プレスリリース
スペースコロニー実現に向けた研究開発を加速
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人類の宇宙展開を通した産業変革を目指す株式会社スペースデータ(本社:東京都渋谷区、代表:佐藤航陽、以下スペースデータ)は、スペースコロニー実現に向けた研究開発の更なる加速を目指し、JAXA有人宇宙技術部門の伊藤剛氏が執行役員に就任したことをお知らせします。
伊藤氏は国際宇宙ステーション(ISS)の日本モジュール「きぼう」のプロジェクトに20年以上従事し、設計・開発・運用・フライトディレクタを担当した豊富な経験を有しています。今後さらに弊社の執行役員として宇宙戦略を担当し、新しいスペースコロニー構想の検討と、その実現に向けた研究開発に取り組んで参ります。
就任の背景
スペースデータは、人類の宇宙展開を加速させ、地球のあらゆる産業を変革する「SX(スペース・トランスフォーメーション)」を推し進めることをミッションとしています。
米国、中国を筆頭に各国が競って宇宙開発の勢いを増す中、スペースXのような宇宙ベンチャーも誕生し大きな成長を遂げています。また、異業種からの宇宙事業参入もより本格的に進もうとしており、人々の様々な活動が宇宙へと展開していく大きなパラダイムシフトを迎えようとしています。
その人類の宇宙展開において、必ず必要となるのが、人が宇宙空間で中長期の活動を可能とする居住施設、およびインフラ設備です。数百人という単位の人が宇宙空間での業務に従事し生活するためには、エネルギー、空気や水、食料、通信や物流など、統合された全体システムとしてのスペースコロニー設計が必要です。
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スペースコロニーのイメージ画像
スペースデータは、強みとするデジタルツイン技術やリーンスタートアップ的経営手法を活かし、スペースコロニーのハードウェアの全体設計とソフトウェアの研究開発を進めています。将来的に巨大な宇宙都市となるスペースコロニーですが、まずは短期間でその最小モデルを実現し、成功モデルを確立した上で大規模なリソース投入によって拡張していくことが合理的であると考えています。
そこで弊社は、国際宇宙ステーション(ISS)の日本モジュール「きぼう」のプロジェクトに20年以上従事し、設計・開発・運用・フライトディレクタを担当した豊富な経験を持つJAXAの伊藤剛氏を執行役員として迎え、このスペースコロニー実現に向けた研究開発に取り組むこととなりました。拡張性のある宇宙都市の最小モデルを設計するために、これまで長年培われてきた宇宙ステーションの知見をベースとして、新たなスペースコロニー構想を打ち立てる計画です。
伊藤剛(いとうつよし)氏について
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東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻修士課程修了後、1997年、宇宙開発事業団(現・宇宙航空研究開発機構)に入社。同年から20年以上にわたり、日本の国際宇宙ステーション「きぼう」プロジェクトに従事。日本初の有人宇宙施設「きぼう」の各種機器の開発、NASAとの国際調整、全体システムインテグレーション、運用準備を担当。2008年の「きぼう」打上げ以降、フライトディレクタとして「きぼう」の運用管制を指揮。2012年から「きぼう」の実験装置開発、将来の有人探査に向けた技術研究を統括。2021年から宇宙の商業利用時代に向けた新規装置類の開発や民間利用を推進するプロセスの整備に従事。
スペースデータについて
スペースデータは「宇宙」と「デジタル」の融合を目指した研究開発を行うスタートアップです。人工衛星・宇宙ステーション・月面探査といった宇宙分野の技術と、AI・3DCG・デジタルツインといったデジタル分野の技術の融合を目指す研究を進めています。「新しい宇宙を作る」をビジョンに掲げて、革新技術の発明・特許化・実用化を行っています。
◆法人概要
社名 :株式会社スペースデータ
代表 :佐藤 航陽
住所 :東京都渋谷区道玄坂2-11-1
資本金:15億1300万円
目的 :宇宙開発に関わる投資と研究
URL :https://spacedata.ai
本件に関するお問い合わせ
下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
https://spacedata.jp/contact
プレスリリース提供:PR TIMES