プレスリリース
『GENMAI COFFEEでエシカルな体験を』日本各地のオーガニック・無農薬玄米を珈琲のように焙煎し、ノンカフェインで仕上げました。|ECサイトでの販売を開始
【阪急百貨店 うめだ本店】でもお取り扱いを開始いたしました
EC事業や地方創生事業を手掛けるスタートアップ企業、and marks株式会社(本社:東京都中央区、三輪武寛CEO)は2022年2月14日、溶かすだけで玄米の栄養がまるごととれて、フードロスも出ない、人にも地球にもやさしい「GENMAI COFFEE」(https://genmai-coffee.jp/)をオープンしました。
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食の視点で、カラダにいいもの、おいしいものを。無駄にすることなく、生きることにつなげていく。GENMAI COFFEEはその最初のプロジェクト。
原料となる玄米は、オーガニックもしくは無農薬にこだわっている全国の農家をたずね、私たちと気持ちをひとつにしてくださる方に提供していただいています。玄米の焙煎は、30年以上も玄米の焙煎を専門にしている鳥取県の工房で行っています。ここに集まった玄米をより分けブレンドし、焙煎すること9〜12時間。そのときの天気、風向き、気温、湿度により、焙煎時間はかわってきます。そのため焙煎人の技術と肌感覚、そして味を確かめる舌がなによりも大切になります。
人の手、自然のちから、そして人の暮らしや健康、地球環境を思う気持ち。どれひとつ欠けてもつくれないGENMAI COFFEE。ご自宅で、ひとりで、たいせつな人と召し上がっていただくことで、あなたにもエシカルな体験を届けます。
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●福祉施設との取り組み
GENMAI COFFEEでは、障がいのある方に、自立支援の一環として、梱包・発送作業の一部をお願いし、正当な対価をお支払いしております。ご協力頂いているのは、京都にある就労継続支援B型事業所「ウッドワン」さんです。
できるかぎり環境に配慮した、プラスチックを使わない素材を使うのはもちろんのこと、からだに不自由がある方でも梱包が簡単にできるように。箱はだれもが扱いやすいようにある程度強度を持たせ、瓶の形にくりぬかれているクッション材をあらかじめ入れております。
●商品情報
・瓶タイプ90g(約45杯分):2,420円(税込み)
・パウチタイプ34g(約17杯分):1,320円(税込み)
・ギフトタイプ90g(約45杯分):2,750円(税込み)
※ギフトタイプは麻袋でお包みいたします
●お米の生産者さん
「マルヘイ農園(山形県米沢市)安部 平左エ門さん」
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お米づくりはお客様への恩返し。どんな声も味と品質に活かしていく。
農家をして35年ですが、17年ほど前からお客様への直接販売をはじめました。出来のいい年もあれば、そうでない年もあります。おいしいとか、それほどでもないなど、味や品質に対する声がダイレクトに返ってきます。最初はショックでしたが、すべての声を真摯に受け止め、品質と味に活かしてきました。栽培方法の勉強を重ね、おいしさを追求し、たどり着いたのが今の有機栽培です。味の深みがぜんぜん違います。今回の原料「JAS有機栽培つや姫」も自信作のひとつ。今まで何年も応援してくださっているお客様への恩返しだと思って米づくりを続けています。
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「つるかめ農園(千葉県いすみ市)鶴渕 真一・修子さん」
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お米をつくる。活用アイデアを考える。じつは、米農家はクリエイティブで面白い。
いすみは日本でも有数の生物多様性のある地域で、絶滅危惧種も見かけるほど。なかでも国吉地区はその土壌の豊かさなどから味わいの良いお米がとれます。今回提供した自家採種「つるのお」は、甘みも旨みも多く、あまりご飯を食べなかった子どもが、塩むすびにしたら美味しいと食べるようになったといわれることも。米農家をしていると「大変だね」と言われることも多いのですが、お米の活用アイデアを考えることはとてもクリエイティブで面白味があります。そんなことが伝わるように、米づくり・農業への関わり方の多様性も生み出せるようにしていきたいです。
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「土遊野(富山県富山市)河上 めぐみさん」
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食べてくださる人がいる、選んでくださる人がいるから。お米も野菜も つくり続けられる。
