プレスリリース
医薬品データ更新の利便性を向上
インフォコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒田 淳)は、医療機関向けに提供する医薬品情報検索システム「DICS(ディックス)」について、Webアプリケーション化と医薬品データ更新の利便性を高めた新バージョン(v7)を開発し、7月1日より提供を開始します。本サービスは、7月10日〜12日開催の「国際モダンホスピタルショウ2024」に出展されます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/128741/10/128741-10-cef8e06629822bb55e86fdcdce25298e-2922x881.png ]
背景
当社が開発・提供する医薬品情報検索システム「DICS」は、電子カルテ、オーダリングシステム、調剤システム等、医療現場における他のシステムとのシームレスな連携利用が可能で、国内トップシェアを誇っています。
1994年の発売以来、高い信頼性と豊富な情報量で、医師や薬剤師からご支持をいただき、現在、規模を問わず約1,000の医療機関に導入されています。
厚生労働省による「医療DX(医療分野のデジタル化)の推進」において、2030年度までにすべての医療機関への電子カルテシステムの導入を目指しており、今後300床以下の中小規模病院を中心にクラウド型システムの導入が進むことが予想されます。そこで、「DICS」新バージョンは、クラウド環境にもスムーズな移行が可能なWebアプリケーションとして構築しました。
概要
「DICS」新バージョン(v7)の主な特長は以下の2点です。
1. ダウンロード機能
従来は、最新データを保存した電子記録媒体を利用者に届けていたため、更新作業に手間と時間がかかっていましたが、ウェブ上でのダウンロード機能により、最新データを即時に反映させる事が可能になりました。
2. 新しいプラットフォームへの移行
新バージョンはWebアプリケーションとして構築し、ブラウザでの利用が可能になりました。これにより病院内の各端末へのインストール作業が不要になりました。これは、将来のクラウド化を見据えて対応したものです。
「DICS」新バージョン(v7)の詳細はこちら:https://service.infocom.co.jp/healthcare/drug/dics-lp/index.html
今後の展開
当社は、医療機関にいち早く最新の医薬品データを届けるため、今後も医薬品データベースの更新サイクルの短縮やクラウド化を推進し、「DICS」シリーズの機能をさらに拡充してまいります。また、「DICS」の東南アジア向けサービス「RxPert」をフィリピン、インドネシア向けに提供しており、今後は他の東南アジア諸国にも展開する計画です。
当社は、中期経営計画(2023年〜2025年)において病院向けサービスを含むヘルスケアを重点事業のひとつと定めており、今後も国内外病院向け事業の拡大・拡充に取り組んでまいります。
<インフォコムグループについて https://www.infocom.co.jp/>
インフォコムグループは、医療機関や一般企業向けに情報システムを提供するITサービス事業と、一般消費者向けに電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を提供するネットビジネス事業を展開しています。
[インフォコム株式会社] 代表取締役社長 黒 田 淳、1983年設立、東証プライム
連結売上高844億円、連結従業員数1,431名(2024年3月期)
プレスリリース提供:PR TIMES