プレスリリース
ワーキングチェアの機能を美しい意匠で叶えた美しく経年変化する椅子「FOUR(フォー)チェア」に、より居住空間に配慮した新仕様が登場。
美しさと機能性の融合点を見出したマルチタスクチェアとしてのひとつの答えが“FOUR”です。
インテリア販売を行う株式会社アクタス(東京都新宿区/代表取締役社長 休山昭)は、株式会社カンディハウス(北海道旭川市/代表取締役社長 染谷 哲義)と共同で、倉本仁氏をデザイナーに起用し、オフィスだけでなくプライベートな住環境に溶け込む佇まいと機能性をもったワーキングチェア「FOUR(フォー)チェア」を昨年2022年4月に発表しました。この度、食事用に使いやすく、より住空間での利用にフィットするグライズレッグ仕様(キャスター無し固定タイプ)を3月より正式発売いたします。
製品名:FOUR (フォー)チェア グライズレッグ仕様
サイズ:W595 (735) D530 (735) H740-830 SH395-485mm *()内は脚部外寸 価格:220,000円(税込)〜
販売:アクタスならびにカンディハウスの販売網を通じて2023年3月発売予定
コロナ禍で生まれたマルチタスクな椅子”FOURチェア”
[画像1: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-f1d6859466e735aaecc2-0.jpg ]
FOURチェアは、コロナ禍での在宅ワークが定着する中、自宅で仕事用に使う椅子の重要性について、生活者の気づきが顕在化したことに端を発しています。オフィスで使うワークチェアやエグゼクティブチェアには機能性やデザインの優れたものが数多くありますが、在宅ワークの主な場所である家庭のリビングダイニングにさりげなく溶け込み、食事用としてもそのまま使える椅子はこれまでほとんど存在しませんでした。このFOURチェアは、ダイニングチェアとして『長時間座っても疲れない』 、デスクチェアとして『家庭内で場所を取らない』 『インテリアに馴染む』 などのユーザーの要求を顕在化しした。開発を担当したアクタスとカンディハウス、デザイナーの倉本仁氏、そして技術監修のコクヨの4者の知見が、繊細な意匠の中に結集しています。
この度、ダイニングルームなど、より住空間での利用を考慮したグライズレッグ仕様(キャスター無し固定タイプ)を追加し、アクタス、カンディハウスの販売網にて3月より正式発売いたします。
「たべる・ はたらく ・ くつろぐ ・ あそぶ」 FOUR 誕生に込められたネーミングルーツと製品特徴
[画像2: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-1c60f17bf4c381126d7d-1.jpg ]
FOURチェアは、ホームオフィス用の椅子として、ダイニングチェアとして、食事のあとのリラックスチェアとして、子どもたちと戯れるための遊びの道具としての「たべる・ はたらく ・ くつろぐ ・ あそぶ」という機能を一脚の椅子で適応するというコンセプトのもと、この開発ははじまりました。そして、椅子としての佇まいが美しくあることを条件としました。
<四者の知見が融合したコラボレーション四者の知見が融合したコラボレーション>
美しい佇まいとともに、暮らしの中での椅子としてのすべてのタスクを満たすFOURチェアの開発には、デザイン・製造における様々なスペシャリストの協力が必要でした。共同開発と製造を担うのは、木の特性を知り、機能美を具現化する技能・技術で評価の高い「カンディハウス」。デザインを担当するのは、プロジェクトのコンセプトやストーリーを優れたリサーチ力から明確に造形表現することに長けた倉本仁氏。ワーキングチェアとしての機能面のサポートには、日本を代表するオフィスファニチャーメーカーである「コクヨ」。そして、ユーザーのニーズや時代の変化を的確に掴む商品企画力を持つ「アクタス」。この四者(FOUR)によってFOURチェアは生み出されました。
<『たべる』 と 『はたらく』 。座るという行為は同じでも姿勢やシートの座標が異なる>
人間工学上、同じ姿勢で座るよりも座りながら身体を動かせることが良いとされることから、シートの幅450mmに対してアームの内寸幅500mmとアームを広げることで、食べる・寛ぐ・働く(学ぶ)・遊ぶという椅子の自由度が拡大しました。『たべる』 と 『はたらく』では座るという行為は同じでも姿勢や座る位置が異なります。長時間の机に向き合う際の正しい座り方は、食事の際よりも腰をよりシートの奥に入れ背筋が伸びる姿勢を保つこと。FOUR の名前の由来のひとつとなっている笠木を支える4本のフレームは、深く座った際に背骨が当たるのを避けられるようになっています。
<家庭のインテリアに馴染みやすいデザイン>
FOURチェアは北海道産タモの無垢材を使った笠木(アッパー)部分のカラーがナチュラル、ミディアムブラウン、ブラックの3色、フレーム部分はクロームメッキ仕上げのシルバーとマット感のあるブラックの2種類をご用意し、いずれもホームユースを意識し、プライベート空間のインテリアとの調和を
考えた仕様となっています。そして、プロダクト単体でのフォルムの美しさだけではなく、テーブルと合わせた際に上から見える円弧を描く背もたれの佇まいにはワーキングチェアの要素を感じさせない優美さがあります。また、脚部も現在主流となっている5本脚に対して、複数並んだ時や、空間全体を引いて見た際にうるさくないように4本脚のシンプルな構造を採用いたしました。
そして、この度キャスターレッグとグライズレッグが選べるようになったことで、よりライフスタイルに合わせた活用範囲が拡がります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-a4887c8c4836b223621e-2.jpg ]
[画像4: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-506d6078e0170ca5a0b0-4.jpg ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-69538e926f6c59327a3a-5.jpg ]
[画像6: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-91f6add571753be02369-6.jpg ]
製品名:FOUR (フォー)チェア
グライズレッグ仕様 サイズ:W595 (735) D530 (735) H740-830 SH395-485mm
キャスター仕様 サイズ:W595 (790) D530 (790) H780-870 SH435-525mm
価格:いずれも220,000円(税込)〜
*()内は脚部外寸
FOUR CHAIRが、2022年度グッドデザイン賞に続き、公益社団法人日本インダストリアルデザイナー協会による 「JIDAデザインミュージアムセレクション vol.24」 に選定されました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/71744/11/resize/d71744-11-12a8b8a3439703ddf79a-3.jpg ]
「JIDAデザインミュージアムセレクション」は、「美しく豊かな生活を目指して」をテーマに、インダストリアルデザインが社会に寄与する質の高い製品を選定し表彰するとともに、その製品を収集・保管して次世代に伝え、教育・産業・生活へ文化的貢献を行うことを目的としています。今回24回目となるJIDAデザインミュージアムセレクションにおいて優れた製品54点のひとつとしてFOURチェアが選定商品として認定されました。
■審査員コメント
コロナ禍を契機に在宅ワークが増えたことから、オフィスにも家庭にも順応できる「ちょうどよい」を目指した椅子である。製品の完成度、佇まいの凛とした姿はグッドデザイン運動の根源である「生活の質向上」をまさに体現したものと言えるが、特筆したいのは開発の座組である。FOURの開発には技術サポートとして、競合他社ともいえるコクヨが参画している。グッドデザインの思想は垣根すら超えるのであろうか。実に素晴らしい。
(審査委員/蘆澤 雄亮)
※JIDAデザインミュージアムWEBサイト: http://jida-museum.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES