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クラロティ、東芝デジタルソリューションズとサイバーセキュリティ・プラットフォームの販売代理店契約締結を発表

(PR TIMES) 2023年06月19日(月)17時45分配信 PR TIMES

〜多様化・複雑化するサイバーフィジカルシステムにおけるセキュリティを強化〜

拡張型モノのインターネット(XIoT)注1向けサイバーフィジカルセキュリティ企業のClaroty. Ltd(本社:アメリカ・ニューヨーク州 、CEO:ヤニヴ・バルディ、以下 クラロティ)は、東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:岡田 俊輔、以下 東芝デジタルソリューションズ)と、サイバーセキュリティ・プラットフォームに関する販売代理店契約を締結したことを発表しました。
 このたびの締結によって、東芝デジタルソリューションズは制御システム向け資産の可視性、リスクと脆弱性の管理等を実現するクラロティのサイバーセキュリティ・プラットフォーム「CTD (Continuous Threat Detection) 」の販売を開始します。

 クラロティは2015年の設立以来、50カ国以上数百社の顧客に製品を提供し、8,000以上の工場・プラント、2,000以上の医療施設に導入実績があります。また、東芝グループはエネルギー業界をはじめとしたさまざまな産業・社会インフラ領域において豊富な制御システムの構築、運用の実績があります。今回、東芝デジタルソリューションズは、東芝グループが制御システムの領域で培ってきた、資産識別技術をはじめとするサイバーセキュリティ技術を組み合わせ、「CTD」の導入コンサルティングから、運用支援サービスを提供します。これにより、お客様はOT、IoT、IIoT注2機器の可視化と保護、脅威の早期発見と対応することでOTセキュリティの強化が可能になります。

 また、産業用ネットワークにおいては、独自プロトコルが使用されていることが多く、ITセキュリティツールとの互換性がなく、セキュリティ脅威を把握することが困難という課題があります。今回、東芝デジタルソリューションズから提供を開始するCTDは、日本の制御システムで多く使用されているプロトコルであるTC-net1Gに対応することで、現在見える化ができていない製造現場の多くの資産情報を把握することが可能となります。今後も、日本の産業現場特有の環境においても資産とネットワークの可視化を実現させるため、他のプロトコルへの対応を拡大していく予定です。
                                              
■「CTD」の主な特長
 CTDは、お客さまの資産の可視化を可能とするオンプレミス型のサイバーセキュリティソリューションです。IT環境のセキュリティリスクを最小化するために行っている管理策をOT環境にも適用できるようにします。産業用ネットワークにおいては、一般的にさまざまな機器や独自プロトコルで構成されているため、ITセキュリティツールとの互換性がなく、ITセキュリティ担当者がセキュリティ脅威を把握することが難しいという問題がありますが、CTDは資産識別とプロトコルの可視化、脅威分析を実現し、サイバーフィジカルにおけるセキュリティの取り組み全体において核となるサイバーセキュリティ管理の実装を強化できます。

<主な機能>
1.資産探索
2.脆弱性とリスク管理
3.ネットワーク保護 
4.脅威検出
5.資産管理と変更管理
[画像1: https://prtimes.jp/i/107680/12/resize/d107680-12-907d3ed5a2e48fa184bf-1.png ]

 販売代理店契約の締結に関して、東芝デジタルソリューションズの取締役社長である岡田俊輔は、「XIoTセキュリティ領域のリーディングカンパニーであるクラロティとの協業により、近年、脅威が増加している製造現場へのサイバー攻撃への対応や社会インフラ領域での制御セキュリティの普及に大きく貢献できると期待しています。当社は、数多くの製造現場やミッションクリティカルな領域で得たノウハウとサポート力を最大限に活用し、導入から運用支援まで一貫したサービスを提供し、クラロティのセキュリティテクノロジーとの連携により、お客さまの大切な資産を守ってまいります」と述べています。

 クラロティのCEOであるヤニヴ・バルディは、「日本は高度な工業国であり、当社にとって特に重要な市場です。産業分野におけるさまざまな企業は自社に多くのコネクテッドOT、IoT、およびIIoT資産を導入しており、ビジネスが適切に保護されていない場合、サイバーリスクの増大と業務中断につながる可能性があります。当社は東芝との提携を通じて、日本市場に拡張型の可視性と保護ソリューションを提供し、課題解決に向けて共に取り組んでまいります」と述べています。

 東芝デジタルソリューションズとクラロティは、今後も両社の持つセキュリティ技術や知見を連携することで、お客さまの大切な資産とネットワークをお守りします。
[画像2: https://prtimes.jp/i/107680/12/resize/d107680-12-73c066c2365813b21bd6-1.png ]

■東芝デジタルソリューションズについて
 東芝デジタルソリューションズは、東芝グループのデジタルソリューション事業を担う企業として、IoTや人工知能(AI)などのデジタル技術や量子技術を活用した事業をグローバルに展開しています。東芝グループの幅広い事業領域で生まれるさまざまなデータの力を最大限に活用し、プラットフォーム化を推進することで価値あるサービスを次々に生み出し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。
https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution.html

■クラロティについて
 クラロティは、産業分野(製造工場やプラントにおけるOT)、ヘルスケア分野(病院におけるIoMT)、商業分野(ビル管理システムやエンタープライズIoT)にわたるサイバーフィジカルシステムの広大なネットワークであるXIoT(拡張型モノのインターネット)を保護し、組織をサポートします。当社のサイバー・フィジカル・システム保護プラットフォームは、顧客の既存のインフラストラクチャと統合して、可視性、リスクと脆弱性の管理、ネットワークのセグメンテーション、脅威の検出、および安全なリモートアクセスのためのあらゆる制御を提供します。

 2015年の設立以来、ニューヨーク、テルアビブヤフォ、ロンドン、ミュンヘン、アジア太平洋地域などに拠点を構え、50カ国以上数百社の顧客に製品を提供し、8,000以上の工場・プラント、2,000以上の医療施設に導入実績があります。2021年にはシリーズD、E合計で6億4000万米ドルの資金調達を獲得し、ユニコーン企業の1社となりました。クラロティのプラットフォームは、包括的なセキュリティ管理を可能にするSaaS型のxDomeとオンプレミス型のCTD (Continuous Threat Detection)、安全なリモート接続を可能にするSRA (Secure Remote Access)、資産情報を素早く収集するEdgeの4つで構成される、統合的な産業用サイバーセキュリティソリューションです。
日本語公式サイト:https://discover.claroty.com/ja-jp/xiot
クラロティ本社サイト:https://claroty.com/

[画像3: https://prtimes.jp/i/107680/12/resize/d107680-12-a773b24936713f58ba89-0.png ]

注1:XIoT(拡張型IoT)
サイバーフィジカルシステムを支える、従来および新規導入のOT機器、ITおよびIoT機器、ビル管理システム機器に至るまで、増え続ける接続デバイスの網のこと。
注2:IIoT(製造業におけるモノのインターネット Industrial Internet of Things)  
産業機械や設備・システムをネットワーク接続して、製造現場の見える化、効率化等を可能にするしくみ

*その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
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プレスリリース提供:PR TIMES

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