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株式会社MaaS Tech Japan

大手町・丸の内・有楽町地区リアルタイム回遊マップ「Oh MY Map!」を提供開始

(PR TIMES) 2021年12月15日(水)19時16分配信 PR TIMES

〜大丸有のエリアデータ×モビリティデータを一括連携しユーザーに1つのアプリで交通の運行情報やエリアイベント情報を提供可能に〜

 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体(*1)の一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下「大丸有協議会」)は、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアの就業者・来街者に向けてエリアのイベント情報やモビリティ情報を一括して提供可能となるアプリ「Oh MY Map!」を2021年12月15日にリリースします(Web版のサービス提供は2021年12月1日より開始)。https://maas-info.tokyo-omy-w.jp/
 本取り組みは、大丸有協議会を構成員とする大丸有スマートシティ推進コンソーシアムが、国土交通省による「日本版MaaS推進・支援事業」に本年7月に応募し、8月の採択を受け、 データ基盤の整備とデジタルを活かしたサービス提供による都市のアップデートを進めるものとなります。(*2)
[画像1: https://prtimes.jp/i/47675/13/resize/d47675-13-2e15b768c90e3dee61cc-0.png ]


 「Oh MY Map!」では、大丸有スマートシティの取り組みで構築を進める大丸有版都市OSとMaaSデータ統合基盤を連携・統合することで、エリアの施設情報やイベント情報と東京メトロや丸の内シャトル、2022年初頭に実証走行予定のBOLDLYの自動運転バスをはじめとする交通の運行情報、電動キックボードLUUPのポート情報やドコモ・バイクシェアのシェアサイクルステーション情報を1つのアプリのMap上で閲覧が可能となりました。
 これらの情報をユーザーに提供することで、魅力的なラストハーフマイルエリア(魅力的な移動・活動の選択肢にあふれた徒歩圏(目的地または現在地から約800m圏)が、連担・凝縮するエリア)を構築し、エリア内の回遊性向上や都市活動・滞在を促進します。また、評価・分析ダッシュボードの構築を通じて交通やエリアサービスの利用実態を把握・分析し、今後のエリアマネジメント活動に活かしてまいります。


1. アプリ概要



・名称:大手町・丸の内・有楽町地区リアルタイム回遊マップ Oh MY Map!
・提供期間:2021年12月15日〜2022年2月末
・価格:無料
・内容:大丸有エリアの施設・イベント情報に加え、交通の運行情報やシェアリングサービスの空き情報などをリアルタイムで提供します。
・配信先:App Store、Google Play
・推奨環境:iOS 14.1以降、Android 9.0以降
・提供主体:一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、株式会社MaaS Tech Japan、株式会社NTTデータ
・協力:日の丸自動車興業株式会社/BOLDLY株式会社/東京地下鉄株式会社/株式会社Luup/株式会社ドコモ・バイクシェア/明星電気株式会社/三菱地所株式会社 他



2. アプリへの実装対象となるデータ

大丸有エリアデータ(モビリティを除く)
・イベント情報:エリア内で開催される各種イベント情報(天気情報と連携し、表示優先度を制御)
・施設情報:美術館、ワークスペース(三菱地所が提供するNINJA SPACEによる情報)ほか
・天気情報:エリア内設置機器による気象観測情報(明星電気が提供するPOTEKAによる情報)
モビリティデータ
・丸の内シャトル:バス運行情報、位置情報、バス乗降情報
・BOLDLY自動運転バス(2022年初頭予定):バス運行情報、位置情報
・東京メトロ:列車ロケーション、運行情報、駅時刻表、ほか
・LUUP電動キックボード:ポート情報(名称、位置情報、空き車両台数、営業時間)
・ドコモ・バイクシェア シェアサイクル:ステーション情報(名称、位置情報、利用可能台数、営業時間)


3. システム全体像


[画像2: https://prtimes.jp/i/47675/13/resize/d47675-13-4ac09cfa478aba0ae74c-1.jpg ]


■ データ連携について
 本システムでは、大丸有エリアデータを取得・連携する大丸有版都市OSと、エリアを限定しないさまざまなモビリティデータを取得・連携するMaaSデータ統合基盤を連携・統合し、Oh My Map!WEB及びアプリにデータを一元的に表示します。
 <大丸有版都市OSとは…>
 大丸有スマートシティの取組として、データ利活用を支える基盤システムとして2020年より構築しているもので、NTTデータのSocietyOS(R)で実装しています。イベント情報等は、都市OSを通じて随時更新され、モビリティ関連情報はAPIを活用してリアルタイムに表示可能です。
 <MaaSデータ統合基盤(TraISARE(R))とは…>
 MaaS Tech Japan が提供する交通に関する多様なデータをシームレスに共有し、案内・分析・予測することを可能とする移動情報統合データ基盤で、本取り組みにおいても、さまざまなモビリティデータのリアルタイム案内や横断的な評価・分析を実現するために活用します。

