• トップ
  • リリース
  • 小学校を退学していくコロナ禍の子どもたち。日本人女性起業家、人生をかけてアフリカの教育を変える。12月の寄付月間に月500円からの支援をお願い。

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4
  • 記事画像5

特定非営利活動法人Alazi Dream Project

小学校を退学していくコロナ禍の子どもたち。日本人女性起業家、人生をかけてアフリカの教育を変える。12月の寄付月間に月500円からの支援をお願い。

(PR TIMES) 2021年12月22日(水)11時15分配信 PR TIMES

世界最貧困、西アフリカ・シエラレオネ共和国の子ども達に教育支援を行う山梨県出身の活動家・下里夢美は、子ども達が夢を持ち、努力できる社会の実現を目指し、その人生を懸けて活動を続けている。

西アフリカのシエラレオネ共和国では、4割の子どもたちが中等教育を完了できず、コロナ禍での教育格差はより深刻です。SDGs目標4.1「すべての子どもに無償で質の高い初等・中等教育を届ける」への貢献を目指し、山梨県出身の下里夢美(しもさとゆめみ)は、シエラレオネ共和国で最貧困に陥る子ども達への教育支援を行っています。

私がやるしかない!日本で初めてのシエラレオネ専門NPOを設立へ。



[画像1: https://prtimes.jp/i/27692/12/resize/d27692-12-50ceda95ce2bf90673e1-0.jpg ]

現地に支援を届ける下里の様子

山梨県笛吹市に生まれた下里夢美は、のどかな自然環境に囲まれ高校生までの18年間を山梨県で過ごしました。

人生の転機を迎えたのは、高校二年生の時。とあるテレビのドキュメンタリー番組を視聴し、わずか8歳のシエラレオネの男の子「アラジ君」が兄弟を養うために、必死でダイヤモンド鉱山で鉄くずを探して生活している様子を目にしました。

彼は、シエラレオネ共和国で10年以上続いた内戦により、反政府軍のゲリラによって目の前で両親を殺されていました。今、欲しいものが何であるかというTVクルーの質問に対して、「勉強がしたい」と答えた彼のことが、頭から1日も離れなくなりました。

高校二年生にして大きな衝撃を受けた下里の人生は、そこから大きく動き始めました。


100万円以上借金して活動を開始



遠く離れたシエラレオネの過酷な社会状況を変えるために、下里は動き出しました。

大学で国際協力を専攻したものの、シエラレオネを専門に支援するNPOや支援機関などをみつけることができず、卒業後、アルバイトしながら資金を捻出、それでも足りなかったため、100万円以上借金をしながらもシエラレオネへ何度も足を運びました。その後、2017年にNPO法人アラジを設立します。


[画像2: https://prtimes.jp/i/27692/12/resize/d27692-12-86881f2c98e9b6aeec4a-3.jpg ]


下里が想いを強く持ち、NPO設立以来掲げているミッションは、最も過酷な状況にいる人々の最初のチャンスになることです。


「経済格差や児童労働」によって中学校を卒業できない4割の子どもたち



[画像3: https://prtimes.jp/i/27692/12/resize/d27692-12-03537913890c47e10e82-6.jpg ]


現在でも、11年間続いた内戦や、2016年に流行したエボラ出血熱の影響により、経済的困難に陥る家庭の子どもたちの状況は深刻です。自分の教育費を捻出するため、セックスワークや物乞い、売り歩きなど、過酷な児童労働に従事しています。小学校を完了できない子どもは、17.3%(2019年,世界銀行)、中学校では約4割にも上ります。

働く子どもたちの貧困の連鎖を断ち切るのは「教育」です。教育支援は、コロナ感染症の影響で、国際協力業界で、下火傾向にありますが、今、後回しにしてはならない喫緊の課題です。

2018年に政権交代した政府は「初等教育無償化」に積極的に乗り出したものの、都市部のひとり親家庭や、農村部で働く子どもたちの教育格差は、SDGsの達成を困難にしています。

下里は、月100時間以上の児童労働に従事する、経済的困難な状況にある子どもたちを、小学校と連携して見つけだし、現金給付手当を行う事業を設立しました。

[画像4: https://prtimes.jp/i/27692/12/resize/d27692-12-50ceda95ce2bf90673e1-0.jpg ]


現在、下里の運営するNPO法人アラジでは4つの「教育支援」事業を行っています。


「農村部小学校定額給付支援」政府の支援の届かない地域へ、給食費・先生の給与・教材を補助するための定額銀金給付を実施
「都市部奨学金給付支援」月100時間以上の児童労働に従事する、片親家庭・里親家庭の子ども達に、生活保護費としての奨学金給付を実施
「10代のシングルマザー復学支援」 妊娠、出産を経験した女子が再び学校で学べるための毎月の奨学金給付を実施
「中高生男子向け性教育プログラム ハズバンドスクール」 若年妊娠の防止、女性の尊厳の向上を目指した教育プログラムを実施


現在までに、延べ1,100名に対して、教育の機会を届けています。

[画像5: https://prtimes.jp/i/27692/12/resize/d27692-12-f786219b5cf7932bd87b-1.jpg ]


若年妊娠することで、10代のシングルマザーが学業を絶たれる大きな社会問題が残るシエラレオネ。子どもが育児をすることも、大きな家事労働として、教育が必要な女の子たちにのしかかります。

必要なことは、女子の復学機会の提供だけではなく、「男の子への性教育」であると決意し、「男子中高生向け性教育プログラム」を2021年11月よりスタートさせました。



月500円からの寄付が可能に!マンスリーファンディングを実施



[画像6: https://prtimes.jp/i/27692/12/resize/d27692-12-1e1d9c714491bdc0716e-4.jpg ]



「欲しい未来に、寄付を贈ろう。」を合言葉に、12月は全国的な協働キャンペーンが行われる寄付月間(Giving December)です。この12月にNPO法人アラジは、現在シエラレオネで行っている、4つの教育支援事業において、安定的な活動継続と更なる拡大を目的とし、マンスリーファンディング(https://syncable.biz/campaign/2090/)を実施しています。

マンスリーファンディングはクレジットカードで、月500円からの継続寄付者を集めるクラウドファンディングです。寄付月間である12月が、より良い社会を創っていくための活動における参画のひとつである「寄付による支援」について考える機会になればと思います。

皆様からの想いの詰まったご支援を元に、NPO法人アラジはこれからの活動を推進していきます。


団体概要 

団 体 名:特定非営利活動法人Alazi Dream Project(NPO法人アラジ)
創 設:2014年3月7日
代 表 理 事:下里夢美
所 在:(日本)〒112-0014 東京都文京区関口1丁目44-3信生堂ビル4F
公 式 H P : https://alazi.org/


取材依頼の問い合わせ先 ※当日中にご対応させていただきます

メール:info@alazi.org
電 話 番 号 :080-5186-4275



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る