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株式会社ヤマタネ

株式会社ヤマタネ、株式会社バイオマスレジンホールディングス、業務提携を締結

(PR TIMES) 2023年12月06日(水)16時45分配信 PR TIMES

     〜国内初「ライスレジン(R)」製パレットの導入を皮切りとして連携強化〜

 株式会社ヤマタネ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:山崎元裕、以下「ヤマタネ」)と株式会社バイオマスレジンホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:神谷雄仁、以下「バイオマスレジンホールディングス」)はこの度、業務提携契約を締結いたしました。両社は、今後普及が見込まれるバイオマスプラスチックの原料にコメを利用することで、環境負荷の低減につなげてまいります。また、バイオマスプラスチック原料としての用途拡大によってコメの新たな需要を生み出すことで、持続可能な農業生産体制を構築してまいります。共同の取り組みにより、両社は豊かな社会づくりに貢献してまいります。
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 両社の取り組みの一環として、コメ由来のバイオマスプラスチック、「ライスレジン(R)」製の「国内初」となる
輸送用パレット(イメージ図参照)をヤマタネ印西精米センター(千葉県印西市)にて使用することといたしました。この取り組みを皮切りに、両社の連携を深め、様々なシーンにおけるバイオリファイナリー(※)の推進を図るとともに、農業生産振興と循環型社会実現との両立を目指してまいります。

※「バイオリファイナリー」とは、再生可能資源であるバイオマスを原料にバイオ燃料やバイオマスプラスチックなどを製造するプラントや技術のこと。バイオマスプラスチックの世界市場は2028年までに約208億米ドルに達すると予測(1)されており、日本政府は2030年までに国内197万トンのバイオマスプラスチック導入を目指しています。

 (1)株式会社グローバルインフォメーション、生分解性プラスチックの世界市場:2028年までの予測、2023

背景


 ヤマタネは、1924年の創業以来「安全」「安心」「良食味」のコメを提供するため、全国の優良産地やJAなどと連携し、関係を構築してきました。コーポレートメッセージとして"「続く」を支える。"を掲げており、全てのステークホルダーの「続く」を支えていくことや、バリューチェーン全体を通して持続可能な社会の実現に取り組むことなどをサステナビリティ方針として定めています。具体的な重点テーマの一つである「地域コミュニティ及び生産地と農業の発展」の取り組みを推進し、"持続可能な農業"を叶えることに注力しています。

 バイオマスレジンホールディングスは、お米を資源として捉え、コメ由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン(R)」(※)の製造販売や京都大学と共同で生分解性樹脂「ネオリザ(R)」(※)を開発しています。国産バイオマスプラスチック普及に向けて、全国の休耕田や耕作放棄地を活用し、高効率な栽培法を用いてバイオマスプラスチック用途のコメ作りを通じた地域づくりや脱炭素社会の実現に向けてチャレンジしています。

 ヤマタネの多年に渡る取り組みを通じて構築したコメの生産から販売までのネットワークと、バイオマスレジンホールディングスの持つバイオマスプラスチック製造の技術を組み合わせることにより、環境問題や農業問題の解決を目指してまいります。

※「Rice Resin(R)(ライスレジン)」「Neoryza(R)(ネオリザ)」は(株)バイオマスレジン南魚沼の登録商標です。

今後の業務提携計画


・産地と連携した資源米の生産とその生産性向上に向けた取り組みによる耕作放棄地拡大の防止
 → ライスレジン(R)の原料となる資源米について、ヤマタネのネットワークを活用し、産地での生産の普及を図
   ります。資源米をコメ生産の新たな出口と捉え、安定的・持続的な生産により、耕作放棄地問題の解消を目
   指します。

・ライスレジン(R)製品の開発・商品化と利用拡充
 → 今回導入する国内初のライスレジン(R)製輸送用パレットをはじめ、包装米袋や食品什器、その他様々な商品
  の開発に共同で取り組み、国内外でのさらなる利用を拡充します。

・農作物・食品残渣などの未利用バイオマスをはじめとした副産物の資源化に向けた取り組み
 → 地域や農作物の生産・流通の過程で発生する未利用バイオマスについて、産地や第三者を交えた協議を進め、
商品への活用を目指します。

提携各社代表のコメント



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127741/11/127741-11-d7b863dbcae42a4f881e29e3f801aa1b-2225x2700.jpg ]

株式会社ヤマタネ 代表取締役社長 山崎 元裕

 コメ生産者の平均年齢が70歳を超える一方で、主食としてのコメ需要は減少を続けています。これらを背景として生産者の離農が進み、加速的に水田の荒廃が進んでいます。国が掲げる「食料自給力」の基幹となる「稲作」に伏在する価値が一段と高まっています。バイオマスレジンホールディングス様は、コメが持つ資源としての一面を捉え、その可能性に挑戦し続けてこられました。今回の業務提携により、稲作が持つ力を多面的に捉えることで、農地の荒廃に歯止めをかけ、持続的な農業の実現と環境に優しい社会づくりに貢献してまいります。





[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/127741/11/127741-11-987d0b9ca5803521a704189af20dee7c-334x411.jpg ]

株式会社バイオマスレジンホールディングス 代表取締役CEO 神谷 雄仁

 当社は弥生時代から続く稲作を次世代に残すべき素晴らしい文化と考えております。そのお米を資源として捉え、日本発のコメ由来の国産バイオマスプラスチックの普及を通じて、環境や農業課題への認識を深めるとともに、もっと日本のお米や農業の素晴らしさを世界に向けて発信していきたいと考えています。2024年に創業100年を迎えるヤマタネグループ様と協力し、さらなる地域コミュニティの発展と農業の活性化に取り組んでまいります。





会社概要


【株式会社ヤマタネ】
本社:東京都江東区越中島1-2-21 ヤマタネビル
設立:1924年7月3日
資本金:105億5,590万円
代表者:代表取締役社長 山崎 元裕
事業内容:主要食糧卸売販売業・倉庫業
HP:https://www.yamatane.co.jp/

【株式会社バイオマスレジンホールディングス】
本社:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディングEGG
設立:2020年3月10日
資本金:10,000万円(2022年6月現在、資本準備金を含む)
代表者:代表取締役CEO 神谷 雄仁
事業内容:バイオマス資源を利用したプラスチック樹脂原料の製造・販売及び研究開発
HP:https://www.biomass-resin.com/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社ヤマタネ 経営企画部 担当:溝口、寺島、竹内
Mail:kikaku@yamatane.co.jp
TEL:03-3820-1116

株式会社バイオマスレジンホールディングス 経営企画室 広報:徳川
Mail:press@biomassresin-mkt.com
TEL:080-4447-0238



プレスリリース提供:PR TIMES

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