プレスリリース
加茂地区周辺の生産農家で 6月中旬〜下旬には収穫
県内有数の早生桃の産地である川西市南部地区(主に加茂・南花屋敷地区)。5月中旬の今、多くの生産農家で桃の「袋かけ」の作業に入り、直径3センチほどの大きさにまで育った実一つひとつに袋を掛ける作業を行っている。収穫は6月中旬〜下旬。
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この「袋かけ」は、日焼けから桃の実を守ることで赤黒くなるのを防ぎ、害虫から実を守るために行うもの。形が良く、育ちのいい実を残して間引き(摘果)をし、残した実一つひとつに白い袋(紙製で縦16センチ、横13センチほど)を被せていく。同地区での袋かけは、今が最盛期で、美味しくきれいな桃を出荷するため、生産農家では家族総出の作業が続く。
加茂4丁目の畑で、「日川白鳳(ひかわはくほう)」や「はなよめ」、「夏雄美(なつゆうび)」を育てる農家の山口義典さん(やまぐちよしのり)は約8アールの敷地で桃の木を栽培している。
山口さん方では、8日(日)から妻と約7,000枚の袋かけを行っている。作業は5月中旬ごろまで続き、6月中旬には収穫を予定。収穫期にはにぎりこぶし大の実に育つ。
山口さんは「実はとても順調に成長しています。実の成長は、今後の天候によって大きく左右されるため、適度に晴れて雨が降る良い気候が続いて、大きくおいしい桃に育ち、皆さんにお届けしたい」と話していた。
<川西特産の桃>
市内加茂地区などでは約40戸の農家が約4ヘクタールの畑で早生品種の「日川白鳳(ひかわはくほう)」を中心に栽培。京阪神地域を中心に年間約60トンを出荷している。
プレスリリース提供:PR TIMES