プレスリリース
武蔵野美術大学ゴルフ授業参加学生が、「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」第1回プログラムに参加
キャロウェイゴルフ株式会社(東京都港区白金台 代表取締役社長:アレックス・ボーズマン/以下、キャロウェイゴルフ)では、鳥取県智頭町(町長:金兒英夫) 、智頭町大字芦津財産区(議長:綾木 章太郎)、一般社団法人大学ゴルフ授業研究会(代表:北徹朗<武蔵野美術大学 身体運動文化教授>)と一般社団法人more trees(事務局長:水谷伸吉) とのパートナーシップに基づき、10月24日〜25日に武蔵野美術大学におけるゴルフ授業への参加学生7名を鳥取県智頭町に誘致、 「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」第1回目のプログラムを開催しました。
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本プログラムでは“新たな世代へ環境保全の大切さをつなぐ”ことをテーマに、芦津渓谷での環境体験プログラムのほか、キャンプを通じた“外遊び”体験、そして地元小学生への学びの継承プログラムを実施しました。具体的には智頭食材をふんだんに使用したお弁当を味わった後、(森林の空間利用の一つとして智頭町が提供する)森林セラピーを体験。深い緑の森と豊富な清流とが織りなす渓谷美を楽しむとともに、芦津渓谷を流れる千代川から日本海に流れ着いた砂によって形成された鳥取砂丘の成り立ちを学びました。
その後、芦津渓谷上流域に位置する「キャロウェイの森」にて智頭町大字芦津財産区のサポートを受けながら植樹体験をした後、一般社団法人more treesの岸 卓弥氏による生物多様性に関する講義を受講。岸氏は次のように渓畔林における森づくりの重要性について語りました。「多様性のある森づくりによってできた肥沃な土壌は鉄分を川にもたらし、それらが海に運ばれることで海も豊かになります。つまり豊かな海を作るには山を肥えさせなければならないのです」。一日目のプログラムを終えた武蔵野美術大学の学生はその後、旧山形小学校にてキャンプを楽しみ、”外遊び”を存分に満喫しました。
二日目の10月25日には、学びの象徴である旧山形小学校にて、智頭町立智頭小学校の3年生41名に対してチョークアートのワークショップを実施。2枚の黒板にそれぞれ「森の住処」(森で人が暮らすこと)と「動物の学校」(人の生活に自然を取り入れること)という異なるテーマを持たせ、武蔵野美術大学学生と智頭小学校の児童が一緒になって、智頭町の魅力とそれを未来に向けて守っていく大切さを表現したチョークアートを完成させました。その後、千代川を通じて形成された鳥取砂丘を視察し、二日間のプログラムを終えました。
参加した学生からは「自分が植樹をした木を通じて、私たちの想いが何十年先の未来に届けば良いなと思いました」や「森と触れ合っているうちに、寄り添ってくれる感じがして心地よかった」といった感想が聞かれました。
キャロウェイゴルフでは今後も「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」を通じて、“美しい自然環境を次世代につなぐ”ことを目指していきます。
「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」 発足式の様子
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「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」武蔵野美術大学向けプログラム1日目
芦津渓谷での森林セラピー体験
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「キャロウェイの森」での生物多様性講座・植樹体験
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旧山形小学校でのキャンプ体験
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「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」武蔵野美術大学向けプログラム2日目
「気づきを次世代に繋ぐ」チョークアートプログラム
武蔵野美術大学の学生による智頭小学校3年生の児童41を対象にしたチョークアートのワークショップを実施
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参加した児童からは「黒板に大きく絵を描くのは初めてで楽しかった」といった感想や、「学校の裏山にいる生物を描きたいと思って持って来たヤモリやカエルを、観察しながら描きました」といった声が聞かれました。
鳥取砂丘視察
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【「ALL FOR GREEN」とは】
“外遊び”をするための自然環境を保護し、健全な地球環境を次世代につなぐことを目指してキャロウェイゴルフが取り組むサステナビリティ活動。すべて(ALL)のキャロウェイゴルフの活動を、緑(自然環境)を守ることにつなげていくこと、そしてすべて(ALL)のステークホルダーと共に緑(自然環境)を守っていくことを目指しています。
URL: https://www.callawaygolf.jp/sustainability
【「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」とは】
「未来へつなぐ森:共創プロジェクト」では、大学ゴルフ授業研究会に参画する各大学のゴルフ授業に参加している学生を対象に鳥取県智頭町でのフィールドワークプログラムに誘致していきます。具体的には、「キャロウェイの森」での森林整備作業の体験や(森林の空間利用の一つとして智頭町が提供する)森林セラピー体験、芦津財産区議会による生物多様性講座などのプログラムを各大学のニーズに合わせて構築し、提供していきます。本活動を通じて、若い世代を巻き込みながら、多様性のある森づくりを智頭町と共に加速的に推進。同時に未来の人材育成ならびに地域の活性化に貢献していきます。
【智頭町について】
智頭町は鳥取県東部に位置し、岡山県北部に隣接する町面積の93%が森に囲まれた杉の町です。古くから因幡街道と備前街道が交差する要衝で、参勤交代の宿場町として、古くから林業の町として栄え、人を呼び、職を生み、文化を創ってきました。
