プレスリリース
この度、(一社)四国ツーリズム創造機構は、当機構の社員総会、全体会議で承認されました「2023年度の事業計画」を、本日5日(月)に公表いたしました。
四国における観光を取り巻く環境は、昨年10月に海外旅行の水際措置が緩和され、徐々に訪日外国人旅行者を見かけるようになるなど、人流の回復がようやく実感できるようになりました。また、新型コロナウイルスが「5類」に引き下げられるなか、連続テレビ小説「らんまん」の放送や、弘法大師空海御誕生1250年が相俟って四国の各地でにぎわいが生まれるなど、明るい兆しがみえてきました。
また、先般政府が発表した今年度からの新たな「観光立国推進基本計画」では、万博が開催される2025年に向けて「持続可能な観光」「消費額の拡大」「地方誘客促進」の3つをキーワードに施策を推進すると謳われています。
今回発表しました「事業計画」は、これに沿って、「第5次四国観光交流戦略」のビジョン『広域周遊促進による四国ブランドの確立』を目指し、さらに推進していきます。
具体的には、四国周遊を後押しする観光アプリ「しこくるり」の利便性向上やインバウンドの本格的な回復に備え、オウンドメディアの運用改善や、先駆的に広域で取り組んでいる「持続可能な観光」、本年9月に北海道でアドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)が開催されることから「アドベンチャーツーリズム」に注力するほか、弘法大師空海御誕生1250年を迎えることから「四国遍路」の情報発信なども強化することとしております。
また、データ分析に基づくプロモーションなど効果的な事業の展開を行うため、観光関連のデータを収集、可視化するDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)について、関係者とともに利活用できることを目指します。
先月には、当機構と、関西観光本部、せとうち観光推進機構、山陰インバウンド機構の西日本の広域連携DMO4者で、日本で初めて広域連携DMOのマルチの連携協定を締結いたしました。歴史的、文化的な繋がりが強い4者が連携し、グレーター・ウエスト・ジャパンとして西日本一体で広域周遊観光に取組み、訪日外国人旅行者の誘客と流入拡大を図ります。
今後も、四国4県や観光協会、域内DMO等と情報共有、連携強化を図り、オール四国での観光誘客の促進と「四国ブランドの確立」に繋げていきます。
(添付資料)
・一般社団法人四国ツーリズム創造機構「2023年度事業計画」
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(写真)
・6/5(月)の半井代表理事、桑村本部長による記者会見
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一般社団法人四国ツーリズム創造機構公式サイトURL:https://shikoku-tourism.com/
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担当:神野、大上
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