プレスリリース
〜パレスチナ文学を通じて、パレスチナ問題の原点を考える〜
認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan)は、東京大学中東地域研究センターと共催で、「パレスチナ問題を知るための連続セミナー」を企画しています。パレスチナの歴史などはもちろん、文化など、さまざまな切り口からパレスチナ問題へアプローチをする予定です。
第一弾として、パレスチナ人小説家ガッサン・カナファーニの同名小説をもとにした劇映画『太陽の男たち』の一部上映とアラブ文学に造詣の深い山本薫さんにお話いただきます。
認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan)は、東京大学中東地域研究センターと共催で、「パレスチナ問題を知るための連続セミナー」を企画しています。
第一弾は、パレスチナ文学を通じて、パレスチナ問題の原点を考える会です。
映画『太陽の男たち』は1971年に製作された映画ですが、いまなお続くパレスチナ難民問題の原点を考えます。
そして、地中海を小舟で渡ろうとして遭難するなど、世界中で多くの難民が毎日出ている今日の世界が、当時と全く変わらないことを改めて教えてくれます。
当日は、パレスチナ人小説家ガッサン・カナファーニの同名小説をもとにした劇映画『太陽の男たち』の一部上映とアラブ文学に造詣の深い山本薫さんにお話いただきます。山本さんによる新訳字幕です。また、難民が生まれた経緯などについては、鈴木啓之さんにお話しいただきます。
■開催日:4月22日(土)14:00〜16:00(開場13:30)
■会場:東京大学 教養学部 18号館ホール https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
(東京都目黒区駒場3-8-1、井の頭線駒場東大前下車)
■参加費:無料 *要事前申込
■申込方法:お申し込みが必要です。お申し込みはこちら。https://forms.gle/j5ct9DJkmVyQj7gg9
または、事務局まで「お名前、お電話番号、ご参加人数」をご連絡ください。
■登壇者
山本薫さん:慶應義塾大学総合政策学部専任講師。東京外国語大学博士(文学)。専門はアラブ文学。パレスチナの文学や映画、音楽などの研究・紹介に長年携わる。訳書にエミール・ハビービー著『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』作品社、2006年。共編著に『シリーズ総合政策学をひらく 言語文化とコミュニケーション』慶應義塾大学出版会、2023年。
鈴木啓之さん:東京大学大学院総合文化研究科スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授。博士(学術)。専門は中東近現代史、特にパレスチナ問題。著書に『蜂起〈インティファーダ〉:占領下のパレスチナ1967-1993』(東京大学出版会)。
■映画『太陽の男たち』1971年製作/シリア 原題:The Dupes Al makhuduoun
イスラエル建国で故郷を失い難民となってヨルダンにいるパレスチナ人たちが、仕事を求めてイラクを通り、産油国クウェートに密入国しようとする様を描くシリア映画。原作は、パレスチナ人小説家ガッサン・カナファーニ(1936‐1972)の『リジャール・ファツ=シャムス』(邦訳『太陽の男たち』)。2017年に河出書房新社から『ハイファに戻って/太陽の男たち 』として文庫化されて現在は入手可能。
共催:パレスチナ子どものキャンペーン・東京大学中東地域研究センター
[画像: https://prtimes.jp/i/109005/10/resize/d109005-10-19a93933e651e1ce6ac9-0.jpg ]
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