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ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社

5G NRテストに最適。ローデ・シュワルツのR&S FSV/R&S FSVAシグナル・スペクトラム・アナライザ、周波数が最高50 GHzに拡大

(PR TIMES) 2022年09月25日(日)09時40分配信 PR TIMES

最高54 GHzまでの信号解析で最高52.6 GHzというFR2周波数帯を完全にサポート。5G NRテストに最適なほか、宇宙航空・防衛産業のアプリケーションにも対応可能

シグナル・スペクトラム・アナライザの新モデルR&S FSV3050とR&S FSVA3050の発売によって、同シリーズの対応周波数レンジが50 GHzへと広がりました。さらにオプションを追加すれば、最高54 GHzまでの信号解析が行えるように拡張できます。これにより、最高52.6 GHzというFR2周波数帯を完全にサポートできるため、5G NRテストに最適なほか、宇宙航空・防衛産業のアプリケーションにも対応可能になりました。同ソリューションは、2022年9月27〜29日にMilano Convention Centreで開催される展示会EuMWのD18ブースに出展します。
[画像: https://prtimes.jp/i/104512/9/resize/d104512-9-a3fc93fad367770ab2ec-0.jpg ]

R&S FSVは、可能な限りシンプルかつ迅速に複雑な測定のセットアップをユーザーが行えるように設計され
ています。その簡単な操作性、比類なき測定速度、そして最大200 MHzの解析帯域幅により、研究室や生産
ラインで使える優れた計測器となっています。一方のR&S FSVAは高いダイナミックレンジに加えて、-127
dBc/Hz(1 GHzのとき、オフセット10 kHzで)という卓越した位相雑音の低さを実現しており、従来はハイ
エンドな計測器が担っていたような高い性能を発揮します。解析帯域幅が最大1 GHzとなっていますので、
ユーザーはパワーアンプのリニアライズや短時間イベントの捕捉、周波数アジャイル信号の特性評価といっ
た非常に高度な測定アプリケーションにも対応できます。

50 GHz対応モデル発売の狙いは、主に5G NRアプリケーションにあります。FR2のn262帯域は47.2〜48.2 GHz
ですが、これを新しい50 GHzモデルはデフォルト構成でカバーしています。さらにR&S FSVA用オプション
のR&S FSV3-B54Gを追加すれば、52.6 GHz というFR2周波数帯の上端をも含む最高54 GHzの信号解析が可能
になります。そのほか、航空宇宙および防衛産業のアプリケーションにも対応することが可能です。ITU
(国際電気通信連合)は47.2〜50.2 GHzと50.4〜51.4 GHzをGSO(静止衛星)システムに割り当てており、
この周波数に対応したフィルタやアンプ、導波管などのコンポーネントを製造するとうアプリケーションに
最適なモデルです。

さらに、この50 GHzモデルにはFSV3-B710性能強化オプションも利用できます。性能を拡張して仕様を高め
るR&S FSV3-B710オプションは、R&S FSVおよびR&S FSVAの新しい2モデルにも対応しています。位相雑音性
能を高め、DANL(表示平均雑音レベル)を低減するとともに、R&S FSVA対しては周波数レンジの下限を2 Hz
へと引き下げることができます。

プレスリリース提供:PR TIMES

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