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株式会社坂ノ途中

株式会社坂ノ途中、パナソニック株式会社と資本提携を実施。掲げる「バリューチェーンの再構築」の加速を目指す。

(PR TIMES) 2023年06月28日(水)17時45分配信 PR TIMES

「100年先も続く、農業を。」をビジョンに掲げ、環境負荷の小さい農業の普及に取り組む株式会社坂ノ途中(本社:京都市南区、代表取締役:小野 邦彦)は、パナソニック株式会社(本社:東京都港区、CEO:品田 正弘)がSBIインベストメント株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタルファンド(通称:パナソニックくらしビジョナリーファンド)を引受先とした第三者割当増資を実施しました。
坂ノ途中が掲げる「バリューチェーンの再構築」を、パナソニックが持つコールドチェーン技術などを活用し、加速、推進してまいります。
[画像: https://prtimes.jp/i/41621/14/resize/d41621-14-719f9ec12d4bba42e104-0.jpg ]

コールドチェーン x バリューチェーン再構築で、サステイナブルな農産物流通を
坂ノ途中はこれまで、新たに農業をはじめた新規参入者をパートナーとして、化学合成農薬や化学肥料を使用せず育てられた農産物の流通販売を行ってきました。新規参入者がつくる、大規模流通にのらない少量不安定な農産物の価値を見直し消費者へ届ける「バリューチェーンの再構築」を目指しています。国内随一のコールドチェーン技術を持つパナソニックと提携することで、鮮度管理能力の向上、CO2排出量削減、フードロス削減などを通じ、よりサステイナブルな農産物流通のあり方を築いていきます。

BtoC分野のみならずBtoB分野でも連携を想定
坂ノ途中は、環境負荷の小さな農業の広がりを目指し、年間数百種類の多様な野菜の流通販売を行ってまいりました。家庭にお届けする野菜のサブスクリプションサービスが売上の6割を占めていますが、今後、小売店、飲食店向けのBtoB事業も成長を見込んでいます。
パナソニックは、「食」のインフラに関わる領域として調理家電以外にもコールドチェーン事業を展開し、業務用冷蔵・冷凍ショーケースなどB2B分野の製品も幅広く手がけてきました。特に、省エネや自然冷媒技術によるCO2排出量の削減など、環境に配慮したサプライチェーンの構築分野におけるフロントランナーです。
今後、坂ノ途中ではパナソニックと協業することで、BtoC事業でのコラボレーションのほか、BtoB分野での当社のプレゼンス向上や新しい販売方法の開拓も可能になると考えています。

■株式会社坂ノ途中 代表取締役社長 小野邦彦 コメント
「環境負荷に配慮した持続可能な農業を広げるという、今後社会全体で目指していくことになる変革にあたって当社が重要な役割を果たすであろうことを、同じくサスティナビリティ志向を掲げるパナソニック(株)と思いを一致させることが出来ました。今後、パナソニック(株)と連携しながら、持続可能なライフスタイルを提案していきたいと考えています。」

■パナソニック株式会社 CVC推進室 室長 郷原邦男 コメント
「食品EC市場の成長に伴い、当社の保有する冷蔵・冷凍などの鮮度維持技術がより重要になってきています。
今回の株式会社 坂ノ途中への出資を通して、D2C(Direct to Consumer)にとどまらず、店舗・レストラン・オフィスなど様々なお客様接点(チャネル)に対して、新鮮で美味しいプレミアムな食材をお届けする新しいバリューチェーンの構築が加速されていくことを期待しています。」

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株式会社坂ノ途中
住所:京都市南区上鳥羽高畠町56
HP:http://www.on-the-slope.com/
代表者:小野 邦彦(おの くにひこ)
1983年奈良県生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、フランス系金融機関BNP Paribasにおいて金融商品開発を担当。2009年京都で株式会社坂ノ途中を設立。

事業概要:
「100年先もつづく、農業を」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行っている。提携農業者の約8割が新規就農者。少量不安定な生産でも品質が高ければ適正な価格で販売できる仕組みを構築することで、環境負荷の小さい農業を実践する農業者の増加を目指す。その他、東南アジアの山間地域で高品質なコーヒーを栽培することで森林保全と山間地での所得確保の両立を目指す「海ノ向こうコーヒー」も展開。
ベンチャーキャピタルなどからの累計17.7億円の資金調達を実施。農業分野を代表するソーシャルベンチャーとして事業成長を続けている。京都市「1000年を紡ぐ企業」、経済産業省「地域未来牽引企業」「J-Startup KANSAI」など、受賞多数。



プレスリリース提供:PR TIMES

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