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Urban Innovation JAPAN

名古屋発の先進技術支援プロジェクト「Hatch Technology NAGOYA」、実証プロジェクト8件を発表

(PR TIMES) 2021年10月07日(木)09時45分配信 PR TIMES

「コロナ対策として大規模イベントの滞在人数を計測」「リアルを追求した農業ふれあいオンライン授業」など

アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県宝塚市 代表:中西雅幸)は、名古屋市(愛知県)とともに「Hatch Technology NAGOYA(HTN)」( https://www.hatch-tech-nagoya.jp/ )課題提示型社会実証支援に提案のあったスタートアップ企業等の審査を行い、8件の実証プロジェクトを先日決定しました(9月21日名古屋市より報道発表)。社会実証は9月から準備を開始し、来年2月に実証を終え、3月には報告をまとめる見込みです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-bf814b3c7943bd31d91b-0.png ]

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■「Hatch Technology NAGOYA」とは
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UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、これまで全国14の自治体とプロジェクトに取り組んできました。昨年に続いて名古屋市とともに取り組んでいる先進技術社会実証支援事業「Hatch Technology NAGOYA(ハッチテクノロジー名古屋)」の課題提示型社会実証支援もその一つです。

「Hatch Technology NAGOYA」は、先進技術の社会実証を支援することで、技術の研究開発や社会実装を促進することを目指し、「課題提示型社会実証支援」と「フィールド活用型社会実証支援」の2つの事業で構成されています。「Hatch」とは「かえす、孵化する」を意味します。名古屋から先進技術という「卵」を社会実装という形でどんどん「孵化」させていくことを目指しています。

課題提示型社会実証支援は、名古屋市が提示する行政課題、社会課題及び新型コロナウイルス感染症関連課題に対して、先進技術を活用した解決策を持つ企業等を広く募集し、選定した実証プロジェクトに対する費用の一部負担や実証に必要な調整等の支援を実施します。
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■社会実装を行う課題と採択企業
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行政課題1)遅延なく的確な避難情報発令を!膨大な情報をもとにした危険度判断支援ツールの開発


[画像2: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-0d6285d20a587159c23f-1.jpg ]

AI等を活用し、河川の水位状況や現在の降水量、今後の予測雨量、気象警報の発表状況などの情報をもとに、危険度判断・避難指示発令を支援するシステムを開発し、遅延なく的確な避難情報 発令を補助する仕組みづくりに取り組む。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/evacuation/
所管課:防災危機管理局危機対策室
採択企業:株式会社 Spectee https://spectee.co.jp/

行政課題2)学校・おうちでできる新しい農業体験でdelaふぁーむをもっと知ってもらいたい!


[画像3: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-5e93b3ecf20ac7524154-2.jpg ]

360度カメラやARを利用し、自宅から参加できる“リアル”な農業体験イベントを提供し、“おうち”で手軽にコンテンツサービスが受けられるよう、オンライン体験プラットフォームの構築・活用に取り組む。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/delafarm/
所管課:緑政土木局農業センター
採択企業:株式会社ウィーケン https://www.weeek-end.com/

行政課題3)画像認識 AI を使ったバスの OD データを 取得し、利用者ニーズにあわせた路線設定 を実現したい!



[画像4: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-b44d1545f34f9891d922-3.jpg ]

市バス車内の前後にある扉付近にAIカメラ(エッジコンピューティング)を設置し、個人情 報保護に配慮しつつ、各バス停で乗車・降車の人数をカウントするシステムを構築する。これにより、調査に必要なコストを削減し、併せて乗車データの収集を行うソリューション構築に取り組む。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/od-data/
所管課:交通局管理課
採択企業:株式会社アプリズム http://apprhythm.co.jp

行政課題4)SNS を分析し、もっと多くの声を名古屋市の 市政に取り込みたい!〜名東区の魅力発 見から始めてみよう!〜


[画像5: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-329a3810eb2ae2ba933b-4.jpg ]

名東区とベンチマークとなる周辺地域の話題を独自の分析プロセスを用いて比較することで、可視化されていないニーズ(魅力・強み)を抽出し、具体的な区政立案への活用に取り組む。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/sns-meito/
所管課:スポーツ市民局広聴課、名東区役所企画経理室
採択企業:株式会社 TBWA HAKUHODO コンサルティング局 65dB TOKYO http://65db.jp/

社会課題1)金城ふ頭来訪者への最適なアクセスルート 案内ツールの開発


[画像6: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-c8b0deeb25a1249cd13a-5.jpg ]

ユーザーが移動したくなるような目的地を推薦するマップナビシステムNOSPOTを使って、最適な交通ルート提案と魅力的な目的地提案等により、港湾物流との調和をはかりつつ、港湾風景の魅力発信、更なる来訪機会の創出を行う。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/kinjo-pier/
所管課:住宅都市局名港開発振興課、観光文化交流局MICE推進室
採択企業:株式会社 New Ordinary https://new-ordinary.co.jp/

社会課題2)「最先端モビリティ都市」の実現へ向けて、 先進技術を活用して人の動きを調査した い!



[画像7: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-977bd92493003fd2d32f-6.jpg ]

カメラで取得した映像をAIで解析して自動車や歩行者の移動実態を調査できる仕組みの構築に取り組む。動画解析プラットフォーム「Label Note」、夜間のデータ取得や個人情報保護が可能なカメラの活用検討も実施する。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/mobility-plan/
所管課:住宅都市局交通企画課
採択企業:株式会社インテージテクノスフィア https://www.intage-technosphere.co.jp

コロナ課題1)大規模イベント会場内の滞在人数即時計測システム〜ウィズコロナ時代における安 心安全なイベント開催を目指して〜


[画像8: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-5930b7bbf6f704439d9c-7.jpg ]

エッジAIカメラ製品「IDEA counter」を使って、ポートメッセなごやで開催されるイベントの滞在人数を把握する実証。人件費やシステム利用料などのコスト削減、最小限の人手によるオペレーションの定着化を目指す。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/mice-with-covid19/
所管課:観光文化交流局MICE推進室
採択企業:Intelligence Design 株式会社 https://i-d.ai/

コロナ課題2)XR 技術を活用してコロナ禍でも臨場感ある 上下水道工事地元見学会を実施したい!


[画像9: https://prtimes.jp/i/72562/10/resize/d72562-10-235177396e10089f999d-8.jpg ]

VRとVFX技術を活用し、実写にCGを合成して上下水道工事を分かり易く解説する。映像に加え現場音も360度収録し、臨場感溢れる地元見学会の実施に取り組む。
(課題詳細:https://urban-innovation-japan.com/project/nagoya-city/2021-3/xr-construction/
所管課:上下水道局建設工事事務所
採択企業:株式会社スピード https://speedinc-jp.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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