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公共訴訟を支援するCALL4が初の試みとして「はじめての裁判傍聴ツアー」の募集を開始

(PR TIMES) 2022年04月05日(火)12時45分配信 PR TIMES

https://call4courthearingtour.peatix.com

日本初の公共訴訟支援に特化したウェブプラットフォームCALL4(コールフォー)(運営:特定非営利活動法人CALL4、代表理事:谷口太規、https://www.call4.jp/)は、公共訴訟への興味関心を促すため、新企画「はじめての裁判傍聴ツアー」を実施いたします。また、その第1弾として、CALL4がクラウドファンディングのケースとして取り扱い、支援を呼びかけている「ネパール人取調べ中死亡国賠訴訟事件」の証人尋問期日(5月10日予定)を傍聴するためのツアー参加募集を、2022年4月5日より開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/45445/14/resize/d45445-14-254f5064e55ea41acc19-0.jpg ]


■概要
以前より、CALL4をご支援くださる方々から、「公共訴訟のことは気になるけれど、ひとりで裁判傍聴に行くのは少しハードルが高い」「裁判がどのようにして行われているのか知りたい」といった声を多くいただいておりました。そこで今回、CALL4が取り扱う訴訟について理解を深めていただくとともに、どのように日本の裁判が行われているか、そのプロセスについても多くの方に知ってもらいたい、との思いから、「はじめての裁判傍聴ツアー」を企画いたしました。

その第1回として、2022年4月5日より裁判の傍聴ツアーの募集を開始するのが、「ネパール人取調べ中死亡国賠訴訟事件(https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000054)」の証人尋問傍聴です。これは、ネパールから在留資格「技能(料理人ビザ)」で来日していたアルジュンさんが警察に拘束され、検察取り調べ時に片方の手錠を外されるとすぐ倒れ、そのまま突然死した、という事件です。

この事件を巡ってはアルジュンさんのご遺族が日本国を相手取って、国家賠償請求訴訟を提起しており、2022年5月10日には、実際に新宿警察署においてアルジュンさんに対して、制圧行為を行い、保護房に連行して戒具を使用した警察官ら4名が証人として出廷する予定です。

また、単に証人尋問の期日を傍聴するだけではなく、「事前レクチャー会」(期日の約1ヶ月前となる4月9日金曜日20時からオンラインで実施予定)にも参加するしていただくことで、事件についての理解を深めた上で、証人尋問を傍聴していただくことができます。

さらに、証人尋問期日の直後に行う「報告&交流会」(5月10日火曜日16時から、裁判所の近くの会議室にて実施予定)にも参加するしていただくことで、弁護団や支援者の生の声を聞いたり、意見交換をしたりすることも可能です。

■「はじめての傍聴ツアー」Vol.1「ネパール人取調べ中死亡国賠訴訟事件」証人尋問傍聴について
STEP1:「事前レクチャー会」
日時:4月8日(金)20時から
開催形式:オンライン(YouTube LIVE)
弁護団によるオンライン事前レクチャーを聞いて事件の背景や、注目ポイントを把握します(アーカイブ公開も予定しています)。

STEP2:「裁判傍聴」
日時:5月10日(火)午前10時から同日15時30分頃まで(予定)
場所:東京地裁(裁判所正面玄関前)に集合
CALL4スタッフが法廷にご案内します。

STEP3:「報告&交流会」
日時:裁判期日(5月10日火曜日15時30分頃終了予定)終了後の16時から
傍聴終了後は、近隣のイベントスペースに移動して、弁護団による報告会と、参加者同士の交流や意見交換を目的とした時間をもちます。

※本ツアー参加者の数に対して確保できた傍聴席の数が少ない場合、一定時間ごとに席の入れ替えをお願いさせていただく可能性がございます。
※当日は傍聴席の数に限りがございますので、必ず傍聴できることをお約束できるものではありません。ご了承ください。
※万一傍聴希望者多数により、希望する方全員が法廷席に入室できない場合には、支援者の皆様及び傍聴ツアー参加者の間で傍聴の時間を調整することにより、なるべく多くの方にこの裁判を傍聴していただけるように調整いたします。

なお、傍聴は途中入退室自由であり、また本傍聴ツアーにご参加いただく方以外でも傍聴は自由に行っていただけます。本企画はそのような傍聴を妨げる趣旨にはないことをここに申し添えます。

