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レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスと米海軍科学技術研究室 SPY-6向けの新しい分散型センシングソフトウェアの試験に成功

(PR TIMES) 2021年11月10日(水)17時15分配信 PR TIMES


[画像: https://prtimes.jp/i/44028/11/resize/d44028-11-583baebf86109a3b8264-0.jpg ]

ロードアイランド州ポーツマス(2021年11月3日) レイセオン・テクノロジーズの一部門であるレイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは、米海軍科学技術研究室(Office of Naval Research)と協力し、ネットワーク協調型レーダー(Network Cooperative Radar、NCR)プログラムの実証実験を成功させました。NCRプログラムは、進化する脅威から身を守るため分散型センシングネットワークを構築するという米海軍の目標を支える先進的なレーダーシステムソリューションです。NCRは艦隊に電磁機動戦の能力を与えることにより、米海軍の分散海上作戦(Distributed Maritime Operation、DMO)構想を支援します。

実証試験では、2基の地上レーダー・エミュレーターが、分散型センシング能力を用いて目標の探知に成功しました。これにより、SPY-6のような戦術レーダーにNCRプログラムで開発された先進的な分散型レーダー構想が活かせることが証明されました。

米海軍統合戦システムズ(IWS)のプログラム・エグゼクティブ・オフィサーであるセイコ・オカノ米海軍少将は次の通り述べています。「SPY-6はこれまでにないレベルで米海軍を守ってゆきますが、今回のようなソフトウェアの更新は、それが今後も向上されていく一方であることを示しています。NCRのようなプログラムにより、SPY-6は将来、確実に我々の分散型センシング能力の要となるでしょう」

協調型レーダーは、分散型センシング機能を用いて連携し、定められた探知範囲内にある対象物の全体像を把握することができます。NCR機能をもったセンサーは互いに連携して脅威を識別、追尾し、リアルタイムで情報を共有することにより、システム・パフォーマンスを改善し、ミッションの成功をもたらします。

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの先進テクノロジー担当副社長のコリン・ウィーラン氏は次のように述べています。「NCRは、次世代のソフトウェアによるレーダー能力の拡張(software-defied apertures)に係る開発を前進させます。NCRによって実証される能力を継続的に開発することで、SPY-6は確実に世界で最も先進的な海軍レーダーであり続けます」

SPY-6シリーズのレーダーの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.raytheonmissilesanddefense.com/ja/capabilities/products/spy6-radars

※ この資料はレイセオン・テクノロジーズが 2021年11月3日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます

レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスについて
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスは、脅威を探知、追尾、迎撃できる革新的なパートナーとして、世界中のお客様に対し、最先端のエンドツーエンドのソリューションを提供します。防空ミサイル防衛システム、精密武器、レーダー、指揮統制システム、先進の防衛技術等、幅広い製品を携え、レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスのソリューションは、世界50カ国以上の市民、軍人、インフラ基盤を守っています。

プレスリリース提供:PR TIMES

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