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Udemy、職場における最新の学習トレンドを発表

(PR TIMES) 2023年01月25日(水)17時45分配信 PR TIMES

コミュニケーションとアジリティを磨いて、スキルアップ!転職を視野に入れる人も増加傾向?

オンライン学習・教育のリーディングカンパニーであるUdemy(ナスダック:UDMY)は、「2023年職場における学習トレンドレポ―ト」を発表しました。このレポートでは、法人向け学習プラットフォームUdemy Businessを利用している世界中の数千社を超える企業での学習行動のデータをもとに、従業員に最も学ばれているスキル、前年と比較して学習時間が急上昇したスキルを紹介しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/100811/12/resize/d100811-12-e94f5b070167e2c595a3-4.jpg ]


ビジネススキル(パワースキル)のトレンド


ハイブリットな働き方に合わせた新しいコミュニケーションスキルの需要増
ツールを駆使してチームのアジリティを強化


世界で最も合計学習時間の多かったスキル上位10位からは、大きく2つのトレンドがあることが伺えました。一つはコミュニケーション、もう一つはアジリティです。

最も合計学習時間の多かったスキル上位10のうち、1位の「コミュニケーションスキル」をはじめ、コミュニケーションまたはリーダーシップに関するものが半数に及びました。コミュニケーションはチームをまとめる接着剤であり、組織をうまく機能させるために不可欠なスキルです。在宅勤務をはじめとしたリモート勤務、リモートとオフィス勤務を組み合わせたハイブリット勤務の定着といった新形態の働き方が増えた影響もあり、役割や年齢に関係なく多くの社会人がコミュニケーションスキルを重要視していることが伺えます。

学習時間の上位10の残り5つのスキルは、プロジェクト管理、運用、ツールに分類されるものであり、なかでも短いサイクルを繰り返してソフトウェアを開発する概念「アジャイル」が4位、その手法の一つである「スクラム」が5位でした。目まぐるしく変化する世の中で、スピード感と柔軟性を持ってその変化に対応するアジリティが求められる昨今、チームで働く多くの人々が商品開発や利益創出などの目標達成のためにあらゆるツールを用いて対応を試みています。

スキルの合計学習時間の増加率を示す急上昇上位のランキングでも同じ傾向が見られ、コミュニケーションに関連するスキルでは「非言語コミュニケーション」が前年比268%増で2位、「ビジネスコミュニケーション」が211%増で6位でした。またソフトウェア開発のためのスクラムの認定資格である「Professional Scrum Product Owner」が194%増で8位でした。

[画像2: https://prtimes.jp/i/100811/12/resize/d100811-12-0c5bb37d674a4d6bdc72-0.jpg ]


テクノロジースキルのトレンド


クラウドサービス関連のスキルが合計学習時間上位を占める
データ分析に続き、アプリを開発する非IT従業員の台頭


テクノロジースキルでは、クラウドサービスのAWS(Amazon Web Services)に関係するものが学習時間上位10のうち4つを占めるなど、AWS関連スキルへの人気の高さが目立ちました。これは、AWSが2022年第1四半期にクラウドインフラストラクチャサービス市場全体の33%を占めた(https://www.statista.com/statistics/967365/worldwide-cloud-infrastructure-services-market-share-vendor/)という事実と一致しています。

急上昇スキルのランキングでは、データ分析プラットフォームである「Databricks」が、前年比2000%以上の圧倒的な急上昇を示しました。Tableauによると2025年までには従業員の約70%が業務で大量のデータを用いると予想(https://www.tableau.com/about/press-releases/2022/new-data-literacy-research)されていますが、多くの企業でマーケティングや営業など非IT部門に所属し、データ分析の専門家ではない社員が経験やスキルを基にデータ分析作業を行う、いわゆるシチズンデータサイエンティストが増加しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の促進が進む昨今、企業が収集するデータ量も継続的に増加し、集めたデータを効果的に活用するために、大量のデータを効率的に分析できる「Databricks」プラットフォームの需要が高まったことが影響したと予想されます。また同様に、非IT部門であってもアプリ開発を行うシチズンデベロッパー社員の増加も見られ、少ないプログラムコード(ローコード)でアプリを作成できるツール「Microsoft Power Platform」が5位(439%増)にランクインするなど、簡素なコードでアプリを構築できるスキルの学習時間が急増しました。IT部門の社員でもプロコーダーでもない、シチズンデベロッパーが、専門家であるデベロッパーに頼らずにビジネスユニット向けにアプリ作成が出来るようになることにより、アジリティ向上、市場投入までの時間短縮、コスト削減などのメリットが得られるのです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/100811/12/resize/d100811-12-b778548ad75aa34a228d-1.jpg ]


パーソナルスキルのトレンド


職場でのレジリエンスを高めるスキルが人気
英語関連のスキルが急上昇、合計学習時間ともに上位を占める
新たなる職場を求めて就職活動のスキルが需要増


パーソナルスキルでは仕事だけではなく、プライベートにも活用できるスキルがランキング上位に入りました。なかでも急上昇のランキングでは「意識」「自尊心」「グロースマインドセット」、合計学習時間の上位のランキングでは「個人の生産性」「時間管理」「自信」など自己認識や生産性を高めるスキルがランクインしました。これは、多くの社会人が日々忙しく業務に追われる中でストレスをコントロールし、燃え尽き症候群を回避、生産性を高めることで職場でのレジリエンス(ストレスや逆境への耐性)を強化したいと思っている表れではないでしょうか。

急上昇上位10位のうち3つ(TOEIC、英会話、英語の語彙)、学習時間上位スキルのうち4つ(英語、英文法、IELTS、ビジネス英語)が英語のスキルに関係するものでした。これは、現代のグローバルな職場環境やリーダーシップの要件を満たすために英語学習の需要が増えたことを示しています。

また急上昇のランキングでは、前年比495%増で2位に入った「就職活動」にも注目が集まります。不安定な社会や経済情勢、大量退職とも大改造とも呼ばれる、現在のグローバルな労働市場の動向情勢によって、よりよい仕事条件を求めて従業員は準備を進めているようです。

[画像4: https://prtimes.jp/i/100811/12/resize/d100811-12-850b2ff7fc9de15004e2-2.jpg ]


アジア太平洋でのトレンド


技術進歩と自動化の加速に併せてテクノロジースキルがランキングをほぼ独占


日本を含むアジア太平洋地域(APAC)の30の国や地域(※1)で人気のスキルをみると、テクノロジースキルが合計学習時間上位10を独占、急上昇のランキングでも8つを占めました。APACでは技術進歩が加速し、それに伴い自動化も進んでいるため、急務でスキルアップが求められています。McKinsey Global InstituteがAPAC8カ国を対象に行った調査(https://www.mckinsey.com/featured-insights/asia-pacific/tackling-asias-talent-challenge-how-to-adapt-to-a-digital-future)によると、1億人以上の労働者が業務自動化の影響を受けると予想されています。このためAPACのデジタルファーストの未来に向けた計画には、リスキリングが不可欠であり、テクノロジースキルが両ランキングをほとんど占める結果となったと考えられます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/100811/12/resize/d100811-12-42c4fef009e9aa3ba1fc-3.jpg ]


Udemy日本事業責任者 ベネッセコーポレーション飯田智紀のコメント(※2)
世界情勢が目まぐるしく変化している昨今、組織が発展し続けるためには、従業員の学習サポート体制を強化することが求められています。研修プログラムや学習環境の整備をすることに加え、学習する利点や意義、学習と実務での成果を連動させる工夫も必要です。それには、業務ニーズにあった幅広いオンラインコースの提供に加え、従業員が必要なスキルを効率的に習得できるように実践型の演習を織り交ぜたり、グループでワークショップなどに取り組んだりするコホートベース型の学習も有効です。また、学習者が自身の目標や目的に向かって挑戦するなかで行き詰まったときに、組織内にラーンングカルチャー(学習する文化)があれば、周りの必要なサポートを受けることができ、実際の仕事でも知識やスキルを活かすことができます。

Udemy及びベネッセは、誰もが新しいスキルを身につけて目標を達成できるよう、それぞれのニーズに合わせた適切な講座や学習モデルを幅広く提供してまいります。

分析方法
「2023年職場における学習トレンドレポ―ト」は、Udemy Businessを利用している世界中の数千社を超える企業の学習行動のデータに基づいています。

2021年7月1日〜2022年7月1日の1年間の期間で、すべての講座について、Udemy Business学習者の合計学習時間を計算し、学習時間上位のスキルを割り出し、最も合計時間が高いものを1位として学習時間上位ランキングを作成しています。

急上昇上位のスキルは2021年7月1日〜2022年7月1日の1年間の合計学習時間を2020年7月1日〜2021年7月1日の1年間の合計学習時間と比較した増加率を計算し、最も増加率が高いものを1位として急上昇ランキングを作成しています。

※1アジア太平洋対象国・地域:アフガニスタン、オーストラリア、バングラデシュ、ブータン、ブルネイ、カンボジア、中国、フィジー、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、モルジブ、ミクロネシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィリピン、サモア、シンガポール、ソロモン諸島、スリランカ、台湾、タイ、トンガ、ベトナム

※2(株)ベネッセコーポレーションは、Udemyの日本における独占的事業パートナーです。

Udemy「2023年職場における学習トレンドレポ―ト」は以下からダウンロードいただけます。
https://ufb.benesse.co.jp/ebooks/learningtrendreport2023.html

Udemyについて
Udemy(ナスダック: UDMY)は、組織や個人のスキルを高めることを目的として柔軟で効果的な能力開発の場を提供し、学びを通じて人々の生活を支援しています。Udemyのマーケットプレイスプラットフォームには、数十カ国以上で何千もの最新講座があり、学習者、講師、企業がそれぞれの目標や最大の可能性を達成するのに必要なツールを提供しています。プログラミングやデータサイエンス、そしてリーダーシップやチームビルディングに至るまで、何百万人もの人々がさまざまなトピックについて、各分野の専門家からUdemyを通じて学んでいます。法人向けのUdemy Businessでは、すべての従業員を対象としたオンデマンド学習、技術者チーム向けの没入型学習、リーダー育成のためのコホート学習などを提供することが可能です。Udemy Businessは、Fender(R)、Glassdoor、On24、The World Bank、Volkswagenなどの世界的企業が利用しています。Udemyはサンフランシスコに本社を置き、イスタンブールおよびアンカラ(トルコ)、オースティン(テキサス州)、ボストン(マサチューセッツ州)、マウンテンビュー(カリフォルニア州)、デンバー(コロラド州)、ダブリン(アイルランド)、メルボルン(オーストラリア)、ニューデリー(インド)、サンパウロ(ブラジル)にハブ機能を備えたオフィスを構えています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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