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モデルナ日本法人の代表取締役社長に鈴木蘭美氏が就任

(PR TIMES) 2021年12月01日(水)13時45分配信 PR TIMES

米国マサチューセッツ州ケンブリッジ - 2021年12月1日 - メッセンジャーRNA(mRNA)治療薬とワクチンのパイオニアとして、患者さんのために革新的な次世代医薬品を開発するバイオテクノロジー企業であるModerna, Inc.(ナスダック:MRNA、以下モデルナ)は本日、モデルナ・ジャパン株式会社の代表取締役社長に鈴木蘭美(すずき らみ)氏が就任したことを発表しました。
鈴木氏はモデルナの日本での事業活動を統括し、さまざまな職務を実行するチームを構築します。モデルナは東京に拠点を設立し、現在スタッフの採用も進めています。

モデルナのワクチン営業担当上級副社長であるパトリック・ベルクシュテット(Patrick Bergstedt)は次のように述べています。「現在増強を進めている日本のモデルナ拠点を鈴木氏が統括することは、大変喜ばしいことです。日本の医療現場における彼女の幅広い経験と知識は、日本においてモデルナのプレゼンス確立とmRNAパイプラインの継続的な発展に寄与するもので、私たちにとって貴重な即戦力となるでしょう。」

鈴木氏は、モデルナに入社する前はフェリング・ファーマ株式会社のCEO兼代表取締役を務めていました。それ以前は、ヤンセンファーマ株式会社のメディカルアフェアーズ責任者やエーザイ株式会社の事業開発責任者等を歴任しました。また、内閣府の健康・医療戦略推進専門調査会を含む複数の政府委員会に寄与しており、日本医療研究開発機構(AMED)や日本科学技術振興機構(JST)、理化学研究所が推進するいくつかのプロジェクトの顧問も務めています。彼女はロンドン大学ユニバーシティカレッジで、医学博士号を取得しています。

鈴木氏は次のように語っています。「このような重要な時期にモデルナの一員となることは大変光栄です。グローバルそしてアジアでの拡大を進めるモデルナにとって、日本はとても重要です。モデルナが日本においてもmRNAサイエンスを継続的に提供するために、多様なネットワークを構築し、みなさんとの信頼関係を育むことができるよう、全力で邁進する所存です。」


モデルナ社について
モデルナは、2010年の創業から今日までの10年強の間に飛躍的な成長を遂げています。メッセンジャーRNA(mRNA)分野の研究からはじまり、現在は6つのモダリティにわたる多様なワクチンと治療薬の製品並びに臨床開発段階のプログラムを有しています。mRNAと脂質ナノ粒子製剤を含む幅広い知的財産ポートフォリオを構築し、最新の大規模製造設備では目覚ましく迅速な臨床開発と商業化を目的とした生産が可能です。これからも、革新的な科学の進展と速やかな製造拡大の実現を追求してまいります。最近では、モデルナの力を結集した成果として、新型コロナウイルス感染症拡大に対する最も早く最も効果的なワクチンのひとつが、多くの国で承認され使用可能となりました。
モデルナのmRNAプラットフォームは、基礎および応用の研究・医薬デリバリー技術・製造においての継続的な進歩を目指して構築されており、感染症、免疫腫瘍学、希少疾患、循環器疾患、並びに自己免疫疾患のための治療薬とワクチンの創出を可能にしています。過去7年間、Science誌によりトップのバイオテクノロジー企業として選出されました。さらなる詳細は、www.modernatx.comをご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES

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