プレスリリース
愛媛のSDGs最前線
南道後温泉 ていれぎの湯(所在地:松山市中野町)は、2022年4月でオープンから20周年を迎え
ることをお知らせいたします。20周年のタイミングに合わせ、地球環境への配慮、サステナブル
な地域循環型社会の実現を目的とし、12月から新たに薪ボイラー6台を導入しました。
南道後温泉 ていれぎの湯(所在地:松山市中野町)は、2022年4月でオープンから20周年を迎え
ることをお知らせいたします。20周年のタイミングに合わせ、地球環境への配慮、サステナブル
な地域循環型社会の実現を目的とし、12月から新たに薪ボイラー6台を導入しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/4256/13/resize/d4256-13-e6092c03700a728bbb1e-0.png ]
■実施背景
愛媛にも大きな被害をもたらした西日本豪など、近年世界各地で異常気象による被害が増加し
ていますが、公共性の高い温浴施設等を運営する弊社にとって、これらの状況を見過ごすことは
できません。まもなくオープンから20周年を迎え、社会的責任の高まりを感じる日々が続く中、
少しでも愛媛のために、地球環境のためにできる取り組みはないかと思考を重ね、地域の木材を
燃料として温泉を沸かす薪ボイラー6台の導入を決定しました。
■薪ボイラーに切り替えることによる変化
▽地域の森林保全
近年、木材価格の低迷により木材が売れず、森林管理が疎かになることで自然災害に弱い森林が
増えています。(現在のヒノキ中丸太の価格は1980年時の4分の1以下。)これにより、各地で土砂
災害などの被害が深刻化しています。ていれぎの湯では、地元産の木材を熱源に活用すること
で、適切な森林の伐採が行われる好循環を目指します。
▽CO2排出量削減
地球温暖化の最も大きな原因は、石油燃料の活用によるCO2の排出です。もちろん薪を燃やして
もCO2は発生しますが、木は空気中のCO2を吸収して育ちます。そのため薪を燃料とすること
で、地球上のCO2量は石油燃料活用時と比べて、トータルで大幅に削減されます。
▽雇用の活性化
地球環境を保全していく上でかせない林業従事者が、近年大幅に減少しています。当社では薪
燃料の使用量を増加させることで、地域に新たな林業の雇用等、関連する事業者の雇用増加を図
ります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/4256/13/resize/d4256-13-07cc14c1ab0b2dad6261-1.png ]
■導入薪ボイラーの詳細
「バイオマスガス化燃焼ボイラー ガシファイアー 型番:TA-1200」
ガシファイアーは無圧型の温水発生器なので資格不要、誰でも簡単に使用することができます。
またガシファイアーの特徴は高含水木材の混焼も可能にした長い燃焼構造です。生木が燃焼する
と蒸気燃焼ガスが発生し、この蒸気に熱が加わると水分のない過熱水蒸気燃焼がおこり、大きな
熱エネルギーとなって貯湯タンクに蓄えられます。
[画像3: https://prtimes.jp/i/4256/13/resize/d4256-13-60db2eb3187232524d29-2.png ]
■ていれぎ温泉の運営・株式会社三福グループの詳細
・名称 :三福グループ
・事業内容 :不動産事業をはじめ、松山市を基盤に多くの人の役に立ち住みよい社会づくりに
貢献することを目的として幅広い事業活動を行っています。
・設立 :昭和28年 3月
・資本金 :2億6945万円(グループ合計)
・従業員数 :271名(グループ各社総数)
・代表 :中 孝則
・所在地 :〒790-0964 愛媛県松山市中村2丁目1-3
・TEL :089-913-1255
・HP : https://www.sanpuku.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
ていれぎの湯支配人 上岡 / Email: ueoka@3puku.co.jp / Tel:089-913-1255
プレスリリース提供:PR TIMES