プレスリリース
〜コロナ禍でのバングラデシュ〜
アジア・アフリカで保健医療協力をおこなっている公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(東京都新宿区、会長:畑野研太郎)は、バングラデシュ駐在スタッフ・岩本直美(看護師)による活動報告会を、オンラインで開催いたします。
バングラデシュで20年以上にわたり障がいのある人々と生活を共にした経験や、コロナ禍における現地の生活についてお話しします。
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岩本看護師は1993年からバングラデシュで活動し、2021年12月に帰国しました。バングラデシュでは、障がい分野で看護師として活動しました。
本報告会では、長年にわたり障がいのある人々と生活を共にし、地域の理解と協力を得ながら、生活基盤の整備を目指した岩本看護師の活動について、また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大中のバングラデシュでの日常について報告します。
https://www.jocs.or.jp/news/18454.html
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岩本看護師が生活したのは、「ラルシュ」というコミュニティです。ここでは、知的障がいのある人とない人が共同生活を送っています。ラルシュは1964年にフランス人思想家ジャン・バニエにより設立され、現在世界38カ国にあります。岩本は、バングラデシュにある「ラルシュ・マイメンシン」で2008年から2021年までリーダーとして活動しました。
ラルシュ・マイメンシンには、多宗教の人々が暮らしています。世界では時に宗教の違いが戦争の原因になっているといわれますが、このコミュニティでは、異なる宗教の者たちが、違いをこえて共に生きることを模索し、実践しています。岩本看護師は、コミュニティが受け入れられるよう地域社会に働きかけ、また共同生活が維持されるよう組織としての基盤整備に取り組みました。
実施概要
オンラインで開催します(要事前申し込み)。多くの方々のご参加をお待ちしております。
2022年2月5日(土)14:00〜15:00
2022年2月18日(金)14:00〜15:00
2022年3月5日(土)14:00〜15:00
2022年3月17日(木)18:30〜19:30
https://www.jocs.or.jp/news/18454.html からお申し込みください。
講師プロフィール
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岩本直美(いわもとなおみ)
滋賀県生まれ。大津赤十字看護専門学校卒業後、病院や福祉施設で障がい児療育に携わる。1993年バングラデシュ・ボグラ県で活動を開始。ロンドン大学地域主導型リハビリテーション修士号取得後、1997年にバングラデシュ・マイメンシン県に再赴任した。2021年12月に任期を終了し帰国。
日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)について
JOCSは、1960年に設立された、日本で最初の民間国際協力団体のひとつです。すべての人々の健康といのちがまもられる世界をめざし、日本人保健医療従事者(医師や看護師など)の派遣、現地の保健医療従事者の育成、現地NGOと協働したプロジェクトの実施を行ってきました。現在、バングラデシュとタンザニアに各1名の日本人保健医療従事者を派遣し、7カ国79名の現地保健医療従事者を、奨学金制度を用いて育成しています。
公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)
東京事務局:東京都新宿区西早稲田2-3-18-51
関西事務局:大阪市北区茶屋町2-30
会長:畑野研太郎
設立:1960年
URL:http://www.jocs.or.jp/
【お問い合わせ先】
日本キリスト教海外医療協力会 東京事務局
E-mail:info@jocs.or.jp
TEL:03-3208-2416(火曜・金曜 10:00〜15:00)
プレスリリース提供:PR TIMES