■ Oh MY Map!アプリについて
 Oh My Map!アプリは、アプリログや位置情報等を取得し、交通やエリアサービスの利用実態を把握・分析するための情報として、評価・分析ダッシュボードに提供されます。また、ログイン機能として、MachiPass(R)(三菱地所が2020年10月に開発した共通認証ID)を導入しています。

■ 評価・分析ダッシュボードについて
 大丸有エリアの移動に関する多様なデータを統合し、エリア内の交通やサービスの利用実態を把握・分析するため、MaaS Tech JapanのMaaSコントローラを利用し、分析を行ないます。
上述のモビリティデータ、アプリログや位置情報等に加えて、東京海上日動火災保険による自動車プローブデータ、トリプルアイズによる丸の内シャトルバス運行にかかる乗降地データを分析する予定です。本ダッシュボードは関係者のみでの利用を想定しております。


4. 企業・組織間の連携



[表: https://prtimes.jp/data/corp/47675/table/13_1_4f30d98bfff4a6457aacdd9065ccba6a.jpg ]



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株式会社MaaS Tech Japanについて
2018年創業。MaaSのモデル構築に向けて日本で最初に設立された事業会社。「100年先の理想的な移動社会の基盤を構築する」をビジョンとして掲げ、理想的な移動社会の実現に向けて、プラットフォーム開発事業、コンサルティング事業を展開。MaaSに関する先進的な知見と実務的な経験を持ち、行政機関や、交通事業者、各事業者のMaaSプロジェクトを支援。


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*1 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり3団体について
「一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(大丸有協議会)、NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会(リガーレ)、一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会(エコッツェリア協会)」の3団体は連携して大丸有地区のまちづくりを推進しています。
大手町・丸の内・有楽町地区は、公民協調によるサステイナブル・ディベロップメントを通じて、約120haのまち全域で「新しい価値」「魅力と賑わい」の創造に取り組んでいます。
大丸有協議会を中心に公民でまちの将来像を合意し、リガーレが賑わいや都市観光を促進、エコッツェリア協会が社会課題の解決や企業連携によるビジネス創発を具体化しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/47675/13/resize/d47675-13-f12de65b6faa528cf32c-3.jpg ]


*2 大手町・丸の内・有楽町地区とスマートシティについて
大丸有スマートシティ推進コンソーシアム(千代田区・東京都・大丸有協議会)は、2020年3月に策定した 「大丸有スマートシティビジョン・実行計画」に続き、「大丸有スマートシティ実行計画 詳細版」を本年6月に策定しました。( https://www.tokyo-omy-w.jp/
「大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティビジョン・実行計画」:https://www.mlit.go.jp/common/001341988.pdf
「大手町・丸の内・有楽町地区スマートシティ実行計画 詳細版 ver1.0」:https://www.tokyo-omy-w.jp/data/pdf/plan-details-1.0.pdf
 「大丸有スマートシティビジョン」では、大丸有地区の「まちづくりガイドライン」に示された「まちづくりの目標像」を実現するために、ビジョンオリエンテッドのスマートシティ化を掲げています。スマートシティ化をまちづくりの目標を達成するための手段として捉え、新たな技術や都市のデータを活用して、都市機能のアップデートと都市空間のリ・デザインを実現していきます。
また、デジタルと都市を高度に融合し、都市のリアルタイムデータを収集することで、データに基づいた意思決定を行う「エリアマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)モデル」「データ利活用型エリアマネジメントモデル」を確立し、他地区への横展開を目指します。これにより都市の状況をリアルタイムに可視化・分析し、シミュレーションなどをすることが可能になり、まちの「創造性・快適性・効率性」が飛躍的に向上し、価値が増大します。
 なお、2019年5月に国土交通省による「スマートシティモデル事業」の先行プロジェクトに、2020年7月に東京都の「スマート東京(東京版Society5.0)の実現に向けた先行実施エリアプロジェクト」に採択されており、2021年8月には、国土交通省「スマートシティモデルプロジェクト」にも採択を受けております。同モデルプロジェクトとして、今後、「屋内外を統合した3Dデジタルマップの構築による屋内外のシームレスな移動が可能なロボット配送実証実験」、並びに「丸の内仲通りにおける歩車共存空間での自動運転バス走行実証」を2022年1月から2月にかけて予定しております。
[画像4: https://prtimes.jp/i/47675/13/resize/d47675-13-f950ea83da2ec3d6c0dc-2.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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