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ローカルフードサイクリング株式会社

LFCコンポスト、フランスでの協業から提携へ

(PR TIMES) 2022年03月02日(水)00時10分配信 PR TIMES

〜脱炭素社会に向けたグローバルな顧客ニーズのへの対応〜

都市型コンポストの販売を手がけるローカルフードサイクリング株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:たいら由以子、以下「ローカルフードサイクリング」)は、欧州地域への事業拡大を加速させるため、 Local Food Cycling France EURL(本社:フランス・パリ、代表:川波朋子、以下「LFC フランス」)と2022年2月10日より事業提携を開始したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/52836/10/resize/d52836-10-c207d73528d0aff6359a-0.jpg ]

 フランス支社設立の背景
 ローカルフードサイクリング株式会社は、日々の暮らしと土の改善をつなげて、コンポストを軸とした「半径2km単位での食の循環」をつくるため、1998年よりNPOでの普及研究活動を経て令和元年にLFCコンポストを開発しました。
 フランスにおいては、2020年12月より実験的取り組みとして有限会社TOÏROにてLFCコンポストセット PARIS エディションの製造及び販売を行なっており、日本発の都市型コンポストとして、パリをはじめフランス各地にユーザーの輪が広がりつつあります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/52836/10/resize/d52836-10-beed2a05904f26cacff5-1.jpg ]

                 LFCフランス代表川波・LFC代表たいら


 欧州においては、2019年12月に発表された欧州グリーン・ディールの枠組みの下、2050年気候中立(温室効果ガスの実質排出ゼロ) 達成に向けた先進的な政策が進められています。※1
 フランス政府は、その段階的目標として2030年までに温室効果ガス排出40%削減※2を掲げ、市民からの政策提言を受け2021年8月に気候変動対策・レジリエンス強化法を交付しました。こういった状況を受け、排出削減目標のために市民がイニシアチブを持って日常生活で取り組むことができる行動の一つとして、コンポストによる生ごみの資源化と、食の循環の実現がより重要となり、本商品が選ばれる市場が法整備により一層拡大していくと考えております。

 私たちは、20年以上に及ぶNPOでの普及研究活動に基づくコンポストに関する幅広いノウハウや、日本で先行し提供している質の高い利用者サポートを強みに、フランスの主に都市部のコンポスト未経験者層に対して高いニーズを見込んでいます。今後日仏間で協業から提携という形で、より強固な関係を築き、ベランダでできる都市型コンポストの普及を通じた「2030年 生ごみ100%資源化」の実現に向けて全力を注いでまいります。

 「LFCコンポスト」とは
 「LFCコンポスト」は、都市に住みながらも生ごみの堆肥づくりに取り組みたい人向けに開発された「バッグ型コンポスト」です。
 長年の研究成果を反映した、悪臭や虫の発生しにくい、ベランダや家の中にそのまま置けるスタイリッシュな雰囲気が特徴です。2020年1月の国内販売開始以降、累計参加人数は約1,3万世帯、主に首都圏を中心に利用されています。2021年の生ごみ削減量は約986t、CO2削減量は約484トン※3に至りました。
 利用者の広がりを受けて、昨今では堆肥の受け入れ提携先の拡充、また利用者がより知識を深めるためのアンバサダー講座を定期開催し、循環型社会の実現に注力しています。

 
[画像3: https://prtimes.jp/i/52836/10/resize/d52836-10-196da841e017aa109a43-2.jpg ]

                    LFCガーデニングセット

 ローカルフードサイクリングについて
日々の暮らしと土の改善をつなげて「半径2km単位での食の循環」をつくるため、1998年より代表の平がNPOでのコンポストの普及研究活動を開始、その後LFCコンポストを開発。都会人でも気軽に参加できるエコロジー活動としてコンポストの体験と価値を届け、実践をサポートすることを使命としています。台所から持続可能な未来作りをするお手伝いに多くの人が参加できるように、現在、2種類の都市型コンポストを販売し継続支援に力を入れています。
 両社は共に、世界13カ国でソーシャルビジネスを展開する株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:東京新宿区、代表取締役社長:田口一成)のグループ会社です。


〈ローカルフードサイクリング株式会社 会社概要〉
会社名:ローカルフードサイクリング株式会社
代表取締役:平 由以子
所在地:福岡県福岡市東区香住ヶ丘6丁目12番3号
設立:2019年10月3日
事業内容:コンポストの製造・販売
ホームページ:https://lfc-compost.jp/

〈Local Food Cycling France EURL 会社概要〉
会社名:Local Food Cycling France EURL
代表:川波 朋子
所在地:21 rue de Fécamp 75012 Paris, France
事業内容:コンポストの製造・販売
ホームページ:https://lfc-compost.fr

【本件に関するお問合せ先】
Local Food Cycling France 代表:川波
メール:contact@lfc-compost.fr


※1 出典:EU MUG「欧州グリーンディールとは? 
https://eumag.jp/wp-content/uploads/2020/02/green_deal.pdf

※2 出典:JETRO「市民からの政策提言を基に環境法を策定・施行(フランス)」レポート
https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2021/46c5285cbc7ab47a.html

※3 コンポスト基材1つに対し、約20kgの生ごみを削減。削減した生ごみの量に対し、生ごみ係数(出展:NPO法人循環生活研究所)0.35をかけるとCO2削減量が算出されます。少なく見積もるため生ごみは7割の量で計算しています。



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