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一般社団法人Chefs for the Blue

東京・京都のトップシェフ4名が、学生とともに「海の未来」をテーマとしたレストランをつくる3ヶ月プログラム『THE BLUE CAMP』2期生募集開始

(PR TIMES) 2024年04月19日(金)18時15分配信 PR TIMES

過去35年で、海の生産量は1/3以下に減少。日本の水産資源と食文化を未来につなぐプロジェクトです。

持続可能な海を目指した啓発活動を行うシェフチーム、一般社団法人Chefs for the Blue(渋谷区千駄ヶ谷)は、2024年4月19日(金)より、次世代の学生たちと東京と京都のトップシェフ4名が、海の未来を考え学び、行動する『THE BLUE CAMP(ブルーキャンプ)』の参加学生を募集します。
本プロジェクトは昨年に続く2回目。次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で行っています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/64142/13/64142-13-e7e5f886dd9a522ff8f78a2d3cfd68fa-2701x1409.png ]

『THE BLUE CAMP』公式HP:
https://thebluecamp.jp/

『THE BLUE CAMP』は、未来を担う次世代の若者に、海や漁業の現状や持続可能性について学びや行動の機会を提供する人材育成プログラムです。参加者がコミュニティとなり、将来、海や水産物に関わる様々な分野で活躍し、持続可能な未来をつくることを目指しています。

昨年に続き2年目となる今回、東京と京都の2つの地域でそれぞれ8名の学生(高校生・大学生・専門学校生)を募集し、約3か月のプログラムを実施します。プログラム全体には、東京・京都のトップシェフ4名がメンターとして徹底的に伴走し、集大成として8月には「海の未来」をテーマとしたポップアップレストランを運営します。

【プログラム全体の伴走シェフ】 ※以上五十音順・敬称略
今年度はテーマを和食とし、日本料理の料理人4名が参画します。

京都府京都市【日本料理 研野】酒井 研野
京都府京都市 カリナリーディレクター 中東篤志
東京都港区【てのしま】林亮平
東京都新宿区【御料理ほりうち】堀内さやか

※プログラム期間中は、報道関係の皆様へご取材の機会を設けさせていただきます。
※昨年の様子(Instagram):
https://www.instagram.com/the_bluecamp

『THE BLUE CAMP』詳細

【スケジュール/実施場所】
プログラム実施期間:2024年5月19日(日)〜8月11日(日)まで

1. キックオフ 5月19日(日)
参加者およびシェフ、またプログラム全体のサポートチームの顔合わせ。オリエンテーションからプログラムが始まります。

2. オンライン講座 ※5月23日(木)〜6月6日(木)
海と漁業について、持続可能性と資源管理について、食文化についてオンラインで学びます(zoom使用)。講座は各2時間、東京・京都共通の内容となります。
第1回:5/23(木) 「海と食」概論
第2回:5/30(木) 資源管理とは何か
第3回:6/6(木)  海をとりまく環境のいま

3. 産地フィールドワーク
夜明け前に出航する船に乗り、自然と向き合う漁の現場に立ち合います。また水揚げやセリの見学、漁業者や仲買人との対話を通じて、水産物生産・流通の理解を深めます。
東京・京都合同:6月1日(土)〜2日(日) 「城ヶ崎海岸富戸定置網」(静岡県伊東市)
東京:6月9日(日) 「サスエ前田魚店」(静岡県焼津市)
京都:6月15日(土) 底曳網業「邦美丸」(岡山県玉野市)、鮮魚卸・仕出し「魚春」(岡山県倉敷市)

4. レストラン研修
東京と京都、それぞれでトップクラスの人気と実力を誇るレストランのキッチンやダイニングルームで、レストランや料理についての学びを深め、メニューやサービス、店づくりの内容を考えます。
東京:7月2日(日)、8日(土)、9日(日)、8月2日(水)、3日(木)、5日(土) 場所:【てのしま】(港区青山)
京都:6月11日(日)、7月23日(日)、8月7日(月)、8日(火) 場所:【日本料理 研野】(京都市左京区)

5. ポップアップレストラン
東京:8月6日(火)〜11日(日)ランチタイム、20〜30席使用 場所:渋谷区 フォレストゲート代官山【日本食品総合研究所】
京都:8月5日(月)〜10日(土)ランチタイム、20〜30席使用 場所:京都市 京都信用金庫QUESTION【DAIDOKORO】

