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株式会社 日本SPセンター

今どきシニアは横書き派!

(PR TIMES) 2023年03月29日(水)12時45分配信 PR TIMES

シニアへの読みやすさ調査で、横書き派が縦書き派を圧倒!

 株式会社日本SPセンター(本社:東京都渋谷区/社長:渡邉一男)の シニアマーケティング研究室は2023年1月に50〜70歳代のプレシニア、シニア層に向けて「読みやすさ」について調査を行った。そのなかで「横書き」を読みやすいとした「横書き派シニア」は86.9%に上り、「縦書き」を読みやすいとした「縦書き派シニア」は13.1%にとどまった。
 パソコン、スマートフォンが普及し、シニアがニュースもスマートフォンで見る時代に。戦後の横書き教科書で学んだ団塊の世代が2025年にはすべて後期高齢者になる。情報のやり取りがほとんど電子メディアとなり、シニアが横書きを支持する今、「シニアには縦書き」が揺らぐ結果となった。ただし、今回は158文字という短文での比較であり、小説など長文での「縦書き」「横書き」の読みやすさについては、再度、調査が必要である。
 今回の調査では、文字の大きさ、行間、字間、縦書き/横書き、背景とのコントラストなど14項目で実際の印刷物をシニア(50歳〜70歳以上)に送付して回答を得た。
 中でも注目すべきは、縦書き、横書きの読みやすさ評価。事前に予想していたものとは違い、2つの表記では圧倒的な差で横書きに軍配が上がった(横書き86.9%:縦書き13.1%、1位を選択した人の割合)。男性50代ではことにこの傾向が顕著で、横書き96.4%に比して、縦書きは3.6%と僅かだった。
[画像1: https://prtimes.jp/i/2810/12/resize/d2810-12-0893765e5b61d7106b4a-0.png ]

 対象をスマートフォンを利用している男女としているので、やや横書きにバイアスがかかっている点は留意が必要。しかし総務省の令和3年通信利用動向調査で、スマートフォンの利用状況は50歳代は8割以上、60歳代で7割、70歳代で4割以上となっている。この調査時点ではさらに利用率が高まっていると考えられるので、スマートフォンを利用するシニアはすでに特別な存在でない。

■調査の概要
調査時期:2023年1月
対象地域:全国
調査対象:50歳代〜70歳代のスマートフォンを利用している男女
対象者数:330名(男性165名、女性165名)
有効回収率:99.1% 327/330
調査事項:印刷物の読みやすさ、スマートフォンでの読みやすさ、入力のしやすさに関するもの
調査方法:調査票(印刷物:「読みやすさ回答用文字組」)を郵送により配布し、オンライン(フォームへの入力)により回収 ※添付資料の「読みやすさ回答用文字組」参照
調査協力:株式会社アスマーク(本社:東京都渋谷区)
[画像2: https://prtimes.jp/i/2810/12/resize/d2810-12-bead6e04a4da8e4c07a7-1.png ]


なお、全ての調査結果の詳細はエクセルデータで当室のWEBサイトからダウンロード可能(メルマガ登録が必要)
株式会社日本SPセンター シニアマーケティング研究室
https://nspc.jp/senior/archives/17250/



プレスリリース提供:PR TIMES

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