募集要項
募集人数:15人まで(先着順)
参加に当たってのお願い:
傍聴席には限りがあるため、以下のチケット販売サイトより、無料チケット、または寄付つきチケットの事前予約をお願いいたします。
https://call4courthearingtour.peatix.com

チケットの種類
1.無料
2.1,500円(傍聴ケースへ寄付)
3.3,000円(傍聴ケースとCALL4に半分ずつ寄付)
4.5,000円(傍聴ケースとCALL4に半分ずつ寄付)

※お申し込みいただけるのは5月9日(火)に東京地裁にて裁判傍聴に参加できる方が対象となります。

事前レクチャー及び報告会に登壇するスピーカー
海渡雄一氏(弁護士・東京共同法律事務所)
日本弁護士連合会秘密保全法制対策本部副本部長、監獄人権センター事務局長、公害対策環境保全委員会委員。脱原発弁護団全国連絡会共同代表、脱原発法制定全国ネットワーク事務局長。「グリーンピース・ジャパン」元理事長。
[画像2: https://prtimes.jp/i/45445/14/resize/d45445-14-6a4a796063e14381712b-1.jpg ]


川上資人氏(弁護士・早稲田リーガルコモンズ法律事務所)
日本弁護士連合会代議員、東京弁護士会常議員、日本労働弁護団常任幹事・同事務局次長、交通の安全と労働を考える市民会議事務局。
[画像3: https://prtimes.jp/i/45445/14/resize/d45445-14-e2c2c7571b2c863f8ac5-2.jpg ]


小川隆太郎氏(弁護士・東京共同法律事務所)
認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局次長、認定NPO法人日本国際ボランティアセンター理事、日本弁護士連合会国際人権条約WG自由権規約PT事務局次長、日本弁護士連合会国際人権問題委員会幹事、全国難民弁護団連絡会議世話人。
[画像4: https://prtimes.jp/i/45445/14/resize/d45445-14-59cabe6138bb4adc9911-3.jpg ]


高橋 徹氏(支援者)
認定NPO法人 多文化共生教育ネットワークかながわ代表理事。長年、学校で教師を勤めながら在留外国人の支援活動を行ってきた。アルジュンさんの死の知らせを受けてから、「ネパール人取調べ中死亡国賠訴訟事件」の支援に取り組んでいる。
[画像5: https://prtimes.jp/i/45445/14/resize/d45445-14-aee4fad71f7d0dd27d95-4.jpg ]


MC 丸山央里絵(CALL4副代表)

関連情報
「ネパール人取調べ中死亡国賠訴訟事件」の詳細は、CALL4サイト内のケースページ・関連ストーリーをご覧ください。

ケースページ(概要や訴訟資料など):
「ネパール人取調べ中死亡国賠訴訟事件」
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000054

関連ストーリー:
みんなが生きやすい社会には何が必要か?
ー逮捕中に亡くなったアルジュンさんと川上弁護士・小川弁護士のストーリー
https://www.call4.jp/story/?p=867

「なぜアルジュンさんは亡くなったのか?」遺族に寄り添う4年半
ー逮捕中に亡くなったアルジュンさんと支援者、高橋 徹さんらのストーリー
https://www.call4.jp/story/?p=1938

■「CALL4」について
「CALL4」は2019年9月のサービス開始以降、公共訴訟を支援するクラウドファンディングと、訴訟の背景にある課題や原告の人生を伝えるコンテンツの提供を行っています。活動を通じて、より多くの人たちが司法で起きていることを知り、関心を持ち、そしてさまざまな形で参画することができる仕組み作りに尽力しています。

同性婚訴訟、性風俗事業者に対する持続化給付金不支給を問う「セックスワークisワーク訴訟」、東京地裁・高裁で法令違憲判決が出された在外国民審査訴訟、入管施設内における暴行事件など、多くの訴訟について、訴訟概要やその問題背景についてのコンテンツ発信を行なっています。

■運営団体「特定非営利活動法人CALL4」について
特定非営利活動法人CALL4は、公共訴訟を支援するウェブプラットフォーム「CALL4」の運営のために設立された営利を目的としない法人で、代表を務める弁護士谷口太規の他、多様な専門性を有するプロボノメンバーによって活動が担われています。

詳細は以下よりご確認ください。
https://www.call4.jp/

CALL4は今後も、クラウドファンディングをはじめとするケースサポートを通じて、司法をより身近に感じていただけるよう日々活動してまいります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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