プレスリリース
〜IoT,DXを活用したHACCPサポートソリューションで、食品物流事業者のHACCP対応をサポート、フードチェーン全体の衛生管理に貢献〜
株式会社ハピクロ(福岡県北九州市、代表取締役社長:中田佳孝、以下 ハピクロ)は、HACCPサポートソリューション「HACCPPy(ハサッピー)」を株式会社ロジカム(福岡県福岡市、代表取締役社長:大瀬麻衣子、以下 ロジカム)に提供開始しました。物流分野へのHACCPPy提供は今回が初めての事例です。
【URL】https://haccppy.net/
2018年の食品衛生法改正において、フードチェーン全体でHACCP(※)の考え方を取り入れた食品安全管理が義務化されました。
食品物流は顧客から預かった食品の品質・安全を劣化させずに次の顧客へつなぐ役割を担っており、近年顧客から食品物流分野への食品衛生管理に関する要求は高まってきています。
この度、食品物流のロジカムにおいて、より行き届いた食品衛生管理を行うことを目的としてHACCPPyを導入いただきました。
ロジカムでは、冷凍食品を倉庫で預かり小分け梱包して出荷する物流アウトソーシング事業を行っており、フードチェーンの一端を担う事業者としてより適切かつ効率的なHACCP対応で、競合他社との差別化を目指しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53108/14/resize/d53108-14-430fb5403e58d67e55f2-4.png ]
※:Hazard Analysis and Critical Control Point。食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法。(出典:厚生労働省HP)
ロジカムにおけるHACCPPyの導入効果
これまでロジカムでは、HACCPの考え方を取り入れた食品衛生管理に関し、チェック項目を紙に記録していました。
また、倉庫については温度管理・記録が自動化されているものの、小分け梱包の作業エリアにおける温度記録が自動化されておらず、記録の手間が発生していました。
今回、HACCPPyを導入することにより、
・センサーで小分け梱包エリアの温度測定およびその記録の自動化
・タブレットでのチェックリスト入力および記録のデジタル化
・複数の倉庫や梱包作業エリアの測定結果やチェックリストを、集中管理
ができるようになり、担当者の負担を最低限に抑えつつ、実効性の高い食品衛生管理に取り組めるようになりました。
HACCPサポートソリューション「HACCPPy」について
[画像2: https://prtimes.jp/i/53108/14/resize/d53108-14-80fee4975517e6bb7476-0.png ]
公益財団法人北九州生活科学センター監修のもと開発した、HACCP対応業務の効率化サポートサービスです。(https://haccppy.net/)
【HACCPPyでできること】
1.煩雑なHACCP関連の計画・記録作成・管理の省力化
2.ペーパレスによるコスト削減
3.コロナ対策業務の標準化・省力化
[画像3: https://prtimes.jp/i/53108/14/resize/d53108-14-7c52435ee0e39febac2c-2.png ]
【主な機能】
1.店舗内に設置した温度センサー(※2)で、室内や冷蔵/冷凍庫内の温度を自動記録
2.各種衛生チェックリストをタブレットで記録し一括管理
3.換気基準となるCO2濃度測定(※2)と店内サイネージ等での見える化
4.コロナウイルス対策に関するチェックリスト作成
5.クラウドによるリモートでの多店舗管理機能
※2:ラトックシステム社の環境センサーを採用
[画像4: https://prtimes.jp/i/53108/14/resize/d53108-14-6a586fc74b2b066da9e6-3.jpg ]
ラトックシステム株式会社様のコメント
ラトックシステム株式会社は、当社の環境センサーを採用したHACCPサポートソリューション「HACCPPy(ハサッピー)」が食品物流分野に進出されたことを心より歓迎いたします。
IoTによる温度測定および記録の自動化を通じ、本ソリューションがフードチェーン全体での食品衛生管理をサポートしてくれることを期待しております。
ラトックシステム株式会社 代表取締役社長 近藤 正和
株式会社ソラコム様のコメント
ハピクロ様の飲食店向けHACCPサポートシステム「HACCPPy」の食品物流分野での提供開始を心から歓迎します。SORACOMのIoT通信は、倉庫や物流における移動体でのセンサー活用に役立ちます。この度のハピクロ様のお取り組みが、フードチェーンにおける衛生管理およびデジタル化を力強くサポートしてくれることを確信しています。
株式会社ソラコム 代表取締役社長 川 憲
ハピクロについて
ハピクロは地域課題・業務課題のソリューションベンダーとして、培ってきたノウハウと知識をベースとしたITを活用したソリューションを提供するスタートアップ企業です。
<会社概要>
会社名:株式会社ハピクロ
所在地:北九州市八幡西区八千代町3-16
代表者:中田 佳孝
設立:2017年6月
URL:https://hapikuro.com/
事業内容:保育園運営事業、育児支援事業、IT/IoT導入支援事業
ロジカム 会社概要
会社名:株式会社ロジカム
所在地:福岡県福岡市東区箱崎ふ頭5-1-4 センコー(株)第2PDセンター事務所2F
代表者:大瀬 麻衣子
設立:2019年
URL:https://logicome.com/
事業内容:軽貨物運送事業、通販物流支援、物流コンサルティング、物流ソリューション / システム開発
北九州生活科学センター 法人概要
法人名:公益財団法人 北九州生活科学センター
所在地:福岡県北九州市戸畑区中原新町1番4号
理事長:池田 光政
設立:1970年10月(2012年4月公益財団法人へ移行)
URL:http://www.klsc.or.jp/
事業内容:保健衛生および環境に関する検査、調査、研究、啓発および相談
【お客様からのお問い合わせ先】
株式会社ハピクロ 中田佳孝
e-mail:sales@hapikuro.com
プレスリリース提供:PR TIMES