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プレスリリース
バイエル ヘルシーエイジング 人生100年時代の「健康と幸せ力」プログラム 第2回 オンラインセミナー 「糖尿病から腎臓を守るためにできること〜早期診断と、糖尿病に関連する合併症への理解〜」開催
・小田原雅人先生、糖尿病と腎臓のかかわりや、早期診断と治療の重要性について解説
・グレート義太夫 さん、糖尿病性腎症発症から透析治療の経験を語る
・沼津りえさんによる、糖尿病や糖尿病性腎症の患者さんへの食事アドバイス
大阪、2021年11月15日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:フリオ・トリアナ、以下バイエル薬品)は11月11日に、バイエル ヘルシーエイジング 人生100年時代の「健康と幸せ力」プログラムの一環として、第2回オンラインセミナー「糖尿病から腎臓を守るためにできること〜早期診断と、糖尿病に関連する合併症への理解〜」を開催しました。
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厚生労働省の平成28年「国民健康・栄養調査」によると、日本における糖尿病有病者、糖尿病予備群はいずれも約1,000万人と推計され、国民の多くが関わる疾患です1)。症状が進行することで、腎症や網膜症、神経障害といった三大合併症のリスクが高まるため、医療機関の早期受診・治療が重要です。特に糖尿病性腎症は、わが国で透析を受けている方の最も多い原疾患で、患者さんのQOLを著しく低下させる可能性がある合併症です2)。
当日は、申し込み時の事前アンケートで申告された450名以上の方が本オンラインセミナーを視聴いただき、糖尿病、三大合併症の一つである糖尿病性腎症への関心の高さがうかがえました。また、最後の質疑応答の際には、事前に寄せられたものと合わせて約25件の質問が寄せられ、その中から主なものを登壇者の方にご回答いただきました。
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第1部では、国際医療福祉大学教授、東京医科大学特任教授、山王病院内科部長、日本成人病(生活習慣病)学会理事長 小田原雅人先生より「ご存知ですか?糖尿病と腎臓のかかわり〜早期診断と治療の重要性〜」と題した講演をいただきました。糖尿病による三大合併症(腎症や網膜症、神経障害)の特徴やリスク、治療法などに触れられたのち、特に腎症について、透析治療へ繋がるリスク、生活へ及ぼす影響などを解説されました。小田原先生は「糖尿病に罹患し高血糖の状態が続くことで、日本人の死因の上位にある悪性新生物(がん)や心疾患、脳血管疾患、腎不全などのリスクが高まります。腎臓を守ることは心臓を守ることにつながります。自覚症状がないからといって油断せず、血糖値と血圧の両方をしっかりとコントロールすることが重要です。本日のテーマ“腎臓”の機能悪化を予防し、生活の質を保つためには、食生活に気を配ること、禁煙、過剰飲酒の減少、適度な運動など健康な生活を維持することが重要です」と述べられました。
第2部では、小田原先生と、糖尿病、そして糖尿病性腎症により腎不全を発症され、透析治療をされているグレート義太夫さん、管理栄養士の沼津りえさんにご参加いただき、「食欲の秋でも要注意!!腎疾患の体験談&食事療法アドバイス」と題したトークセッションをおこないました。
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グレート義太夫さんは、1995年に糖尿病を発症した当初の症状やお気持ち、2007年に糖尿病性腎症による末期腎不全のため、透析治療を開始してから現在に至るまでのご苦労や周囲の方々のサポートの大切さについて、実体験からお話をいただきました。そして、「自分は糖尿病を軽く考えて自己判断で治療を中止するなどした結果、現在透析治療をおこなっています。透析の時間や回数も最初より増えてしまいました。透析が必要になると、仕事や生活、食生活にさまざまな制限があり、やはり大変です。皆さんも、糖尿病の予防に十分に気を付ける、もし、なってしまったら、そこから進まないようにきちんと治療を継続しておこなうということを心がけてください」と、視聴者へメッセージを述べられました。
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グレート義太夫さんのお話を聞かれた沼津さんは、糖尿病や糖尿病性腎症へ向き合う患者さんにとって大切な食事面のポイントを、専門家の立場からお話しいただきました。沼津さんからは「糖尿病の患者さんは、食事を制限しなくてはならないなど大変なことがあります。毎日楽しく食事を楽しめるよう、普段から暴飲暴食をやめよう、味の濃いものは控えよう、食べる順番を変えてみるといったことが重要です。”減塩”や”味変”を取り入れるなど意識や注意をほんの少しだけ変えることで、食に対してストレスを感じることなく、ご家族の方も、糖尿病治療中の方も、毎日の食事を楽しめるようになりますよ」と、アドバイスをいただきました。
また、小田原先生も、糖尿病、糖尿病性腎症が患者さんへ及ぼす影響について改めてお話しくださり、日々の食事や早期受診の大切さについて解説いただきました。
バイエル薬品では、これからも人生100年時代の健康を見据え、皆様のヘルシーエイジングに役立つ情報を提供していきます。
1) 出典:平成 28 年「国民健康・栄養調査」の結果: https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177189.html
2) 出典:わが国の慢性透析療法の現況 (P590): https://docs.jsdt.or.jp/overview/file/2019/pdf/02.pdf
