プレスリリース
プレシジョン・システム・サイエンス(株)と (株)フェローテックホールディングス、ナノ磁性体を利用した生体物質測定の研究開発及び製品販売の合弁会社設立のお知らせ
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社(以下PSS、本社:千葉県松戸市)は、株式会社フェローテックホールディングス(以下フェローテック社、本社:東京都中央区)と、フェローテック社が有する磁性流体・ペルチェ素子等の製造技術及び当該技術に関連する製品とPSSが有する磁性体反応制御、PCR検査、免疫反応検査等自動化処理システム技術及び当該技術に関連する製品を融合してナノ磁性体を利用した生体物質測定の研究開発及び製品販売を行う合弁会社を設立することを決定しましたのでお知らせします。
1. 本合弁会社の概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/87187/table/15_1_4d63f90ee5d917c880929899796bae4c.jpg ]
2. フェローテック社の概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/87187/table/15_2_35edd93975b5393f95ce91f38c942461.jpg ]
3.本合弁事業の目的と狙い
フェローテック社は、半導体業界において世界トップシェアを占めているコア技術1.「磁性流体(代表的な応用製品は真空シール)」 と2.温調デバイスの「サーモモジュール」を有するグローバルニッチトップ戦略を展開している企業です。
今回の合弁事業は、PSSが有する磁性体反応制御、PCR検査、免疫反応検査等自動化処理システム技術及び当該技術に関連する製品と、フェローテック社が有する上記コア技術1.2.に関する磁性流体・ペルチェ素子等の技術を融合させ生体物質測定分野でのより高度、精密なシステムの研究開発を行うことを目的としています。感染症はもとよりがん、アルツハイマー等の難易度の高い確定診断に活用できる技術確立を目指します。
本合弁事業は、PSSとしては中期事業計画(2023年6期~2025年6期)の戦略的推進テーマに掲げている「(既存OEM製品に依存する体質から脱却のために)自社新技術製品を上市する」に対応した事業戦略展開に位置付けております。
以上
プレシジョン・システム・サイエンス株式会社
1985年設立。バイオ、医療研究開発の中心テーマである分子診断における各作業工程の自動化を追求した装置を開発し、世界的業界トッププレーヤーにOEM供給する。唾液採取キット、ラックQRコードによる検体管理、6〜8 検体(混合)分注自動化システム、遺伝子解析装置等の機器を検査施設規模、目的に応じて組み合わせ、合理的なPCR検査トータルシステムを構築する。特に、コロナ禍では、全自動化されたPCR検査システムのgeneLEADが注目を集めている。今後、自社ブランド製品販売に注力していく方針。
設立日 :1985年7月17日
代表者 :代表取締役社長 田島 秀二
売上高 :7,434百万円(2022年6月期)
従業員 :196名(2022年6月末時点)
連結子会社:Precision System Science USA, Inc.(米国) Precision System Science Europe GmbH(ドイツ) ユニバーサル・バイオ・リサーチ(株) エヌピーエス株式会社(秋田県大館市)
品質管理 :ISO9001、ISO13485 取得
株式市場 :東京証券取引所グロース(コード番号:7707)
プレスリリース提供:PR TIMES