プレスリリース

環境騒音への曝露は、世界中で問題になっています。欧州環境庁 (EEA) によると、欧州人口の少なくとも5人に1人が健康に有害なレベルの騒音にさらされています*。フィリップス ヒアリングソリューションズは、騒音へ継続的にさらされることと難聴との因果関係、および難聴と健康との関係性に着目しています。
環境騒音への曝露は、世界中で問題になっています。欧州環境庁 (EEA) によると、欧州在住者の少なくとも5人に1人が健康に有害なレベルの騒音に曝露されています*。環境騒音の多くは人為的な原因で発生しており、その殆どは自動車、電車、バス、飛行機などが発する騒音です。

欧州では環境騒音と健康被害には明らかに関連性があることが認められています。環境騒音に長い期間曝露されると睡眠障害、小児の学習障害、冠動脈疾患などを引き起こす可能性があります。フィリップス ヒアリングソリューションズでは、騒音へ継続的にさらされることと難聴との因果関係、また難聴と健康との関係性に着目しています。しかし幸いなことに、日常生活における騒音の影響を管理することができるのです。

1. 保護
大きな音に曝されたときに耳を保護することは、健康的な聞こえに不可欠です。例えば、交通や飛行機の騒音の近くにいるときは、耳栓、イヤーマフ（ヘッドフォン型の防音保護具）、ノイズキャンセリングヘッドホンなどを着用すると、長期的な聴覚の保護に役立ちます。

2. 回避
公共の場では、できるだけ騒がしい場所を避け、静かな場所を探しましょう。また、道路を歩くときは、なるべく重機やトラックの傍を通らないようにしましょう。

3. 聞こえの状態を確認
聞こえの変化に早期に気づくためには、耳鼻咽喉科を受診し聴力検査を受けることが大切です。フィリップス ヒアリングソリューションズは、簡単に聴こえの状態を確認できる「オンライン聞こえのチェック」をWebサイトで提供しています。定期的に聞こえの状態をチェックし、もし聞こえに変化を感じたら耳鼻咽喉科を受診しましょう。

4. 難聴のケア
難聴は孤独、うつ病、認知症などの合併症にも関係しているため**、聞こえの変化に気づいたら早期にケアすることをお勧めします。補聴器の専門家を訪問すると、フィリップス ヒアリンクなどの目立たない補聴器をあなたのニーズに合わせて紹介してくれるでしょう。これにより聞こえが改善され、生活の質の向上に役立ちます。

フィリップス ヒアリングソリューションズのオーディオロジーディレクター、オリバー・リード=タウンエンドは次のように述べています。

「騒音公害は、私たちが一緒に向き合うべき日常的な課題です。より広い政策レベルだけでなく個人レベルでも同様です。耳を守り、大きな音を避けて聞こえの健康を意識し、必要に応じて専門家へ相談することによって私たちは健康を管理することができます。」

フィリップス補聴器の公式サイトでは、新しい「難聴シミュレーター」を提供しています。当シミュレーターでは、難聴になるとどのように聞こえるかを疑似体験できるツールです。
また、オンライン聞こえのチェックでは、僅か数分で聞こえの状態を簡単にセルフチェックできます。

フィリップス ヒアリングソリューションズの詳細については、公式サイト（www.hearingsolutions.philips.co.jp）をご覧ください。

＜欧州環境庁 (EEA)について＞
欧州環境庁 (EEA)は、環境および気候に関する目標達成のために様々な知識や情報を提供する欧州連合の機関。現在、EEAには32カ国が加盟し、デンマークに本部を置く。

* “Environmental noise in Europe - 2020”. https://www.eea.europa.eu/publications/environmental-noise-in-europe
** “Association between hearing aid use and all-cause and cause-specific dementia: an analysis of the UK Biobank cohort”.
https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(23)00048-8/fulltext

《フィリップス ヒアリングソリューションズについて》
フィリップス ヒアリングソリューションズは、難聴がある人が大切な人や周囲の世界とつながり続けることサポートするために、幅広いタイプの補聴器、補聴器専用のアクセサリーなどを提供しています。www.hearingsolutions.philips.co.jp
フィリップス ヒアリングソリューションズは、聴覚ヘルスケア分野で世界をリードするデマントの傘下にあり、ロイヤルフィリップス社の商標ライセンス契約により創立されました。デマントの詳細については、www.demant.comをご覧ください。

プレスリリース提供：PR TIMES