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DBC1号投資事業有限責任組合へのLP投資について

(PR TIMES) 2023年12月18日(月)14時45分配信 PR TIMES

・ユニコーンの創出に向けたプレシード/シード期のスタートアップ支援
・Society5.0に向けた新規事業の創造の推進
・機関投資家からの資金調達の拡大
 株式会社産業革新投資機構(本社:東京都港区、代表取締役社長:横尾敬介、以下「JIC」)は、プレシード/シード期のスタートアップ支援を掲げる株式会社Dual Bridge Capital(以下「DBC」)が運営するDBC1号投資事業有限責任組合 (以下「DBC1」)に対して、20億円のLP投資を行うことを決定しましたのでお知らせします。
JICはオープンイノベーションによる企業の成長と競争力強化に対する資金供給を通じて民間投資の促進や投資人材の育成等を行い、我が国の次世代産業を支えるリスクマネーの好循環の創出をミッションとしています。
JIC はミッション達成のため、民間ファンドへの LP 投資や傘下のファンドによる企業等への投資を通じて政策的に意義のある事業分野への投資を行います。


DBC1に対するLP投資について

(1) JICの投資基準
 JICの投資基準*では「ユニコーンの創出」と「Society 5.0に向けた新規事業の創造の推進」が重点投資分野として挙げられています。具体的にはグローバルな経済圏において競争力をもって持続的に成長することを目指すユニコーン(企業価値が10億ドル以上となる未上場スタートアップ)の創出への支援や、事業者にとって不確実性が高い非連続的な成長が必要であり、長期かつ大規模なリスクマネー供給を必要とする新規事業の創造に係る事業分野への支援を掲げております。
https://www.j-ic.co.jp/jp/investment/criteria/

(2) 投資分野の現状
 日本発のユニコーンの創出を加速させるためには、新規事業の創出に挑戦する起業家を積極的に支援し、将来的にユニコーンに成長する可能性がある有望なスタートアップの数を増やしていくことが重要になりますが、国内市場におけるプレシード/シード期のスタートアップに対するリスクマネーの供給は依然として限定的です。

(3) DBC1 について         
 DBC1は、DBCの初号ファンドとして、プレシード/シード期のスタートアップに対する投資・支援実績を有する経営陣が独自に培ってきたネットワークを生かし、同ステージの投資に注力する方針です。DBCの関係会社である株式会社ミダスキャピタルは「世界に冠たる企業群を創る」をビジョンに掲げ、未上場スタートアップ等への投資を行っており、同社の投資先企業群が有する人的ネットワークに基づくソーシング等も可能になります。また、DBCは、技術革新により市場の変化が起きている分野や、既存産業においてAI等の新たなテクノロジーやビジネスモデルを競争優位とする事業を行うスタートアップ等に投資する方針を掲げています。
 JICはDBC1へのLP出資により、Society5.0に向けた新規事業や新産業の創造に繋がることを期待しています。また、プレシード/シード期のスタートアップに対する投資活動を強化することで、ユニコーン候補を増やし、日本のスタートアップエコシステムの下支えとなることを期待しています。加えて、JIC は DBC1 に対してリスクマネーの供給とともに体制整備等の支援を行うことで、機関投資家からの資金調達の拡大を企図しています。



<DBC1>
名称  :DBC1号投資事業有限責任組合                   
設立  :2023年                                    
存続期間:10年間(最長2年間の延長が可能)                               GP   :MV有限責任事業組合

<運用会社概要>
名称  :株式会社Dual Bridge Capital            
設立  :2022年
所在地 :東京都渋谷区
代表者 :代表取締役 伊東駿、寺田修輔


(参考)JIC のファンド投資戦略  

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/126311/9/126311-9-c0b484157e9ab33eeff76389df6cfbd8-575x436.png ]




(参考)JIC のLP投資のねらい

(1)企業の成長と競争力強化に向けたリスクマネー供給の「呼び水」
産業競争力強化の観点から重要であるものの、民間投資資金が不足している分野(投資戦略、セクター、ステージ、地域等)への資金供給を行い、短期及び中長期的な民間投資資金の「呼び水」となることを企図します。

(2)リスクマネーの好循環を支える多様な投資チーム・投資人材・投資戦略の創出

1.投資チーム
JICからの投資を通じて、ファンドの運用チーム(運用会社)の経験値とトラックレコードを積み上げ、投資家への対応力を上げることで、次号ファンド以降機関投資家(年金・海外投資家等)からのリスクマネー仲介の担い手としての成長を促進します。

2.投資人材
JVCA(一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会)等の業界団体、機関投資家、投資先運用者の協力を得ながら、運用者におけるベストプラクティスの研究・導入、投資人材の育成を支援します。

3.投資戦略
日本に定着している戦略以外の戦略でも、ファンド設立等に対しJICがLP投資することで市場に多様性と厚みを付加します。


株式会社産業革新投資機構(JIC)について
JIC は2018 年 9 月、産業競争力強化法に基づき発足した投資会社です。JICは、Society5.0に向けた新規事業の創造の推進、ユニコーンベンチャーの創出、地方に眠る将来性ある技術の活用、産業や組織の枠を超えた事業再編の促進、を重点投資分野としています。これらの分野に対し、傘下のファンドや民間ファンドへの LP 投資を通じてリスクマネーを供給することで、我が国におけるオープンイノベーションを推進し、我が国産業の競争力強化や投資エコシステムの拡大に貢献することを目指しています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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