【講師陣】 ※以上五十音順・敬称略
一般社団法人Chefs for the Blue 佐々木ひろこ
九州大学大学院工学研究院環境社会部門准教授 清野聡子
水産庁資源管理部 管理調整課 資源管理推進室 課長補佐 松島博英
他、流通事業者など数名予定

【Instagram】 
プログラムの様子はInstagramでも随時お知らせいたします。 ※アカウント the_bluecamp
https://www.instagram.com/the_bluecamp/

『THE BLUE CAMP』募集詳細

【応募者要件】
1. 高校生、大学生、専門学校生以下(該当すれば年齢問いません)。学んでいる領域(大学生なら学部、専門学校生なら専門分野、高校生なら普通科や水産科など)は問いません。
2. 海と食の問題を考え、行動することで日本を変えることに興味がある。
3. プログラムの全回に出席が可能である。(オンライ ン講義の部分のみ、記録映像の視聴可能性も考えてい ます。対話型のクラスであるため全回参加を強く推奨 しますが、学校行事等含めご相談ください)
4. 様々な領域を学ぶ仲間とチームを組み、互いに意見を交わしリスペクトしあいながら3ヶ月間走り抜く意
思がある。
5. 食いしん坊である。(グルメである必要はありません)

【受講費】
無料

【選考スケジュール】
4月19日(金)〜30日(火) エントリー受付
4月21日(日)・22日(月)募集説明会(zoom使用。21日は10時〜、22日は20時〜)
5月1日(水)〜10日(金) オンライン面談
5月13日(月) 合格通知【応募フォーム】
エントリーHP: https://thebluecamp.jp/program/ 

活動の背景
日本は、海に囲まれた島国という立地から、古くより魚介を使った料理が豊富で、世界でも有数の魚介の消費量が多い国です。ただ、水産資源には限りがあり、2021年の漁業・養殖業生産量は421万トン(※1)と、ピークとなった1984年の1,282万トン(※2)と比べこの30年超で1/3以下になりました。令和4年版「水産白書」によると、日本周辺水域の資源評価対象魚、36種50系群のうち、56%が資源水準「低位」となり、SDGsの17のゴールのなかでも、最新の”Sustainable Development Report 2021”(※3)で指摘された日本の深刻な課題のひとつが14番「海の豊かさを守ろう」です。海の現状を見つめなおし、環境の再生と資源の適切な管理をすすめ、今後海を社会全体で支えていくためには、水産サプライチェーンのさまざまなポイントで知識と経験を得た人材が育まれ、コレクティブインパクトのもとクリエイティブに課題を解決していく必要があると考えています。
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注釈:
※1:令和4年度版『水産白書』
※2:農林水産省統計部「漁業・養殖業生産統計」
※3: ”Sustainable Development Report 2021” より。SDSN(持続可能な開発ソリューション・ネットワーク)と独ベルテルスマン財団が毎年6月に発表している報告書で、国ごとにSDGsの達成度を点数化する。2021年度版で指摘された日本の最も深刻な課題は、5.ジェンダー平等、13.気候変動、14.海の豊かさを守ろう、15.陸の豊かさも守ろう、17.パートナーシップの5項目。
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一般社団法人Chefs for the Blueについて

Chefs for the Blueとは、2017年5月、日本の水産資源の現状に危機感を抱いたフードジャーナリストの声がけに応え、東京のトップシェフ約30名が集まりスタートさせた海についての深夜勉強会を起点とする料理人チームです。2021年9月には京都チームも発足。
「日本の豊かな海をとり戻し、食文化を未来につなぐ」ことを目標に、研究者やNGO、政府機関などから学びを得ながら、持続可能な海を目指した自治体・企業との協働プロジェクトやフードイベントなど様々な活動を行っています。
公式HP:https://chefsfortheblue.jp/

【概要】
法人名:一般社団法人Chefs for the Blue (シェフス フォー ザ ブルー)
設立日:2018年6月6日(活動開始は2017年)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-7-13東急アパートメントB1
代表理事:佐々木ひろこ フードジャーナリスト
理事:岸田周三【カンテサンス】 オーナーシェフ/石井真介【シンシア】オーナーシェフ/米澤文雄【ノーコード】オーナーシェフ/坂本健【チェンチ】オーナーシェフ/花岡和佳男「シーフードレガシー 」代表取締役社長
相談役:村田吉弘【菊乃井】主人
公式HP:https://chefsfortheblue.jp/

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

公式HP:https://uminohi.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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