プレスリリース
MiR設立からの足跡をたどり、10年にわたる発展の経緯をご紹介
2023年5月31日に設立10周年を迎えたMiR(モバイルインダストリアルロボット)は、自律型モバイルロボット(AMR)の世界的なリーディングカンパニーとして、世界中の多国籍な大企業に柔軟でユーザーフレンドリー、かつコスト効率の高い構内物流の自動化を支援するため、新たなステップを踏み出します。
10年足らず前、完全自律型モバイルロボット(AMR)が倉庫や製造現場で従業員とシームレスに連携するという構想は、近未来的なものに思えました。現在、MiR(モバイルインダストリアルロボット)の数千台のAMRは、人間の操作員、別の作業エリア、外部ガイダンスを必要とせず、部品の配送、完成品の輸送などさまざまなロジスティクス作業を担当しているのです。
アナリストの予測
アナリストは、AMR市場は少なくとも2027年まで毎年2桁の成長を続けると予想しており、これは数十年にわたる成長の始まりに過ぎないとしています。
Interact Analysisのマネージングディレクター、Ash Sharmaは次のように述べています。「MiRはAMR業界の草分け的存在であり、工場や倉庫に簡単に導入・統合できるロボットの大規模なプラットフォーム開発において先見の明がありました。AMRが世界中の何千もの建物に設置され、未熟な産業から数十億ドル規模の産業となるまでに成長したのは、AMRの革新があったからです。」
MiR社長のJean-Pierre Hathoutは、グローバルマーケットリーダーとしての地位を維持し、あらゆる規模や業界の顧客にとって、この技術がさらに身近なものになるよう、継続的に取り組んでいくことに確固たる信念を持っています。
Hathoutは次のように述べています。「MiRの歴史の最初の10年間で、私たちはすでに技術とアプリケーションの信じられないほどの進歩を目の当たりにしました。私たちはまだまだ若い会社ですが、成長の面でも経験の面でも大きな進歩を遂げています。過去10年間、MiRはグローバルマーケットリーダーとして、AMRが安全で信頼性が高く、多くの搬送業務に対応するユーザーフレンドリーなソリューションであることを証明するため貢献してきました。多くのお客様との協働の経験のおかげで、私たちは自動化された構内物流の境界を押し広げ続けています。」
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グローバルな視野で設立
2013年5月、MiRの創業者であるNiels Jul Jacobsenは、企業の構内物流のあり方に変革をもたらすことを目指しました。2014年末にThomas Vistiが加わりました。 2人とも成功したロボット企業であるユニバーサルロボットで豊富な経験を積んでおり、貴重な市場洞察力と、わずか数年のうちに会社をゼロから世界を牽引するような成功に導く明確な戦略を持っていました。
創業当初、Vistiは車の荷台にMiR100ロボットを積み、ディストリビューターや企業にデモを行いながら移動していました。MiRは当初から、販売代理店経由の販売と集中的な製品ラインナップに基づくグローバル市場へのアプローチに重点を置いていました。現在、MiRのロボットは世界60カ国の220以上の販売代理店と認定システムインテグレータによって販売されています。MiRはデンマークのオーデンセにある本社のほか、ボストン、ニューヨーク州ホルブルック、サンディエゴ、マサチューセッツ州チェルムスフォード、ケンタッキー州ジョージタウン、シンガポール、フランクフルト、バルセロナ、横浜、ソウル、上海に地域オフィスを構えています。
途切れることのない成長の軌跡
2018年4月、米国のTeradyne(NYSE:TER)の子会社となったMiRは、世界市場のリーダーとしての地位をさらに加速させます。2015年にわずか3名でスタートしたMiRは現在、デンマークをはじめ世界中で420名以上の従業員を抱え、2022年の年間売上高は7700万ドル(USD)となっています。Toyota, Ikea, Novo Nordisk, Denso, DHL and Schneider Electricなどの大手多国籍企業が、MiRの売上の大部分を占めています。2022年のAutoGuide Mobile Robotsとの合併は、MiRの国際的な存在感にさらなる強みを加え、MiRの企業分野へのサービス供給力をさらに向上させました。
Hathoutは次のように述べています。「私たちは、常にグローバルな大企業の顧客を中心に考えてきました。AMR技術を成熟させ、導入と拡張を支援する新たなツールを開発する取り組みにおいて、顧客は身近で貴重なパートナーであると考えています」
ソフトウェア開発への戦略的な取り組み
MiRは、AMRの新モデルを継続的に開発することに加え、最近では、フリート管理者がロボットの操作を追跡・分析し、ロボットのパフォーマンスを向上させるための実用的なインサイトを得ることができる、新たなクラウドベースのソフトウェアツールの提供を開始しました。
「ロボット・フリートが増加するにつれて、パフォーマンスを最適化し、フリート全体を管理するためのソフトウェア・ツールの需要も高まっています」「AMRをフォークリフトやパレットリフターと同じように普及させるには、導入から再プログラミング、メンテナンスまでの障壁を低くすることが不可欠です。私たちはすでにこの方向で大きく前進していますが、まだ自動物流ソリューションの真の可能性を垣間見たに過ぎないと私は確信しています。」とHathoutは付け加えています。
【MiR(モバイルインダストリアルロボット)について】
MiRは、業界最先端の自律型モバイルロボット(AMR)を開発・製造している企業です。
2013年にデンマークで設立。2018年にTeradyneの傘下に入り、2022年にTeradyneはAutoGuide Mobile RobotsをMiRに統合し、低可搬から高可搬まで幅広いAMR製品を提供するようになりました。
デンマークのオーデンセにある本社のほか、ボストン、ニューヨーク州ホルブルック、サンディエゴ、マサチューセッツ州チェルムスフォード、ケンタッキー州ジョージタウン、シンガポール、フランクフルト、バルセロナ、横浜、ソウル、上海に地域拠点を構えています。今では世界60カ国に約220の販売代理店と認定システムインテグレータを擁するグローバルリーダーへと成長しています。
詳細については、https://www.mobile-industrial-robots.com/ja/ をご覧ください。
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MiR製品は、迅速、簡単、かつコスト効率よく構内物流を自動化し、マテリアルハンドリングを最適化することが可能です。製造業から物流、ヘルスケア産業など、さまざまな業界の大企業や中小企業、企業規模を問わず幅広く使用されている最先端のモバイルロボット製品をラインナップしています。
プレスリリース提供:PR TIMES