プレスリリース
予約システムを全面刷新し、顧客体験の向上と当日キャンセル率の低減を実現
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/109188/13/109188-13-dca6259d71ed2a25ab79861fb03c92c9-3000x1840.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
NutmegLabs Japan株式会社(代表取締役:中口 貴志、本社:東京都中央区、以下「当社」)が提供する旅行・レジャーにおける現地体験事業者向けに観光DXプラットフォーム「Nutmeg(ナツメグ)」が、日の丸自動車興業株式会社(代表取締役社長:富田 哲史、本社:東京都文京区)が運行する「スカイバス東京」に導入され、活用が開始されましたことをお知らせいたします。
導入前の課題
「スカイバス東京」の既存のオンプレミス※システムは、以下のような複数の問題を抱えていました。
- 予約システムと決済システムとの非連動によるチケットカウンターの混雑予約システムが決済システムと連動しておらず、決済が完了して初めて紙のチケットを発行する運用でした。オンラインで予約した顧客は、決済の為に当日購入と同列に並ぶ必要があり、特に繁忙期には混雑がさらに悪化する原因となっていました。- 運用変更への対応が柔軟にできないバスの新調やバスタイプの変更の度に、オンプレミスシステムの改修が必要であり、これが大きな時間とコストを要していました。また、急な故障や車両点検のバス交換が発生すると、リアルタイムでの座席割り当て対応ができず、運用の柔軟性が欠如していました。
これらの課題を解決するため、より高度で柔軟なデジタルシステムへの移行が急務でした。
※オンプレミス:自社で情報システムのサーバなどハードウェアを設置・導入し、管理・運用する形態を意味します。「クラウド」の対義語として使われることが多く、クラウドはサービス提供業者が構築しているシステムを、インターネット上で利用します。
導入後の効果
「Nutmeg」プラットフォームの導入により、以下の改善が実現しました
- チケットカウンターの混雑解消Eチケットの導入と予約・決済の連携強化により、顧客はチケットカウンターに並ぶことなく、直接乗車場所へ進むことができるようになりました。また、チケットカウンターでは当日購入者のみを対応することになったため、よりスピーディに窓口に来られた当日購入者をご案内することができるようになりました。これらにより、顧客の待ち時間が大幅に削減され、体験が向上しました。- 運用コストと時間の削減クラウドシステムにより、新しいバスタイプの追加や急な変更が容易になり、システム改修の必要性が大幅に低減しました。- 顧客満足度の向上リアルタイムでの座席管理とEチケットの利用により、運用がスムーズになり、待ち時間が削減されるなど顧客体験を向上させると同時に、当日のNo Showやキャンセル率の低減にも繋がりました。
スカイバス東京 部長 武藤様のコメント
既存システムの刷新については、実は3年ほど前にプロジェクトが立ち上がってからずっと検討していました。当時はコロナ禍で、なかなか投資判断もしきれなかったところ、市場が回復の兆しを見せたため、改めてシステム改修に本腰を入れることになりました。そのとき、オンプレミス、SaaSのサービスから複数お話を伺いましたが、Nutmegが一番当社の困りごとを真剣に聞いてくれ、システム会社ならではの視点で仕様についてご提案くださいました。
春の運行から切り替えを行いましたが、明確にチケットカウンターの混雑は解消され、弊社の窓口工数の削減はもちろん、お客様をお待たせする時間も減ったので、まさにWin-Winの形が組めたと思います。事前決済の導入により、当日No Showやキャンセルも大幅に減りました。
「スカイバス東京」とは
日本初の2階建てオープントップバスツアーとして2004年に東京で運行開始。360度の景色を楽しめる開放感溢れる座席からの眺望が特徴です。バスに乗車しながら、普段とは違う視点からの景色、ダイレクトに伝わる風や音、そして香りと正に五感をフル活用させながら、バスアテンダントの楽しい案内とともに街を巡ります。また、最近ではプロスポーツの優勝パレードなどで使用されることもあります。
日の丸自動車興業株式会社について
1963年に設立し、2004年9月に日本初の2階建てオープントップバス「スカイバス東京」を運行開始した。2013年3月には江東区で水陸両用バス「スカイダック東京」を運行開始し、2018年6月にJTB・京阪バスとの共同出資の新会社 「スカイホップバスマーケティングジャパン株式会社」 設立。
観光バス事業の発展を目指し、3つの事業を展開する。快適な旅行を演出する「貸切観光バス事業」。いつもとは違う角度から東京を楽しむことができるスカイバス・スカイダックを企画、運行する「都市観光事業」。無料巡回バスなど地域内での新たな交通手段をデザインする「シャトルバス事業」。
観光DXプラットフォーム「Nutmeg」とは
「Nutmeg」は、観光施設やツアー・アクティビティなどの観光事業者において、従来、窓口販売や電話で行われてきたオフライン予約を、事業者専用の予約サイトを設置することでデジタル化。販売業務や在庫管理・予約管理業務を効率化するとともに、現地の入場管理や参加管理までを1つのサービスで解決できるオールインワン型の業界特化SaaSです。
「Nutmeg」の導入により、観光事業者は深刻な人手不足を解消できるとともに、顧客満足度を飛躍的に向上させることができます。2021年のサービスイン以来、「Nutmeg」の導入社数は約300社を超え、京都・沖縄・ハワイなどの人気観光地での導入が加速しています。
当社は、観光の現場における非効率をなくすとともに、日本経済活性化の鍵となる約2,000万人を超す訪日外国人客のスムーズな受け入れを観光事業者レベルで支援し、世界中の観光客がより現地体験を楽しめる「自由なタビナカ」を目指してサービスを提供してまいります。
NutmegLabs Japan株式会社について
会社名:NutmegLabs japan株式会社
所在地:東京都中央区日本橋1-13-1日鉄日本橋ビル3階
代表者:代表取締役:中口 貴志
事業内容:観光事業者向けDXプラットフォームの開発・提供
創業:2018年4月
会社HP:https://ntmg.jp
プレスリリース提供:PR TIMES