両親から受け継いだ里山の棚田で、有機農法にこだわってお米や野菜をつくるところから、販売・配達まで自分たちの手でやっています。お米は食べてもらえないと、つくる意味がなくなってしまいます。有機玄米も選んでもらえるからこそつくり続けることができるのです。お米をもっと食べてもらうために、日本酒や本みりん、米粉などにして販売もしていますが、今回私たちの「有機玄米コシヒカリ」がGENMAI COFFEEの原料になることで、お米を食べる、玄米を選ぶ人が増え、減少の一途を辿る日本の農地を支えることになればうれしいです。
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「やさまる農園(千葉県君津市)野口宏子さん」
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食べるもので 人間はつくられるから。 体にいいものを使い、 つくり続けたい。
10年以上前から農薬は極力減らしてお米をつくっていましたが、色々勉強し、子どもたちのアレルギーを治したいとの思いもあって、無農薬無施肥栽培に切り替えました。君津市の糠田は、粘土土で水はけの悪い土地で、田んぼの中での作業は大変ですが、そのぶん甘味のあるもっちりとした美味しいお米に育ちます。その玄米を使った玄米コーヒーも自分たちでもつくっています。人間の体は食べるものでつくられます。もともと私たちの体に備わっている治そうとする力を、玄米や野菜など体にいい食べ物をとることで、引き出していければと思います。
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「たかしま農場(北海道深川市)上島 孝治・一也さん」
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もっと気軽に多くの方に、有機栽培米の玄米を食べていただけるように。
有機栽培を始めたのは平成17年。より安心安全で美味しいお米づくりをしていきたいという思いや、農薬や化学肥料を使っていないお米を探しているお客様がいたことが理由でした。有機栽培は手間がかかり収穫量は少なくなりますが、お客様の「美味しい」という一言を励みに日々栽培を続けられています。できることならもっと安い価格でもっと多くの人に食べてもらいたい。そのために、日々の機械掃除や収穫量の決め手となる田んぼの草取りといった泥臭い作業にも一生懸命になれます。今回原料に提供した「有機JAS認証米ゆめぴりか」もこうして作ったお米になります。
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「ファーム広瀬(福井県越前市)庭本 久則さん」
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玄米をまるごと食べる。 だからこそ、有機栽培でなければいけないと思う。
毎日のように食べるからこそ、美味しくて・安全で・安心なお米を提供したいと考えています。化学肥料も除草剤も防虫剤も使わない、そんな私たちの田んぼにはコウノトリもやってきます。未来を担う子どもたちのために、お米だけでなく安心で・安全な環境をつくり、護っていくことも私たちの努めだと考えています。今回、原料に「有機JAS玄米コシヒカリ」を使っていただいていますが、玄米をまるごと使うからこそ有機栽培でないといけない、そう思います。
●「GENMAI COFFEE」誕生のストーリーをご紹介させてください
玄米との出会いは、小学生のころ。
「カラダにいいから・・・」と母にムリヤリ食べさせられ(笑)
けっしてよいとは言えない第一印象でした。
それから時が流れ、
立派?かどうかはわかりませんがいい大人になり、
東京でひとり暮らしをはじめたのですが、
仕事が忙しかったせいか、食生活が乱れたせいか、
健康診断でお医者さんから指導を受けることに。
そこですすめられたのが、
母にムリヤリ食べさせられていたあの玄米でした。
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そんなによいと言われているのならと、
玄米について調べてみると、とにかく栄養がすごい。
じっくり味わってみると、噛み応えがあっておいしい。
子どものときと、味覚も舌もかわったせいか、
玄米への興味がどんどん大きく深くなっていきました。
足を運んで知った、玄米のこと。
いったい、玄米ってどうやってつくられているのだろう。
仕事で縁のあった滋賀県の農家さんを訪ねてみたところ、
まず驚いたのが廃棄されるお米の量の多さ。
いわゆる、これがフードロスか・・・と目の当たりに。
玄米は、精米される前の状態で、
精米された白米になると捨てられる部分に
栄養がぎっしり詰まっている。
にもかかわらず、玄米のままで出荷されるのは2割か3割で、
白米に比べて圧倒的に少ない。
それは玄米の魅力に気づいていない人が圧倒的に多いからで、
じつは玄米を食べること自体が
エシカル(環境保全や社会貢献)になるのでは?
と思ったのでした。
玄米の魅力を、もっともっと伝えたい。
こんなに栄養があってカラダにいい玄米を
もっと多くの人に知ってほしい、食べてほしい。
そう思っていたころ、妻の妊娠がわかり、
コーヒーが飲めないのでその変わりに、
玄米コーヒーを飲んでみてもらったのです。
飲みやすいし、ノンカフェインだし、なによりおいしい、
コーヒー好きの妻も気に入ってずっと飲んでいました。
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玄米の栄養をまるごととれて、
飲みやすくておいしい。時間も気にせず飲める。
そこで、女性や妊婦だけでなく、
若者にも取り入れてもらいやすい
玄米コーヒーをつくろうと決意したのです。
人と地球にやさしい玄米コーヒーを求めて。
おいしくて飲みやすい玄米コーヒーをつくるのはあたり前。
そのうえで、さらにどこまで人と地球にやさしくなれるだろうか。
こうしてエシカルフードへの挑戦がはじまりました。
まず、原料である玄米探しから。
全国でその土地の環境にあわせて、
無農薬または有機肥料・オーガニックにこだわり、
手間ひまをかけて丹精込めておいしいお米をつくっている
農家さんを調べて会いに行きました。
田んぼを見せていただき、玄米を食べさせてもらい、話を聞く。
それを繰り返し、6つの農家さんに玄米を提供しただくことに。
もちろん今年の玄米だけでない、
古米があればそれを優先に仕入れるようにしました。
同時に、玄米を焙煎する工房探しも行いました。
友人からの紹介で、
玄米の焙煎を30年以上専門にしてこられた地方の工房へ。
玄米の魅力を知りつくし、
焙煎によりさらに栄養価が上がることまで調べつくし、
自然と自らの五感でもっとも適した焙煎を行う焙煎職人に出会い、
即決でお願いすることにしました。
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丹精込めてつくられたいい玄米、腕効きによる焙煎で、
そんな、ほんとうにおいしくて飲みやすいと自信を持って言える。
玄米コーヒー=GENMAI COFFEEができあがりました。
それは、溶かすだけで玄米の栄養がまるごととれて、ゴミも出ない、
人にも地球にもやさしいGENMAI COFFEEです。
梱包や発送まで、やさしくできないだろうか。
再生可能な素材や、CO2排出量の少ない素材を使い、
簡易包装にしたほうが地球環境へのやさしさをイメージしやすい。
でも、それだけでいいのだろうか。
梱包や発送はだれにお願いしよう?どこにお願いしよう?
そう考えたときに、頭に浮かんだのが
福祉関連の事業をやっている親戚の言葉でした。
「作業所にはいろんな依頼が来るけれど、
じつは作業に見合った金額かというとそうとも言えず、
継続的な施設の運営をしていくためには見直しも必要だ」
福祉関連の作業所にお願いすれば、それだけでいいことをしている、
役に立てているかのように思いがちです。
そうではなく、施設運営や自立支援にきちんとつながる
梱包と発送をお願いしたいと思いました。
できるかぎり環境に配慮した素材は使うのはもちろんのこと、
からだに不自由がある方でも梱包が簡単にできるように。
箱はだれもが扱いやすいようにある程度強度を持たせ、
瓶の形にくりぬかれているクッション材をあらかじめ入れておく。
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もしかすると一見、過剰に見えるかもしれませんが、
最終的に梱包する人、運ぶ人、使う人のすべてが笑顔になれる
仕様を追求していきました。
できることから、ひとつずつ、つなげていく。
こうして人と出会い、話し、知らなかったことを知る。
そして、いろんな地元の力や、いろんな人の力をつなげて、
人や社会、地球にやさしい循環をつくっていく。
GENMAI COFFEEは、そんな想いを込めた、
やさしくて、おいしい、飲むことでエシカルな体験ができる
どこにもない玄米コーヒーです。
まだ、100%環境にやさしい、100%人にやさしい、とは言えません。
もっともっと、できることはあるはずです。
みなさんと一緒に、それを見つけ、
難しくてもひとつひとつ扉をこじ開けていきたいと考えています。
エシカルフードへの挑戦は、まだはじまったばかりです。
以上になります。ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
GENMAI COFFEE 三輪 武寛
プレスリリース提供:PR TIMES