[表: https://prtimes.jp/data/corp/76998/table/13_1_c82509d8cc1df118c2197bdea865be12.jpg ]
■開 催 日 時 :2021年11月11日(木) 18:30〜20:30
■形 式 :Zoomオンラインセミナー
■主 催 :バイエル薬品株式会社
■プログラム :
開会のご挨拶
-バイエル薬品株式会社 マーケットアクセス本部 本部長 相徳 泰子
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講演 「ご存知ですか?糖尿病と腎臓のかかわり〜早期診断と治療の重要性〜」
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国際医療福祉大学教授、東京医科大学特任教授、山王病院内科部長、日本成人病(生活習慣病)
学会理事長 小田原 雅人 先生
1980年 東京大学医学部医学科卒業。1996年 オックスフォード大学医学部 Clinical Lecturer、2000年 国家公務員共済組合連合会虎の門病院内分泌代謝科部長、2004年 東京医科大学第3内科主任教授、2009年 東京医科大学病院 副病院長、2014年東京医科大学糖尿病・代謝・内分泌・リウマチ・膠原病内科学分野主任教授を経て現職。専門は糖尿病内分泌代謝。特に慢性腎臓病の中でも糖尿病性腎症や動脈硬化性の心筋梗塞、脳卒中の発症予防と治療。
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トークセッション 「食欲の秋でも要注意!!腎疾患の体験談&食事療法アドバイス」
国際医療福祉大学教授、東京医科大学特任教授、山王病院内科部長、日本成人病(生活習慣病)
学会理事長 小田原 雅人 先生
[画像6: https://prtimes.jp/i/76998/13/resize/d76998-13-9d3c1c27aac284729e9f-1.jpg ]
ゲスト グレート義太夫 さん
1958年東京生まれ。たけし軍団の一員でお笑いタレントとして活躍する一方で音楽活動や舞台俳優としての活動も精力的に行う。
1995年に糖尿病と診断され、2007年からは糖尿病腎症による末期腎不全のため、透析治療を開始。2009年発売の著書「糖尿病だよ、おっ母さん!」では糖尿病の発症から透析に至るまでの経緯をエッセイ形式で綴っている。
[画像7: https://prtimes.jp/i/76998/13/resize/d76998-13-baa975f03df2c569785d-2.jpg ]
管理栄養士 沼津 りえ さん
管理栄養士・調理師・料理教室COOK会主宰。
大手食品メーカーにて管理栄養士として勤務後、製菓・製パン専門学校に入学すると同時に渋谷の老舗洋食レストランの門を叩き、料理の基礎を学ぶ。シンプルでおしゃれなレシピに定評があり、新聞・雑誌・テレビなどのメディアでも精力的に活動中。また、管理栄養士の知識を生かして、企業向けのレシピ開発なども行っている。
バイエル ヘルシーエイジングについて
世界の人口高齢化に伴い、ドイツ・バイエル社はヘルシーエイジングの推進に取り組んでいます*。医療の進展や革新的技術の提供により、平均寿命のみならず健康寿命の延伸が期待される「人生 100 年時代」において、加齢や避けられない病気と向き合いながら、できる限り健康的に幸せに歳を重ねることがますます重要になります。バイエル薬品では、「ヘルシーエイジング」を「健康的で幸せに歳を重ねること」と捉え、2018 年より継続して人生 100 年時代の「健康と幸せ力」プログラムと題する活動を実施しています。自分らしいヘルシーエイジングについて皆様と共に考え、ヘルシーエイジングのための「健康と幸せ力」向上を目指します。
*バイエルの各国での活動はこちらの英語サイトをご参照ください。
https://pharma.bayer.com/healthy-aging
バイエルについて
バイエルは、ヘルスケアと食糧関連のライフサイエンス領域を中核事業とするグローバル企業です。その製品とサービスを通じて、世界人口の増加と高齢化によって生じる重要課題克服への取り組みをサポートすることで、人々の生活と地球の繁栄に貢献しています。バイエルは、持続可能な発展を推進し、事業を通じて良い影響を創出することに尽力します。同時に、収益力を高め、技術革新と成長を通して企業価値を創造することも目指しています。バイエルブランドは、世界各国で信用と信頼性および品質の証となっています。グループ全体の売上高は414億ユーロ、従業員数は100,000名(2020年)。特別項目計上前の研究開発費は49億ユーロです。詳細はwww.bayer.comをご参照ください。
バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、コンシューマーヘルスの各事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門では、循環器・腎臓領域、オンコロジー領域、眼科領域、婦人科領域、血液領域、画像診断領域に注力しています。コンシューマーヘルス部門では、プレナタルサプリメントや美容サプリメント、腟カンジダ抗真菌剤に注力しています。同社は、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指しています。詳細はwww.pharma.bayer.jpをご参照ください。
バイエル薬品株式会社
2021年11月15日、大阪
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれている場合があります。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、当社のWebサイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。
プレスリリース提供:PR TIMES