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株式会社Sider、取締役に東京大学大学院の千葉 滋教授が就任

(PR TIMES) 2022年04月05日(火)11時15分配信 PR TIMES


[画像: https://prtimes.jp/i/54556/13/resize/d54556-13-417860905b40914cb4a1-0.png ]

ソフトウェア品質をテクノロジーでアップデートする株式会社Sider(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅原明広、以下:Sider)は、取締役に東京大学大学院情報理工学系研究科の千葉 滋教授が就任したと発表しました。

就任の背景
Sider は、ソフトウェア開発プロジェクト内の重複コード(いわゆるコピペなどで発生する類似したソースコード片) を、ヒューリスティックなアルゴリズムと機械学習技術を複合して解析し、仕様変更やバグフィックスの際に修正漏れが発生していないか監視するソリューション 「Sider Scan」を国内外のユーザーに提供しております。解析アルゴリズムは当社独自で開発したもの※ですが、当社のこの開発に対して千葉教授は東京大学と当社の共同研究の枠組みを通して関与して参りました。

千葉教授は、プログラミング言語研究の分野で国際的にトップクラスの研究者であり、同分野で一流とされる国際学術会議で論文を多数発表するだけでなく、ACM OOPSLAなどの国際会議におけるプログラム委員も務めています。また、関連する書籍の出版や日本学術振興会賞などの受賞歴をお持ちです。Sider Scan の唯一無二のバグ検出エンジンを今後継続的に進化させるにあたって、これまでの共同研究という形から一歩踏み込んで、当社の製品開発ロードマップ、さらには当社の事業戦略に関しても、技術的な視点から関与していただきたいと考え、取締役として就任いただきました。

取締役就任にあたり、千葉教授は次のようにコメントしています。「大学の研究者として、これまでは主にオープンソースソフトウェアの開発やその啓蒙活動を通して研究成果を社会に還元してまいりましたが、このたび株式会社Sider より取締役のお話をいただき、これまでとは違った形で研究成果や研究の過程で得られた知見を社会に還元できる機会を得て大変うれしく思います。株式会社Siderのサービスがソフトウェア・エンジニアの開発体験にイノベーションをおこすお手伝いをすべく鋭意努力してまいります」

※解析アルゴリズムの一部は国際特許出願中です。

千葉 滋教授略歴
1991年東京大学理学部情報科学科卒、1996年同大学理学系研究科情報科学専攻博士課程退学、同年東京大学より博士(理学)。米 XEROX PARC インターン (no-fee consultant) 、東京大学助手、筑波大学講師、東京工業大学講師、准教授、教授を経て2011年より現職。IPA未踏ソフトウェア・プロジェクトマネージャ、東京大学情報理工学系研究科副研究科長、東京大学総長補佐などを歴任。


株式会社Sider について
株式会社Siderは、ソフトウェアアクセラレーションサービスのグローバルリーダーである株式会社フィックスターズから、ソフトウェア開発分野における製品開発企業として、2019年にスピンオフされた会社です。フィックスターズは2002年の創業以来、自動運転、量子コンピューティング、医療機器、金融システム、コンピューターグラフィックスなど、様々な分野におけるグローバル企業・研究機関に強力なソフトウェア高速化ソリューションを提供してきました。これらのクライアントプロジェクトの経験を活かして、株式会社Siderは、自動コードレビューサービスの「Sider」や修正漏れバグ検知ソリューション「Sider Scan」を提供しています。株式会社SiderはAIと人とが協調して開発する世界を実現し、あらゆるエンジニアの開発体験を向上させていきます。詳細はこちらをご参照ください(https://siderlabs.com/)。



プレスリリース提供:PR TIMES

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