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株式会社北三陸ファクトリー

【持続可能な水産業をアップデート!】海の砂漠化を解決し、豊かな自然と地域の未来を創る「はぐくむうに」試験販売のお知らせ

(PR TIMES) 2021年12月21日(火)12時15分配信 PR TIMES

株式会社ひろの屋(代表取締役:下苧坪之典/本社:岩手県九戸郡洋野町/以下 ひろの屋)および、株式会社北三陸ファクトリー(代表取締役:下苧坪之典/本社:岩手県九戸郡洋野町/以下 北三陸ファクトリー)は、日本の海を砂漠化から守り創られる養殖ウニ「はぐくむうに」を開発。首都圏百貨店にて12月23日(木)より試験的に販売いたします。
ひろの屋・北三陸ファクトリーは、北三陸の自然と人が産み出す最高の食材で最高の製品を創り、世界中の食を愛する人々に製品やその背景にあるストーリーをお届けしたい、という思いのもと『北三陸を世界に発信する』をミッションに、農林水産加工品の仕入れおよび製造・販売を行っております。
その中で、私たちは持続可能な地域・産業づくりを目指し、海の砂漠化とも言われる「磯焼け」問題を解決すべく、磯焼け海域に生息するウニを海から回収しカゴに入れ、上質な飼料を与えて実入りの良いウニを生産する仕組みを開発しました。またそれによって生産された養殖ウニ「はぐくむうに」を都内百貨店にて販売開始いたします。さらには、ウニ製品のトレーサビリティシステムも同時開発し、持続可能かつ安心安全な製品を消費者にお届けいたします。 
   
▼「はぐくむうに」商品イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-0b8597a7ed6ebe2d52e2-27.jpg ]


□販売期間
 第一弾:2021年12月23日(木)〜
 第二弾:2021年12月28日(火)〜
□販売場所
 首都圏百貨店地下生鮮食品売り場
(中島水産株式会社小売店店舗)、他



「はぐくむうに」について

<名前の由来>
ウニ養殖を通じて水産業の未来を創る取り組みを“豊かな自然と地域を様々な人と一緒に育む”という願いを込めて「はぐくむうに」と名づけました。ロゴマークは、中央を「人」「海」「うに」また「雲」をイメージし、外側を囲む点を多くの人にあらわし、“「海」という環境の恩恵を守り、生きていく”ことを表現しました。        
[画像2: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-24b36400fcba4ac956de-25.jpg ]

   
                 ▲「はぐくむうに」ロゴ

開発の背景


近年、藻場が消えてしまう「磯焼け」が問題とされています。「磯焼け」とは、大型の海藻の大部分が沿岸の一部で枯れてしまい、ウニやアワビなどの漁獲量が減少することを意味します。磯焼けには地球温暖化による自然環境の変化など、様々な要因が考えられますが、その一つが「食害」と呼ばれ、ウニ等が海藻を食べ尽くしてしまう現象です。磯焼けの進行を止めるため、全国でウニの駆除が推奨されていますが、駆除された痩せウニは商品価値がなく廃棄されているのが実情です。ひろの屋・北三陸ファクトリーは、磯焼けによる餌不足で実入りが悪くなった痩せウニを廃棄するのではなく、美味しいウニとして商品に変える取り組みを始めました。経済産業省(戦略的基盤技術高度化支援事業)の支援のもと、北海道大学、株式会社愛南リベラシオ等様々な研究機関と連携をし、海藻の未利用部位を活用した磯焼けウニの商品化システムの研究開発を推進しています。(当商品は、その研究開発の成果を初めて試験的に販売するものです。)今後もさらに高品質なウニの製品化に向けて、連携を強め取り組んでおります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-db2b535fa95cb7d61015-26.jpg ]



▲「はぐくむうに」生産サイクルと、実入りの変化
[画像4: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-96ed690443e3cabab45d-12.jpg ]

▲「はぐくむうに」生産の様子 
         


水産品の安心安全を実現するトレーサビリティシステム


▼トレーサビリティシステム画面イメージ
[画像5: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-106ec62dd688cecff53f-24.jpg ]


トレーサビリティとは、「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにすべく、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡可能な状態にすることです。近年では製品の品質向上に加え、安全意識の高まりから重要度が増しており、食品や医薬品など幅広い分野に浸透しています。
今回北三陸ファクトリーでは、消費者に安心安全な水産品を提供することを目的に、トレーサビリティシステムを開発いたしました。商品に貼付されている次元バーコードを読み込むことによって、商品の生産情報を読み取ることが可能となります。ウニの美味しさはもちろんのこと、これまで水産品では数少なかったトレーサビリティによって、生産者と消費者を結び付け、安心安全と新しい価値をお届けします。なお、ウニ養殖技術・美味しさを裏打ちするトレーサビリティシステムについては研究機関及び専門家の指導と東北経済産業局の支援を受け開発しております。



ひろの屋・北三陸ファクトリーについて

ひろの屋・北三陸ファクトリーは、岩手県の沿岸最北端、北三陸・洋野町を拠点とする水産会社です。洋野町では、岩盤地帯に約18Kmに渡り溝を掘り、溝の中で天然の昆布をたっぷり食べ、高品質な天然ウニの持続的生産を可能とする、世界でただ一つの「うに牧場(R)」の仕組みにより、本州No.1のウニの漁獲量を誇ってきました。私たちは、先人が作り上げた「うに牧場(R)」の哲学である「持続的生産」を現代版にアップデートし、その仕組みを全国に広めています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-2e7480f4bf0ae466d63c-28.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/87600/12/resize/d87600-12-09b28120abe728ceab44-29.png ]



【企業情報】
株式会社ひろの屋(HIRONO-YA INC.)
本社所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割131番地18
設立:2010年5月18日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の仕入・卸売
URL:https://hirono-ya.com/

株式会社北三陸ファクトリー (KITA-SANRIKU FACTORY INC.)
(株式会社ひろの屋100%出資子会社)
本社所在地:岩手県九戸郡洋野町種市第22地割1番地
設立:2018年10月1日
代表者:代表取締役 下苧坪之典
事業内容:農林水産加工物の製造加工・販売、6化拠点開発の企画運営、水産業に関する技術開発
URL:https://kitasanrikufactory.co.jp/



プレスリリース提供:PR TIMES

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