【智頭町大字芦津財産区について】
智頭町大字芦津財産区は地方自治法上の特別地方公共団体です。地方自治法295条により智頭町財産区議会設置条例が制定され、その18条により、議員6名(任期4年)からなる智頭町大字芦津財産区を設けています。財産区有財産である山林の森林整備と造林、および自伐による間伐に伴う木材販売を主な事業としています。
【大学ゴルフ授業研究会について】
大学において教養体育科目としてゴルフを担当する教員を対象に、授業づくりに特化した研究を実施。大学ゴルフ授業担当者同士の交流促進と授業実践事例の蓄積をすすめ、大学体育への貢献を目指しています。
URL: https://daigaku-golf.org/
【more treesについて】
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。森と人がずっとともに生きる社会を目指し、「都市と森をつなぐ」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。
【キャロウェイゴルフ株式会社について】
世界最大級のゴルフクラブメーカー、キャロウェイゴルフ・カンパニーの日本法人。「キャロウェイ」、「オデッセイ」のゴルフクラブ、ボール、アクセサリーなどの輸入、組立、卸売販売を行う。2018年以降は「オジオ」、「トラヴィスマシュー」、そして「ジャック・ウルフスキン」といったといったライフスタイルブランドの日本市場への投入を行う。2021年より「キャロウェイアパレル」を統合し、ゴルフアパレルの拡充を目指す。日本におけるカスタマーをリサーチし、開発された日本専用の製品をラインナップするなど、日本市場でのシェア拡大に注力している。
【「ALL FOR GREEN〜”外遊び”の経験を次世代に〜」の主な取り組み】
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■ キャロウェイの森
森林保全団体である一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)とのパートナーシップに基づき、鳥取県智頭町と協働しながら森の多様性を取り戻す活動を行っています。鳥取砂丘につながる千代川の源流域において、植林や獣害対策等の取り組み、様々な樹種が混在する本来の姿を目指して整備を進めています。
■ RECYCLE(ハードグッズ)
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キャロウェイ オンラインストアにて新規でゴルフクラブ(認定中古を除く)、およびパター製品(セール品含む)を購入していただく際に、お客様のお使いのクラブを下取りするサービスを提供しています。本サービスでは、キャロウェイゴルフのクラブやパターはもちろん、他メーカーのクラブやパターであっても直近3年以内に発売したクラブ・パターであれば下取りを行い*、新しいキャロウェイゴルフのクラブやパターをお求めやすくご購入いただけます。また、このサービスを通じて製品循環の促進に取り組んでいます。
*キャロウェイ オンラインストアのクラブ下取りサービスについて:
https://www.callawaygolf.jp/c/tradeIn
■ RECYCLE(アパレル)
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衣料品・製品プラスティックのリサイクルプロジェクト「BRING」(株式会社JEPLAN)との連携により、アパレルの回収・仕分け・リサイクルに取り組んでいます。ポリエステルやナイロンの服は、高純度の原料にもどすケミカルリサイクルに、まだ着られる服は寄付やリユースへ回すなど、リサイクルシステムの構築を目指します。「キャロウェイ」、「トラヴィスマシュー」、そして「ジャック・ウルフスキン」の全国直営店舗にて回収ボックスを設置し、キャロウェイ社製品以外のメーカーやブランドの服であっても、その質や状態にかかわらず回収することで、取り組みの拡大を目指 しています。
■ プラスティック削減
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ゴルフクラブに使用するプラスティック使用量の削減に加え、ゴルフクラブのグリップやヘッドに使用しているシュリンクラップ等の、バイオマスプラスティック*(植物度50%以上のシュリンクフィルム)への変換に取り組んでいます。これにより、環境に配慮した製品開発、および製品供給体制の構築を目指しています。
*バイオマスプラスティック:再生可能なバイオマス資源を原料に科学的、または生物学的に合成することで得られるプラスティックのゴミを再利用して作った固形燃料を使用することで森林伐採抑制にもつなげています。
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■ 製品廃棄量の削減/ 廃棄予定のゴルフクラブを大学ゴルフ授業へ提供
日本ゴルフ用品協会を通じて、大学ゴルフ授業研究会に参画する各大学のゴルフ授業用に廃棄予定のゴルフクラブを提供する活動を行っています。本活動を通じてゴルフへの参加・体験機会をサポートし、次世代のゴルファーの開拓・育成につなげていくと同時に、製品廃棄量削減につなげ環境保全に貢献していきます。
■ 農業を通じた障がい者雇用/発展途上国における給食支援ならびに森林伐採の抑止
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障がい者雇用創出事業として、企業向け貸し農園 (埼玉県岩槻市/運営:株式会社エスプールプラス)に、「Callaway Farm」を2019年に開園しました。野菜作りを通じて、障がいのある方々が自分らしく長期的に安心して働くことができ、生産された野菜は健康促進のために社員に販売を行っています。そして、2022年1月1日には、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalの理念に賛同し、この「Callaway Farm」で生産される野菜の販売を通じて、飢えに苦しむ子どもに給食を届ける取り組みを行っています。給食の調理には、薪の代わりにおがくずなどのゴミを再利用して作った固形燃料を使用することで森林伐採抑制にもつなげています。
プレスリリース提供:PR TIMES