プレスリリース
バーチャルプロダクションや映像演出システムの核となるメディアサーバーのフラッグシップモデルをリニューアル
ビジュアル・ストーリーテリングのプラットフォームを構築するdisguise(ディスガイズ)は、無限に拡張可能な新しいフラッグシップメディアサーバー「vx 4+」を発表、没入型のエンターテイメントの新時代を切り開きます。
disguiseのビデオサーバーは映像の入出力や再生、合成、マッピングなどを行う映像システムの中核です。vx 4+ は世界最大級でかつ最も高い技術が求められるバーチャルプロダクションやコンサートやイベントの演出、プロジェクションマッピング、インスタレーション向けに設計されています。映像システムに大きなパワーを与えるこのメディアサーバーにより、コンテンツの品質と再生性能を最大限に高め、これまでの限界を超えて、かつてないほど観客を魅了することを可能にします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/85016/12/resize/d85016-12-1119ec8efc910ffe2e75-0.jpg ]
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=G4sV8mgCtmc ]
■ 製品開発の背景
今日、番組や作品に求められる映像コンテンツには、華々しさが渇望されています。映画スタジオや放送局は、魅力的な映画やライブエンターテイメントを制作するための制作プロセスを改善できる「xR:拡張現実」や「バーチャルプロダクション」に注目しています。博物館やテーマパークは、より大きく、より没入感があり、よりインタラクティブなアトラクションで観客を驚かせたいと考えています。音楽コンサートやe-スポーツ・イベント、演劇などのライブイベントでは、高画質な映像再生が求められ、さらにはリアルタイムコンテンツの活用も先駆的に行われています。このような先駆的な制作環境に共通しているのは、最小限のレイテンシで大規模かつ高性能な映像処理をサポートする強固なソリューションが必要であるということです。
■ 新製品「vx 4+」の特長
多くの受賞歴を持つ前モデル「vx 4」は、豊富な入出力をもち、映像システムの中心となるメディアサーバーです。
その vx 4 と比較して、さらに2倍のビデオレイヤーを処理する能力を持つ新しいdisguise vx 4+ は、ストレージ性能を高めて最大で100GbEの帯域幅による高解像度のライブビデオに対応するなど、ビデオプロセッシングを大幅に改善しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/85016/12/resize/d85016-12-2013259c5997b14dc3df-2.jpg ]
(12G-SDI入力など、各種入出力も充実。オプションのVFCカードで出力フォーマットが選択可能。)
「映像プロダクション、インスタレーション、プロジェクションマッピング、大規模なショーの制作チームは常にクリエイティブのハードルを超えるための努力を続けており、多くのチームが新しい技術やワークフローを試し、ゲームエンジンなどのリアルタイムCGを使用したり、複雑なシステムを構築してスケールの拡大を行なっています。このようにクリエイティブへの野心が高まるにつれ、低レイテンシーで大規模なコンテンツを確実に再生することは依然として課題となっています。」(disguise 最高製品責任者:レード・アル・ティクリティ)
「disguise vx 4+ は、大規模な帯域幅を必要とする高画質で多チャンネルのビデオ処理にも対応できる超信頼性の高性能サーバーに対する差し迫ったニーズに対応するものです。今日のニーズに対する我々のチームの深い理解に基づいて構築された vx 4+ は、お客様に最先端の技術を提供し、disguiseモジュラーエコシステムと連携して、お客様のプロダクションに最も信頼性が高く効果的なソリューションを提供します。」(同)
vx 4+ は、disguiseモジュラー・エコシステムに統合され、disguise VFCカード、rxII(CGのレンダリングを行うユニット)、fabric(設定済みネットワーク・スイッチ)と連携、堅牢で拡張性のあるソリューションを必要とするプロジェクト向けに設計されています。100GbEネットワークポート2基と12Gビデオキャプチャを標準装備し、rxレンダーノードのクラスタと一緒に4K xRコンポジットに使用できます。新しいPCI-Express 4.0マザーボード、CPU、GPU、RAIDストレージの統合により、vx4+のビデオ再生およびコンポジットの性能は他の追随を許さないものとなっています。vx 4+は、ビデオのレイテンシを最小限に抑えながら、複数台をネットワークに接続して同時使用することで規模を自由に拡大でき、期待されるパフォーマンスを実現するためのキャパシティーを実現します。
■ 発売予定のオプションカード「IP-VFC」で SMPTE2110 出力も実現
disguiseは、次世代の映像体験を世界中の視聴者に確実に届けることをミッションとしており、vx 4+ はdisguiseが今年後半にリリースを予定しているIPビデオフォーマット変換カード「IP-VFC」に対応しています。IP-VFCは、業界初の特許取得技術により、disguiseメディアサーバーからのビデオ出力信号をSMPTE 2110ビデオ出力に変換することを可能にします。
■ vx 4 ユーザーはアップグレード可能
既にdisguise vx 4 をお持ちのお客様は、 VX 4+ にアップグレード可能です。未来のプロダクションにつながるこのアップグレードをお勧めします。
新製品vx 4+の詳細はこちら:
https://bit.ly/39tLr5N
vx 4+ と vx 4の比較表はこちら(英語):
https://www.disguise.one/en/products/pro/
[画像3: https://prtimes.jp/i/85016/12/resize/d85016-12-ee50ea65e4ac173929fa-1.jpg ]
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disguise(ディスガイズ)について
disguiseは、壮大な視覚体験を ”想像” ”創造” ”提供” するプラットフォームです。多くの受賞歴を持つ拡張現実(xR)ソリューションは、Katy Perry や Billie Eilish などの音楽アーティストのライブエンターテインメント、Netflix や Amazon Prime などの映画やTV作品、Siemens や Verizon なの企業プレゼンテーション、Eurosport や MTV、ITV などのライブ放送番組など、50カ国以上で600を超える没入型リアルタイムプロダクションを支えてきました。
ライブイベント、テレビ放送、映画、コンサートツアー、劇場、固定設備、企業やエンターテイメント、イベントにおいて、世界中の才能溢れるビジュアルデザイナーや技術チームと協力し、グローバルパートナーネットワークを拡張するとともに、disguiseはアーティストと技術者がそのビジョンを実現するための次世代コラボレーションツールを構築しています。
ロンドンに本社を置くdisguise は、LA、香港、北京、上海、ソウル、横浜、オークランド、シンガポールにオフィスを構え、グローバルに事業を展開しています。
フィナンシャル・タイムズの2021年急成長企業トップ1000に認定されたdisguiseは近年、投資会社 The Carlyle Group から新たに過半数出資を受け、また Epic Games が少数株主となったことを発表しました。
詳しくは、www.disguise.one をご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES