プレスリリース
2022年8月18日(木)大阪府教育会館たかつガーデンにて 報告企業:株式会社セブン‐イレブン・ジャパン、大和冷機工業株式会社、報告団体:淡路こども食堂
こどもスマイリング・プロジェクト(助成:日本財団)は、2022年8月18日(木)、大阪府教育会館たかつガーデン(大阪市天王寺区)にて、「こどもの居場所活動」を中心としたこどもの支援に関心のある企業・団体を対象に、「企業とこどもの居場所 共創フォーラム」を大阪市社会福祉協議会 大阪市ボランティア・市民活動センターと共催で開催しました(オンラインでも同時開催)。
コロナ禍で子どもたちに食事や居場所を提供する「こどもの居場所活動団体(こども食堂や学習支援等)」の存在感が増す中、多くの企業や団体から支援をしたいとの声が寄せられています。実際にこども支援に関わる企業と活動団体、双方の実践事例を共有し、こどもの居場所活動への正しい理解や支援企業の想い、今お互いができることを考えていくこと、そして、社会全体で子どもたちを支える支援の輪を広げていくことを目指して開催しました。本フォーラムは、昨年7月に第1回を開催し、今回で2回目の開催となります。
フォーラムでは、大阪市社会福祉協議会より地域こども支援ネットワーク事業の取り組みを紹介した後、企業のこども支援事業の活動報告として、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンと大和冷機工業株式会社の支援活動をご説明いただきました。また、企業から食品寄贈などの支援を受けるこども支援団体の活動報告として、淡路こども食堂より活動の実情や課題、企業や社会に求める支援についてお話しいただきました。最後に、食品寄贈に限らない子ども支援の実例として、「こどもスマイリング・プロジェクト」が実施した食育プログラムの報告も行いました。
当日はこども支援に関心のある企業・団体や、こども支援に取り組んでいる団体や個人の方など、約50名の方にリアル・オンラインにてご参加いただき、積極的なご質問をいただきました。本フォーラムは、企業とこども支援団体双方の視点から子ども支援の在り方を考え・共有し、交流する場となり、持続的なこども支援につなげるための学びの時間となりました。
今後もこどもスマイリング・プロジェクトは、子どもたちの心と体の成長に必要な『食』や食に関わる『職』などの経験を届け、食品企業の様々な取組への理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指し、こうした支援の輪を広げる活動を推進していきます。
【開催概要】
イベント名 企業とこどもの居場所 共創フォーラム
日 時 2022年8月18日(木) 14時30分〜16時30分
場 所 大阪府教育会館たかつガーデン 8F たかつ東中(大阪市天王寺区東高津町7-11)
※オンライン同時開催
対 象 社会貢献活動、子どもの居場所づくりや取組み等に関心のある企業・団体
子どもの居場所活動に取り組む団体 など
プログラム 1.地域こども支援ネットワーク事業のご紹介:大阪市社会福祉協議会
2.企業のこども支援事業活動報告1:株式会社セブン-イレブン・ジャパン
3.企業のこども支援事業活動報告2:大和冷機工業株式会社
4.こどもの居場所活動団体活動報告:淡路こども食堂 ※オンライン
5.食品寄贈に限らない子どもの支援の多様なあり方:こどもスマイリング・プロジェクト事務局
6.質疑応答・交流会
共 催 大阪市社会福祉協議会、こどもスマイリング・プロジェクト事務局
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【講演内容】
■大阪市の地域こども支援ネットワーク事業のご紹介
大阪市社会福祉協議会 大阪市ボランティア・市民活動センター 泉 颯斗氏
大阪市社会福祉協議会では、こども支援のために、活動者や応援者のネットワークづくりや、交流イベント・シンポジウムの開催などを行っています。また、これまで多くの企業・団体からいただいた寄付を登録団体に提供してきました。今後も事業をご理解いただき、協力の輪を広げていきたいと考えます。
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■企業のこども支援事業活動報告
株式会社セブン‐イレブン・ジャパン サステナビリティ推進室 企業行動推進 マネジャー 工藤 義和氏
総務法務本部 総合渉外部 関西ゾーン 行政推進担当 泉 亜弥子氏
社会福祉協議会を通じた商品寄贈の取り組みを全国規模で実施しています。大阪での取り組みとしては、大阪市との見守り連携や大阪産野菜の応援、こども向け職業体験プログラムなどを実施しています。
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大和冷機工業株式会社 直販企画部 梅本 省吾氏、和田 晋輔氏
自宅や飲食店・スーパーなどで余っている食材や食品を必要とする人に提供する「フードバンク」のような役割を果たす「街の冷蔵庫」プロジェクトを構想しています。業冷庫の総合メーカーであることを活かし、協力いただける企業様や団体様を募り、実現に向けて進めていきたいと考えています。
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■こどもの居場所活動団体活動報告
淡路こども食堂 代表 蔭山 力雄氏
東淀川区の淡路で月1回、こども食堂を開催しています。コロナ禍ではお弁当配布で対応し、食材配布の活動も実施しました。地域で活動を応援いただいている多くの企業・組合に支えられ、活動ができています。 こども食堂の継続のためには、食材の地域プラットフォームの確立が必要と考えます。
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■食品寄贈に限らない子どもの支援の多様なあり方
こどもスマイリング・プロジェクト 事務局 国友 千鶴
こども食堂に通うこどもたちに、エシカル消費を学ぶ職業体験型食育プログラムを提供し、エシカル消費や食品ロス削減を学んでもらうプログラムを企画実施しています。企業の事業内容に即したプログラムを開発し、「有機農業収穫体験」などのイベントを実施してきました。体験を中心とする食育プログラムを通じて、こども食堂と企業のネットワークを構築を目指します。
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こどもスマイリング・プロジェクト とは?
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子ども食堂に通うお子様へのエシカル消費に関する食育プログラムを実施し、子どもたちを支援するネットワークとのリアルとデジタルでの信頼関係を構築。子どもたちの心と体の成長に必要な『食』や食に関わる『職』などの経験を届け、食品企業の様々な取組への理解と地域への貢献を通じた持続可能な社会を目指す仕組みの構築を目指します。
URL: https://www.k-smile-ring.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES