プレスリリース
ARアドバンストテクノロジ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:武内 寿憲、以下ARI)は、ディープナレッジシェアリングプラットフォームとして「LOOGUE deepdoc(ローグ ディープドック)」の提供を、2023年2月21日より開始いたします。
「LOOGUE deepdoc」は、AIドキュメント検索サービス「LOOGUE BIG document(ローグ ビッグドキュメント)」の機能を刷新した次世代版サービスです。ドキュメントの検索結果に対するユーザのコメントや評価、検索ログなどの行動データをAIが学習、解析することで、情報の検索性を向上させ、社内ドキュメントに蓄積されたナレッジの形成を支援いたします。
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■開発の背景
昨今、企業を取り巻く環境が変わる中、DXと共に人材育成、ナレッジ活用といった知的資産経営が注目されています。経験やノウハウ、事例などのナレッジは、一般的に暗黙知として従業員個人に蓄積されていますが、暗黙知であるナレッジを形式知として可視化し、社内で共有、活用を行うナレッジマネジメントは年々重要度が高くなってきています。
ARIでは、企業のナレッジが社内で保存されている大量のドキュメント内にあると考えます。ドキュメント情報や検索時の行動データを、AIにより解析し検索結果に反映することで、効果的に企業のナレッジ形成を支援できるよう「LOOGUE deepdoc」の開発をいたしました。
■「LOOGUE deepdoc」の特徴
【ドキュメントの特徴を解析し、分解検索】
ドキュメント全体から単語ベースの検索を行うだけではなく、ドキュメントをページ単位、段落ごとのブロック単位まで分解。表面的な情報だけではなく、文書構造を含めたドキュメント自体の特徴的な内容を解析し検索を実施。ドキュメント内を解析・構造化することにより、様々な論理グループを自動生成し、利用者の検索意図に対して適切な候補の提示ができます。
【ナレッジ形成支援】
検索結果やユーザからのドキュメントへの評価といったインプットをAIが学習し、検索の精度を継続的に自動更新。ドキュメントの参照方法や評価、コメント付記など、検索に対するユーザの様々な行動を記録し解析することで、ユーザーにとって「より価値の高い情報」を蓄積し、ナレッジ形成を支援します。
【類語辞書、カテゴリの自動生成】
ドキュメントから読み取った特徴的な単語に対する類語・関連語の生成のほか、ドキュメントやページに対するカテゴリの生成を自動で行い、検索インデックスを設定します。生成される類語やカテゴリはユーザ側でのメンテナンス、新規登録も可能です。
・LOOGUE deepdoc紹介ページ:https://loogue.net/deepdoc.html
※「LOOGUE deepdoc」は、マイクロソフト社が提供するクラウドプラットフォームMicrosoft Azureを基盤として構築されたクラウドサービスです。
■「LOOGUE deepdoc」導入事例:鹿島建設株式会社 様
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社内に蓄積された技術資料や提案書、過去工事資料、フィードバック情報を体系化し、スピーディーに検索可能とするAI検索システムとして「LOOGUE deepdoc」を導入。柔軟性の高いAIエンジンに加え独自用語や独自情報を体系化し、高い検索精度を実現しています。
■日本マイクロソフト株式会社 様からのエンドースメント
日本マイクロソフトは、ARアドバンストテクノロジ株式会社様によるMicrosoft Azure基盤上で構築されたディープナレッジシェアリングプラットフォーム「LOOGUE deepdoc」の販売開始を心より歓迎いたします。近年、企業におけるデータ利活用の一つとして、ナレッジマネジメントへの注目が高まっている中で、「LOOGUE deepdoc」によって企業のDX推進が加速されることを喜ばしく感じております。運用面ではAzure Automationや、 Azure Monitor と Azure Logic Appsを組み合わせ、障害通知や1次対応などを自動化し、他システムとの連携の容易さを実現し、安心/安全な環境でご提供できると確信しております。
今後も日本マイクロソフトは、ARアドバンストテクノロジ株式会社様と連携し、お客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 ISVビジネス統括本部
ISVパートナー本部 本部長 清水 豊
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
※ Microsoft、Azureは、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES