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アノテーションプラットフォームの「FastLabel」がヘッドウォータースのマルチAIプラットフォーム「SyncLect」と連携を開始

(PR TIMES) 2021年07月05日(月)17時33分配信 PR TIMES

FastLabel株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鈴木健史、以下「当社」)は、自社製品であるアノテーションプラットフォーム「FastLabel」と、AIソリューションを提供する株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田庸介、東証マザーズ証券コード:4011、以下「ヘッドウォータース」)が提供するマルチAIプラットフォーム「SyncLect」の連携を開始いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/65427/10/resize/d65427-10-8831c9a28efe14ffc637-0.png ]

AIは2030年までに約13兆ドルにおよぶ追加の世界経済活動をもたらす可能性があると予測されていますが、一方でAIプロジェクトの約80%はデータの整備とラベリングに費やされているのが実状です。

当社は、「AI開発を10倍速くする」ことをミッションに、AI開発に必要な教師データの作成、分析、管理を効率化、および精度向上を実現するプラットフォーム「FastLabel」を開発し、国産のデータアノテーションツールとして、これまで国内の大手企業やAI開発企業を中心に提供をしてきました。主に「教師データ作成のコスト削減」「教師データ品質の向上」という観点で、AIプロジェクトにおけるコスト削減や精度向上に貢献をしてきましたが、AI開発の後続プロセスであるモデル学習や評価、デプロイといった範囲でのサポートはできていませんでした。AIの精度を上げていくためには、モデル評価からデータ修正まで含め高速にPDCAを回していくことができるMLOps(※1)の仕組みが必須となります。そのため、今回ヘッドウォータースの提供するマルチAIプラットフォーム「SynLect」と連携をすることで、AI開発企業が取り組むプロジェクトの利便性を向上し、AI実用化の推進に貢献することを目指しています。

ヘッドウォータースの提供する「SyncLect」は、マルチチャネルで活用できるAI統合プラットフォームです。様々なAIモデルに対応した学習基盤の提供を行うだけではなく、各デバイス間の双方向通信を可能にしデバイス横断でデータ収集及びデータアウトプットを行えるIoT基盤や、インターフェースを問わずにAIが活用可能なマルチコネクト機能を提供しています。そのため、AIデータの収集からAIの実装まで、センサーやカメラなどの各種デバイスやチャネルを柔軟に活用し運用していくことが可能です。

昨今では、自動運転やドローン、防犯カメラ等のエッジ(端末)自体にAIを搭載する、エッジAIのニーズが高まりつつあります。ヘッドウォータースの提供する「SyncLect」は、エッジAI開発において最適なソリューションであり、本連携を行うことにより、エッジAI開発におけるアノテーション需要に対しても応えていくことが可能になります。


連携による主な特徴:

・AI+IoTを一括管理できる「SyncLect CL Dashboard」上で、アノテーション作業を誰でもノーコードでできるインソースモードと、数円単位から外部依頼できるアウトソースモードを搭載したMLOps。
・映像解析エンジン「SyncLect Detection」の学習済みモデルにノーコードで転移学習。※2
・エッジAIプラットフォーム「SyncLect IoT Edge」で任意のAI学習モデルをIoTエッジデバイスにリモートで入替・アップデート。※3
・日本マイクロソフトが提供するAzure Storage、SyncLect、FastLabelとのシームレスな連携

[画像2: https://prtimes.jp/i/65427/10/resize/d65427-10-ed1259dda73c378febc8-1.png ]


今後は、自動運転車両/自律飛行ドローンなどモビリティデバイスでの映像解析、スマートストアにおけるカメラとセンシングデータから成る点群画像解析、スマートシティにおけるエッジデジタルツイン※4、音声波形の特徴量並びに環境音解析におけるデータラベリングなど、多くのAIプロジェクトで連携を図って参ります。

※記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

※1.MLOpsとは、実験的な機械学習モデルを本番システムに組み込むプロセスです。この言葉は、「機械学習」とソフトウェア分野でのDevOpsの継続的な開発慣行を組み合わせたもので、PoCから実運用に乗せる為の技術的テーマとして注目されています。

※2.転移学習とは、ある領域の知識を別の領域の学習に適用させる技術です。既にある学習モデルを応用して追加で学習させる事で学習コスト削減に繋がります。

※3. エッジAIはIoTデバイス内で機械学習予測やディープラーニング推論を行う技術で、主に自動運転で用いられている技術です。クラウドを利用しない事でレスポンスタイムの向上、コストパフォーマンスの向上、インターネットを経由しない為セキュリティ性の向上に寄与します。

※4. デジタルツイン(Digital Twin)とは、IoTにより現実世界のモノ、場所、プロセスなどデジタル上で表現・接続できる技術の総称です。


株式会社ヘッドウォータースについて
社名:株式会社ヘッドウォータース
代表者:代表取締役 篠田庸介
事業内容:AIソリューション事業
本社所在地:東京都新宿区新宿2-16-6新宿イーストスクエアビル7階
URL:https://www.headwaters.co.jp/

FastLabel株式会社について
社名:FastLabel株式会社
代表者:代表取締役社長 鈴木 健史
事業内容:アノテーションプラットフォームの開発・提供
本社所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-5-27 201号
URL:https://fastlabel.ai/

本プレスリリースに関するお問い合わせ
FastLabel株式会社 広報担当 中島
メール:info@fastlabel.ai



プレスリリース提供:PR TIMES

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