR TIMES) 2021年10月14日(木)11時45分配信 PR TIMES

〜 高い耐振動性能と耐衝撃性能はそのままに、防水性能(IPX8相当)を実現 〜

株式会社ヨコオ(本社:東京都北区、社長:徳間孝之)は、このたび、主に情報端末機器の本体とバッテリーを接続する箇所に搭載されるツーピースブレードコネクター(以下TBC)に、ヨコオとして初めて、防水性能を追加した「防水ツーピースブレードコネクター」を開発し、本日からサンプル出荷を開始します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14426/16/resize/d14426-16-81b86a75acdbbf80a0bc-0.png ]

TBCはプラグコネクターとレセプタクルコネクターに分かれており、それらを嵌合することで導通するコネクターです。嵌合箇所には、ヨコオ独自のフローティング構造を採用することにより、嵌合時の位置ズレを吸収し、高い接続信頼性を実現しており、さらに耐振動性能や耐衝撃性能にも優れ、ハードな現場で使用される情報端末機器のバッテリー接続などに利用されています。

今回、TBCの高い接続信頼性はそのままに、プラグコネクター内部には、ポッティングを用いた封止構造を新たに設けています。一方、レセプタクルコネクター内部には、シリコンラバーとポッティングを用いた二重の封止構造を設けることで、複雑なコネクター内部においてもIPX8相当の防水性能を可能にしており、さらに端子間に樹脂の壁を設けることでショートを防止する構造にしています。

屋外のハードな環境で使用することを想定した情報端末機器の多くは、耐水性、耐衝撃性に優れた堅牢な作りをしていますが、雨天時や、水が端末内部に侵入するリスクの高い環境下でも、作業効率の観点から端末のバッテリー交換や充電をその場で行いたいとのニーズがあり、このたび、防水性能を追加した「防水ツーピースブレードコネクター」を開発しました。

今後、物流や製造現場などのハードな現場で使用される情報端末機器の他、情報管理や通信の多様化に伴い、屋外での作業を必要とする商業施設やアミューズメントパーク、また屋内水沫環境などのフィールド用途向け端末でも、高い接続信頼性はそのままに、防水性能を求める製品において貢献できると考えています。

<参考資料>

■ 製品特徴
・各端子が独立した防水(IPX8相当)対応構造
・プラグコネクターと、レセプタクルコネクターのツーピース嵌合構造
・嵌合時における接続位置のズレを吸収する独自のフローティング構造(下図)
・2接点挟持による高接触信頼性
・極数、シーケンス有無、などのカスタマイズ対応

【防水構造】
プラグコネクター内部には、ポッティング、レセプタクルコネクター内部には、シリコンラバーとポッティングを用い封止構造を二重に。さらに端子間に樹脂の壁を設けショートを防止する構造。

[画像2: https://prtimes.jp/i/14426/16/resize/d14426-16-06e92681948a11babbdf-1.jpg ]


【フローティング構造】
当社独自のフローティング構造により、プラグコネクターの位置がずれても、しっかりと嵌合します。

[画像3: https://prtimes.jp/i/14426/16/resize/d14426-16-b35a48a6b6eda2cf3e09-2.jpg ]


■ 製品仕様


[画像4: https://prtimes.jp/i/14426/16/resize/d14426-16-428155e722ac5c89bbae-3.png ]



■ 製造場所
中国工場(※東莞友華汽車配件有限公司)を予定

(注) ニュースリリースに記載されている内容は報道発表日時点の情報です。その後、予告なしに変更する可能性があります。あらかじめご了承ください。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る